米国パブリック・シチズンによるTPA法案の分析

STOP TPP!! 市民アクション: 米国パブリック・シチズンによる
TPA法案分析「2002年ファーストトラックが復活」

4月16日に公表された米国パブリック・シチズンによるTPA法案の分析です。市民
アクション翻訳チームが翻訳しました。

この分析は、今回上程されたTPA法案が2002年~07年のTPAおよび廃案とな
った2014年の法案の焼き直しにすぎないなど多岐にわたる指摘をしています。その
内容は、議会の権能や要求を記しているものの、いったん妥結すれば他の参加国が同意
しなければ日程上も行使する条件の無いもので、貿易協定に関する憲法上の議会の権限
を奪うものでしかなく、また一部の新たな内容もそれを担保する措置が盛り込まれてい
ないことなどを批判しています。そして実際に、過去の貿易協定では結局議会の要求は
考慮もされず、協定に盛り込まれることはなかったとしています。さらに透明性の点に
おいても今回の法案は、過去の、例えば1988年ファーストトラックにおいて交渉経
過などが都度公開され、議員や議会職員が自由に閲覧できたこと、必要な場合にファー
ストトラック権限をはく奪する場合の手続きなどに比較すれば不充分なものでしかない
、と批判しています。

その上で、昨年来の米国議会の根強いTPA批判、現在も不透明な議会の情勢などから
成立の可能性は低いと断じています。
(2015年5月25日時点)

先に翻訳をして紹介した、米議会委員会によるTPA法案の節ごとの概要説明と合わせ
て読んでいただくのもよいと思います。

この間の米国議会での攻防、TPA法案の内容と取り扱われ方をフォロ-しながら、法
案としての不充分さよりも、議会と行政府との関係、貿易協定の進められ方など民主主
義の観点からは問題点だらけで抜本的な見直しがされてしかるべきであり、そのことは
当然日本にも当てはまることを感じた次第です。

(2015年5月25日:翻訳グループリーダー・近藤康男)
(翻訳:清水 亮子/監修:廣内 かおり)

http://stoptppaction.blogspot.jp/2015/05/blog-post_26.html

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

Categories TPP

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