サンテレビニュースPORT 敗戦70年 被爆体験を尼崎で語り継ぐ  

 永岡です、サンテレビのニュースPORTで、敗戦70年企画、被爆体験を語り継ぐ
取り組みが報じられました。
戦争体験者が減る中、尼崎で証言集が作られています。
地域の子供たちに語り継ぐのに、紙芝居を使われてきた、山家好子さん(80歳)の
70年前の体験、広島で原爆にあい、朝、母親に見送られ、爆心地近くの学校へ行くと
ころ、再び母と会うことはなく、家は破壊され、母が入れていた金歯で、そこで亡く
なったことを知るのです。
21歳で結婚し、尼崎に来られて、あの日の体験を、尼崎の小学校で語り15年、アメ
リカは憎くないかと聞かれて、やり返しても新しい被害者が出るだけと、山家さん言
われます。
同じ尼崎の東山さん、同じく、広島で被爆し、爆弾も受けたことはなく、看護師の
母は被害者の対応に追われ、母親の体験はあまりに悲惨な話であり、ウジ虫の湧いた
人は焼き場へ、となりました。
体験者にしか分からない苦しみや悲しみ、しかし、お二人とも、いつまであの体験
を語れるかと思い、戦争体験を語り継ぐのに、尼崎市の職員が乗り出し、原爆被害者
の活動を残したいと、証言集、忘れてはならない夏がある、協賛金80万円を集めて完
成させ、お二人の体験談と、資料映像を加えて、完成させました。
尼崎の職員さんも、原爆のことはもう昔で、子どもたちに実感はなく、しかし祖父
母の世代が体験したことを、子どもたちに伝えたいと、これを始めました。
記録はDVDになり、これは小学校など200か所に寄贈され、お二人の思いを、子
どもたちに伝えています。原爆の、悲惨さを忘れてはいけない、人間なら、みんな幸
せになってほしいと、お二人は言われます。
まもなく原爆投下から70年、体験を伝えるため、このDVDは尼崎市役所で扱い、
尼崎市民以外の閲覧も出来ます、以上、サンテレビのニュースの内容でした。

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this:
search previous next tag category expand menu location phone mail time cart zoom edit close