11/26 セミナー:核の非人道性と法的禁止 ~豪州ゲストを迎えて

皆さま
先日開催した「豪州ゲストを迎えて」のセミナーに関連して、豪州アボリジニの
カリナ・レスターさんが語った核実験被害の様子などに焦点を当てたNHK広島
放送局の番組を紹介します。11月27日(金)の夕方のニュースで10分弱の
特集として放映されました。
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/hibaku70/movie/shosai271127.html
川崎哲

On Tue, 17 Nov 2015 07:57:59 +0900
Akira Kawasaki <kawasaki@peaceboat.gr.jp> wrote:

> 皆さま
> 11月26日の夜に渋谷で開催するセミナーのお知らせです。事前登録をお願い
> しています。川崎哲
>
> https://nuclearabolitionjpn.wordpress.com/2015/11/16/nov26australiaseminar/
> ==============================================
> セミナー 核の非人道性と法的禁止
> ~オーストラリア・ゲストを迎えて~
>
>  被爆70年の今年、核の非人道性に関する国際的な関心が高まり、核兵器の法
> 的禁止に向けた動きも進んでいます。広島で世界核被害者フォーラムが開催され
> るにあたり来日する2人のオーストラリアのゲストを東京でお迎えして、核サイ
> クルが人々や環境に与えている影響を学ぶと共に、核不拡散条約(NPT)再検
> 討会議や国連総会を踏まえた今後の核兵器廃絶への展望を議論するセミナーを開
> きます。詳細は以下の通りです。ふるってご参加ください。
>
>       記
>
> セミナー 核の非人道性と法的禁止
> ~オーストラリア・ゲストを迎えて~
>
> 日時 2015年11月26日(木)
>    18:15開場
>    18:30開始 (20:30頃終了予定)
> 場所 渋谷商工会館 会議室
>    渋谷区渋谷1-12-5
>    https://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/shoko.html
> プログラム
>  第一部 オーストラリアの核被害と先住民族
>       報告 カリーナ・レスター
>           (アデレード大学)
>            ※略歴は下記
>  第二部 核兵器禁止条約への展望とICANの取り組み
>       報告 ティルマン・ラフ
>           (核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)/
>           核戦争防止国際医師会議(IPPNW))
>          川崎哲
>           (ICAN/ピースボート)
> 資料代 300円
> 事前申し込み nuclear.abolition.japan@gmail.com
>        までメールにて氏名・よみがな・所属(あれば)を
>        11月25日(水)午後5時までにお知らせください。
> 主催 核兵器廃絶日本NGO連絡会
>    https://nuclearabolitionjpn.wordpress.com/
>
> ◆参考◆
> 世界核被害者フォーラム(11/21~23 広島)http://www.fwrs.info/
> 豪州の核被害についてはICANブックレット「黒い霧」
>  http://www.icanw.org/wp-content/uploads/2014/08/BlackMist-Japanese.pdf
>
> ※カリーナ・レスター(Karina Lester)さんのプロフィール
>  カリーナ・レスターは、オーストラリア先住民ヤンクニチャチャラの女性、南
> オーストラリア州の北西部の内陸奥地の先住民ピチャンチャラ、ヤンクニチャラ
> の人々の地にあるミミリのコミュニティで、この土地に根ざした言語と文化に囲
> まれて育った。
>  1950年代に英国が南オーストラリア州で実施した核実験の被害を受けたヤ
> ミ・レスター氏の末娘である。また、彼女の祖母アイリーン・カパクタ・ブラウ
> ン は、かつて南オーストラリア州で浮上した放射性廃棄物処分場計画に反対す
> る先住民女性クパ・ピティ・クンカ・テュウタの人々の運動、イラティ・ワンティ
> ・ キャンペーンの活動家で、2003年にはゴールドマン環境賞を受賞してい
> る。
>  カリーナは現在、地元先住民ヤンクニチャラの伝統的土地権を管轄する組織
> YNTAC (Yankunytjatjara Native Title Aboriginal Corporation)の会長とし
> て2期目をつとめている。この組織は、オーストラリア先住民の先住権原に関す
> る先住民の同意・意思決定の制度が確立さ れてすぐに設置された。彼女は地元
> の人々の民族自決と文化の維持に心血を注いでいる。また、南オーストラリア州
> 政府が設置した核燃料サイクルに関する特別 検討委員会(訳注:2015年に
> 州政府が突如設置、放射性廃棄物処分場誘致、ウラン濃縮事業、原発導入の三点
> について検討している特別委員会で、2016 年中に報告が出される予定)に
> おいて、核実験の影響について積極的に発言し、先住民の体験を政府に対して強
> 調している。
>  カリーナは現在、アデレード大学でオーストラリア先住民の言語に関する教育
> や啓発を行う移動言語チームの共同責任者・先住民言語担当者をつとめ、彼女の
> 言 葉であるヤンクニチャラの保護や、消滅の危機に瀕している南オーストラリ
> アの先住民の言語の再生に熱心に取り組んでいる。また、彼女はオーストラリア
> 最初 の言語である先住民の言語の普及・発展に努める組織First Languages
> Australiaの役員として、出張教育サービスを担当し、国レベルでのオーストラ
> リア先住民の言語の維持・再生・復興を強く訴えている。
>
> ——————— Original Message Ends ——————–

—-
川崎哲
Akira Kawasaki
岩波ブックレット『核兵器を禁止する』
http://kawasakiakira.at.webry.info/201408/article_3.html

MLホームページ: http://www.freeml.com/abolition-japan

Categories 核廃絶

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