永岡です、朝日放送のニュース「キャスト」に、ジャーナリストの西谷文和さんが出られました。
そして、昨日のことはあまり書きたくありませんが、大阪で、維新の支持率は46%!と、自民(24%)の倍、無党派が17%というのをキャストで見て腰を抜かしました。ジャーナリストの小西克哉さんは、これは先進国ではあり得ない数字だ!と言われました。
それで、パリ同時テロ、13日に発生し、関西の方もパリ市民に花が捧げられ、テロの根源は何か、西谷さん、空爆がえげつなく、それへの対抗だと言われて、しかし、暴力の連鎖が、世界に蔓延しつつあります。
テロへの怒りは、フランスに留まらず、イギリス、ニューヨーク、ベルリン、シドニーでも捧げられ、日本では、京都のフランス総領事館に犠牲者への花束が届けられています。パリ市民に何かしたいという日本の市民の声があります。
フランス総領事は、日本からの連帯への感謝を述べました。
そして、西谷さんイラクに旅立たれて、中東取材のスペシャリスト、イスラム国のことを取材されて、西谷さん、パリ市民も、シリア市民も戦争が早く終わってほしいと思っていると言われます。
イスラム国の犯行が、欧米でイスラム教徒への弾圧にもあり、キャストでは大阪のイスラム教徒の方を取材し、事件により、周りの人の目が厳しくなり、睨まられこともあるというのです。
イスラム=平安の意味があり、自殺も禁じられているのに、もちろんイスラム国はイスラムそのものとは違うと、この方も、日本の方に、イスラムの本当のことを伝えたいと言われて、しかし、日本でもイスラムに興味を持つ人も出て、イスラム教のことを知る人が増えることを願っています。
それで、西谷さん、空爆が続けば巻き添えで市民が殺されて、イスラム国は嫌だが欧米もいやとシリアやイラクの方は思うと言われて、西谷さん、空爆の恐怖におびえる市民を取材され、パリで130人殺されても、中東ではもっと殺されても報じられないのは不公平と思い、イラクは忘れられていると感じられていると、西谷さん報告されました。
西谷さんは今も中東で取材されて、パリではABCの記者さんが報告され、現場を訪れる人は増えて、劇場に市民の花束などが寄せられて、犠牲者を悼むのがパリの風景になり、そしてベルギーは警戒レベルが最高になって地下鉄も止まり、ベルギーは実行犯がいる可能性もあり、ベルギー、フランスも大変で、パリ市民はテロに怯えていて、市民は表面上落ち着きを取り戻しても、観光客が減り(ひどいと半分)、また標的が一般市民であり、次に誰がやられるか、パリでは小学生に外で遊ぶなとなり、そして事件の全貌も分かり、シャルリ・エブド事件以降警察は何をやっているのかという批判もあるというのです。
ヨーロッパはどうなるか、オランド大統領はフランスが戦争状態といい、イスラム国には空爆だと生ぬるい、地上戦にしろと、国民が戦争を煽っている!のと、難民問題もあり、難民に偽装したテロリストがいた=国民に難民拒否の空気が出て、難民受け入れに大変なことになり、この事件はヨーロッパが大きく変わるきっかけになるというのです。
それで、空爆したら、また難民が出て、負の連鎖になり、戦争=一般市民が犠牲になり、憎しみが憎しみを生み、小西さん、空爆に効果なしで、銃を規制すべきで、またイスラムとテロリストを混同してはいけない、アメリカではキリスト教徒が犯罪をしてもキリスト教を批判しないのに、イスラムだと偏見であり、そしてパリがやられたら連帯するというのに、レバノンでたくさん殺されても連帯しないのは、テロリストの術中にはまっていると言われました。
パリへの連帯だけでは、何も解決せず、戦争を止めない限り、何も解決しないのです、以上、キャストの内容でした。