永岡です、毎日放送のニュース「VOICE」で、政治ジャーナリストの後藤健次さんが出られて、大阪ダブル選についてコメントされました。
吉村氏は各会派を回り、問題の公明党は是々非々でやると言うのです。そして、維新は東西で分裂であり、大阪・東京で自分が本家とお家騒動ですが、それでも、維新は大阪であれほど圧勝したのです。
これについて、後藤さん、今回の大阪ダブル選で既成政党は全て傷ついたと言われて、自民は候補を出して敗北し、さらにこれを支援した共産党も敗北し、ただひとり維新の一人勝ちであり、他方橋下・維新は慎太郎氏らと引っ付いては離れを繰り返して、後藤さん、これで橋下氏は既成政党とくっついたらダメと言う教訓を得たと言われました。
また、今回の結果は、橋下氏が大阪を平定したと後藤さん言われて、過去に70年代に田中角栄氏が新潟を平定、90年代に小沢一郎氏が岩手を平定したのに続くもので、そして、戦後の政治史で、このような地方政党が中央の政治に影響を与えた例はないと言われて、後藤さんは、橋下・維新は既成政党と協力するのではなく、各地に維新フランチャイズ政党を作ると指摘されました。
そして、後藤さんは、橋下氏がこれで政界引退することはあり得ず、そして自身が参院廃止論者であるために、来年の参院選に出ることも難しく、近くある、衆院選に出て国政進出して、しかし橋下氏が総理になるのではなく、配下に日本を平定させるものだと指摘されました。
これに関して、日刊ゲンダイに、橋下・安倍コンビが野党つぶしに出ると言う指摘ありました。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170294
これ、維新は今、2011年のダブル選並みの勢力を持ち、維新はその後、離散集合などで、2013年の慰安婦暴言&堺市長選惨敗で消える運命にあったのに、その後、昨年暮れ、総選挙時に、公明党が裏切り、他方の安倍総理も、一度消えながら、復活し、日本がゾンビのコンビに支配されるのを、許してはなりません、以上、VOICEの内容でした。
なお、今日、例の号泣会見の野々村氏の初公判が、本人の都合で延期になった件、マスコミは騒いでいますが、しかし同じ神戸地裁では、先週原発国賠訴訟で、東電の弁護士がもっとエグイこと(津波を東電が予測していた資料を裁判長が出せと言ったのに拒否した)をしているのに、この件は神戸新聞しか報じていません、私は、おかしいと思います。