http://muslimworld.naganoblog.jp
と き 2015年12月4日(金)・5日(土) 両日とも10:30~16:00
ところ 松本商工会館 松本市中央1-23-1 https://www.mcci.jp/
参加費 1日1,500円(ハラール食事代込) 学生・生徒は半額
プログラム 第1日 12月4日(金)
10:30 開会
10:40 お話① 鈴木紘司(イスラム研究家)「イスラム世界で
暮らし働く」
12:00 昼食(ハラールの和食を食べてみる)食後10分ほどコメ
ント(鈴木紘司)
13:00 勉強会の共同設計のための討論
皮切り発言(板垣雄三)・全体討論[~14:30]
14:40 お話② 小林寧子(南山大学教授)
「女と男:インドネシアからイスラム世界を
見る」
16:00 第1日終了
第2日 12月5日(土)
10:30 お話③ 板垣雄三(東京大学名誉教授)「イスラム世界
に未来はあるか」
12:00 昼食(ハラールのエスニック食を食べてみる)
13:00 勉強会の共同設計のための討論
皮切り発言(板垣雄三)・全体討論「~14:20]
14:30 お話④ 床呂郁哉(東京外国語大学 AA 言語文化研究所
教授)
「マレーシア・フィリピンから世界を見る」
15:50 閉会[16:00終了]
※お話 : レクチャー 50分、質疑 30分、あわせて80分間
自分たちで、勉強会をつくりだそう!大集合
世界中が、いま、イスラム問題で大揺れ。シリア難民、イスラム国、パレスチナ争乱、
イエメン戦争
・・・。
後藤さん・湯川さん殺害をとっても、安保法制の議論ですぐホルムズ海峡の話題になっ
たのをとって
も、日本は中東・イスラム世界と直結。世界人口でイスラム教徒が大膨張、日本で隣人
がイスラム教
徒という日もじきに来る。イスラム圏/への企業進出や/からの観光誘致、イスラム金
融/イスラム
教にかなった(ハラール)食品/アラビア書道/ヘンナ(指甲花)染色/などへの関心
も高まっている。
好きなら好き、嫌いなら嫌いで、どちらにしても、イスラムについてよく知っておくこ
とが必要だ。
誰もかれもよく知らない、分からない、と言うから、自分たち自身で、イスラムを知る
ことにしよう。
知れば百選危うからず。それどころか、日本の未来を、世界の活路を、切り拓く知恵を
得られるかも。
長野県は、30~40年前、日本中がオイルショックで大騒ぎしたのち、自前の「長野アラ
ブ友好協会」
が生まれ国際交流を進めようとした先進国だ。しかし、いまは、アラブ圏もイスラム世
界もバラバラ
で対立しあっている。世界中も日本のなかも、バラバラ。だから、まず世界をそして日
本を考えなお
すためにも、イスラム世界を、そしてその姿の実相を、表も裏もしっかり掴むことにし
よう。そこか
ら難民支援に立ち上がる人が出てもよし、留学生との交流や来訪客へのおもてなしに精
出す人がいて
もよし、テロ根絶の方策を練る人が現れてよし、地域の文明共生に尽くす人が出てもよ
い。
長野イスラム世界勉強会(仮称)には、正式名も、会則も、会費も、活動計画も、まだ
何もありませ
ん。
参加者の自由と尊厳をまもり、互いに尊敬しあい刺激しあい学びあうことで、各自の社
会的働きの可
能性を開いていくような新しいスタイルの勉強会を一緒に設計設立して、わくわくする
ような多様多
彩なプログラムを展開し拡げていく斬新な集まりの最初のコアメンバーになりませんか
。
積極的に何かをやろうという意気込みで、この立ち上げにご参加くださるあなたをお待
ちします。
連絡・問い合わせ先
長野イスラム勉強会事務局
(時事通信社長野支局内)
〒380-0836
長野市南県町657 信濃毎日新聞社7階
Tel 026-232-5013
Fax 026-232-3551
※お問い合わせは平日9:00~17:00の間にお願いします。
長野イスラム世界勉強会のお申込みはこちらから
メール申込フォーム
→http://www.alps-shirt.co.jp/n-muslim-s/contact.html
チラシ&FAX送信用申込書
→http://www.mfnp.jpn.com/nagano-muslim-s.pdf
講師紹介
板垣雄三(いたがき・ゆうぞう)
=東京大学名誉教授、東京経済大学名誉教授
1931年東京生まれ。専門は歴史学、国際政治、イスラーム思想、文明戦略。東
京大学文学部西洋史学科卒、東京都高校教員(世界史)勤務の後、東
京大学助手
(東洋文化研究所)、カイロ大学で在外研究後、東京外語大アジア・
アフリカ言
語文化研究所助教授、ついで東京大学で教養学部ついで東洋文化研教
授、大学院
では国際関係論、イスラム学、地域文化研究コース担当。その間、エ
ジプトのア
インシャムス大学や大阪の国立民族学博物館の客員教授。東大定年退
官後は、東
京経済大学コミュニケーション学部教授。1960年代以降、信州大学を
含む全国30
を超える大学にて非常勤講師として比較政治、中東・イスラム研究、
地域研究な
どを教えた。また、イスラム化と近代化、中東の社会変化とイスラム
、イスラー
ムの都市性など大型の国際共同研究を組織した。
日本学術会議会員、国際歴史学会議日本委員会委員長、日本中東学会
会長、日
本イスラム協会理事長、アジア中東学会会長、中東調査会常任理事、
日本オリエ
ント学会・中東経済研究所・中近東文化センター理事、など歴任。国
際エネル
ギーフォーラムやアジア経済研究所にも協力。イスラム世界との文明
間対話世話
人、日韓歴史家会議日本側組織委員長なども務めた。
鈴木紘司(すずき・ひろし)
東京生まれ。エジプト、アズハル大学(イスラム高等学部)卒業。サウジアラビア日
本
大使館勤務、1974年~97年まで、住友商事 (海外業務勤務、中近東事務所等)、
その後、ミンダナオ自治州経済顧問、NHK衛星放送部アラビア語同時通訳者、東
洋大学法学部非常勤講師、地域文化学会理事など。現在、マニラ在住。
著書:「フィリピンのことがマンガで3時間でわかる本」「中東の激変のなぜがわか
る
本」明日香出版社、「真実のイスラーム」学研、「預言者ムハマド」
PHP新書、
「中東とイスラムが本当によくわかる本」KKベストセラーズ、他
小林寧子(こばやし・やすこ)
津田塾大大学院国際関係学研究科修士。名古屋短期大学、愛知学泉大
学を経て、現在南山
大学外国語学部教授。専門はインドネシア近現代史。
主著:インドネシア展開するイスラーム」名古屋大学出版会、2008年
。
床呂郁哉(ところ・いくや)
=東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)教授
東京大学大学院総合文化研究科中退。学術博士。東京大学助手、ライデン大学客員
研究員などを経て現職。専攻・研究テーマは東南アジア地域研究、文化人類学。
1990年代以降インドネシア、マレーシア、フィリピンなど主に東南ア
ジアの島々
のムスリム(イスラーム教徒)社会について調査研究を実施してきた
。
近年は真珠などを含む世界各地の「もの」の研究等にも従事している
。
主な著作等に『越境―スールー海域世界から』(岩波書店)、『東南
アジアのイス
ラーム』(西井凉子・福島康博と共編、東京外国語大学出版会)、『
グローバリゼ
ーションズ-人類学、歴史学、地域研究の視点から』(三尾裕子と共
編、弘文堂)、
『人はなぜフィールドに行くのか―フィールドワークへの誘い』(編
著、東京外国語
大学出版会)など。
すでに将来の協力を約束してくださっている方々の例(敬称略、50音順)
石合 力(朝日新聞外報部長)、伊東力司(元共同通信論説委員)、臼杵 陽(日本女子
大教授、
パレスチナ問題)、川村光郎(駱駝社主人)、小松久男(東京外国語大学特任教授、中
央アジア研究)、
清水学(ユーラシア・コンサルタント)長沢栄治(東京大学教授、アラブ社会論)、長
沢美抄子(翻訳
家)、永田雄三(東京外国語大学名誉教授、オスマン帝国史・トルコ研究)、林佳世子
(東京外国語大学
教授、トルコ研究)、堀内正樹(成蹊大学教授、文化人類学・モロッコ研究)、松尾晴
紀(大東文化大学
講師、アラビア語)、山田 稔(ペルシア語、現代イラン文学研究)、ほか・・・
長野イスラム世界勉強会(仮称)呼びかけ人(50音順)
板垣雄三(代表)、今井宏平、色平哲郎、金子直史、鎌倉貴久、川辺和将、黒岩浩一、
黒田武夫、
小林佐好子、小松祐司、島田榮子、清水光朗、杉浦真理子、杉山文彦、滝澤忠義、角田
道夫、
友成輝夫、梨本博、平田博治、深谷和彦、増田正昭、村松正孝、盛岡正博、森若菜、山
村弘、
古岡麻美、渡辺聡、渡辺重久
MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace