ジャーナリストの二木啓考さんのお話でした。
今朝の朝刊は、朝日は派遣法改悪、読売は経済財政会議、産経も骨太の方針、毎日
は戦争法案の憲法問題、日経はゆうちょ銀行です。
その、戦争準備法案((c)牧太郎さん)、憲法学者3人が全員違憲と語り雲行きが怪
しくなり、昨日の委員会で、菅干渉長官((c)やくみつるさん)、辻元氏に一杯賛成
の学者の名前を挙げろと言われて、言えず、数ではないと開き直りです。
そして、2週間での採決は困難として、二木さん、子どものやり方と同じと語ら
れ、国会は安倍自民のイケイケから潮目が変わり、この違憲問題で、自民の呼んだ人
が違憲といい、法案が憲法違反となった+年金問題(125万件漏洩、マイナンバー制
度も不透明)+世論調査で反対多数、説明が十分でないが81%で、谷垣氏も説明不足
を認めて、安倍氏と谷垣氏、24日までに収まらないと、延長するとしたものの、今の
24日までの審議で、野党は90時間審議せよとして、安倍総理に夏休みもなくなり、1
か月~9月まで下手したら国会は伸びて、数で強行できても、今やったら大騒ぎにな
り、会期が伸びる=衆院通過が7月下旬になり、安倍政権、調子がよかったのに風向
きが変わり、これからどうなるか、注目と言われました。
山口での障碍者施設での虐待事件、元職員が、映像が決め手となり逮捕です。下関
市には内部告発もあり、福祉施設での虐待は2013年度で266件、これは発覚したもの
だけで実際はその4倍、二木さん、下関市は本気で解決せず1年放置し、テレビでの告
発で動き、前提として、この施設は障碍者就労施設、親御さんには子供より早くなく
なるので、子どもの自立をさせるもので、他に行くところはないのに、これでは暴力
団で、行政が放置し、下関市、障碍者施設の認定を取り消すというものの、行政がお
粗末で、もう一度全部やり直すべきと言われました。
高層マンションから水の入ったペットボトルを落としていた少年が逮捕され、二木
さん、2kgのダンベルが落ちたようなものと語られ、女性がケガして、妊娠していた
もの胎児は無事で、上を見て歩かず、何度もやっており、命にかかわり、人間は善意
で暮らしているが、こういう悪意には対処できないと言われました。
また、97年の神戸事件の少年Aが手記出版で、二木さん、この本が出ることは3か
月前から話題になり、どこの出版社かと疑心暗鬼になり、結局太田出版であったもの
の、被害者遺族には、ちゃんと謝罪もなく問題だと言われました。
MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace
憲法前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。