ネットワーク1・17(2015/10/19)、屋上ではなく高台へ、子供たちを救った校長の判断、麻生川敦さんのお話

永岡です、第983回ネットワーク1・17、今週も毎日放送アナウンサーの千葉猛さんの司会で放送されました。

一昨日から今日にかけて鳥取で地震、震度4もあり、鳥取気象台も把握しておらず、防災対策の点検を指示しています。

今回は改めて東日本大震災の検証、津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町、海岸から300mのところにあった町立戸倉小学校は、屋上のある3階を越えて津波に飲まれて、児童と教職員は高台に逃げて命を守りました。

マニュアルでは、屋上への避難が想定されていたのに、あまりの地震の大きさに、屋上ではなく高台への避難を決めました、非常時に持ち出すものも決められており、避難先で防寒具や毛布が役に立ちました。

校長であった麻生川(あそかわ)敦さんの、お話がありました。麻生川さん、震災時には大きな地震で、教頭と高台に逃げようと決定し、避難訓練時には校庭に集まり人数を確認してからであったが、あまりに地震も大きく、停電で放送も出来ず、教頭が誘導して高台に避難し、しかし津波の様子がひどく、さらに高い神社に避難して助かり、屋上はおろか、最初の避難所でも全滅であったのです。

避難マニュアルについては2年話し合いを続けて、その中で昔から高台への避難を決めていたが、最短10分かかり、宮城沖地震が近いと言われて、東北大のシミュレーションでは3分で津波と言われており、なら、早く避難するためには屋上がいいと思い、消防も屋上でいいと言っていたが、地元では津波の際は高台に逃げて、そこからさらに逃げられるので、こちらを選び、マニュアル通りなら、2年の話し合いで高台か屋上か迷い、地震時に校長が避難場所を考えることになり、マニュアル変更は震災のほんの少し前で、東北大と連絡して、屋上が大丈夫と言われたらそちらにする予定が、相談する前に東日本大震災であったのです。

判断は大変で、一時避難した高台より、さらに上に避難する必要があり、地震から30分で津波、危ないと思い、さらに駆け上がり、ほんの2,3分の差で、最初のところは水に飲まれて、もうダメと半分は思い、島の上にいた状態になり、避難時に学校にいた人は助かったが、帰宅した子供の一人が、高台に逃げても、車の中で暖を取っていたら津波に飲まれ、また一緒に逃げていた先生、ご主人が手術後に家にいたので、帰ってしまい、止めたのに、自宅で津波に飲まれた。

子供たちに、避難したら戻らないと教えていたのに、大丈夫と思ってしまう気持ちが麻生川さんにもあり、災害時にその場で判断すべき項目があり、その場での判断が大切で、そのために災害時に何をやるべきか決めておくべきで、マニュアル整備で役に立ったのは、先生方の見解も異なり、しかし小学校にラジオがなく、地震のみなら校庭に集まったらいいが、津波を知るためにはラジオがいるのに、それがなくて、ラジオを、手回し発電機付きのものを買い、それで津波を知った。

職員室は1階にあり、パソコンがやられるので、データをUSBにコピーして持ち出し、これが復興に大変に役に立った。防寒着、冬は寒く、避難場所は何もなく、防寒着は持たないと子供たちが持たず、防寒着も役に立った。

マニュアルを作ったことは大事で、想定することが大事で、逃げる時に何を考えるべきかであり、マニュアルに足りなかったのは、逃げていて、想定する際に、命を守る想定はあっても、その後、避難場所に行った後は、食料も水もなく、子供たちは一晩チョコやみかんしかなく、場所は神社でも、地震で破壊され、余震も怖く何に入れず、津波が来た際に負傷した人が2人いて、薬、通院の際に神社の戸板に乗せて運び、長期避難をマニュアルで想定していなかったと、麻生川さん言われました。

今後の災害対策で、防災には細かいところまで考えるべきで、一人では分からず、専門家の話も聞いて、新しいものに更新することも必要で、100%の備えを目指しても、想定外のことが必ず起こることを考えるべきで、理想的なものの中は逃げられず、想定外のことが起こることを予期し、冷静に考えるべきなのです、以上、麻生川さんのお話でした。

 

ニュースは河本光正アナウンサーの担当でした。

中国経済の原則があり、リーマン・ショック以来の7%割れで、6年半ぶり、輸出が3か月連続で落ち、輸入も12か月落ちています。

野党5党は幹事長、書記長会議で、政府に臨時国会の招集を要求し、秋の臨時国会は総理の外遊を理由に政府は断っているものの、1/4の要求で、開会できます。

島尻大臣が、顔写真入りのカレンダーを配っていたことで、菅干渉長官は問題ないと嘯き、公選法では有権者への寄付を禁じているのに、菅氏は問題ない、進退問題もないというのです。

維新の堺市議、小林市議の件、チラシを配布せず、政務活動費を返還し、他の会派より、配られていなかったことへの疑問がありました。

横浜のマンション傾きの件、基礎の杭は52本で、地盤に届いていないものもあり、データが改竄されていました。

台風24号はフィリピンに上陸、2人死亡、8人不明、堤防が決壊し、救助要請が殺到し、台湾、沖縄に進む可能性があり、台風25号は小笠原を北上です。

 

今週の放送、リスナーより、全校児童数が聞きたいとあり、91人であり、全員助かったのです。携帯電話、手回し発電機つきラジオもあるというのです。また、避難後の後をどうするかが大切という声もありました。

MBSでは、河北新報と共催で、10/30.に被災体験を聞く会を開き、今回の麻生川さん他が出られます。司会は千葉さんです。

http://www.mbs1179.com/117/

以上、今週のネットワーク1・17でした。

 

 

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