永岡です、朝日放送のおはようコールABCのナットク!ニュース塾、今朝はABCコメンテイターの木原善隆さんのお話でした。
各紙朝刊一面は、朝日はネットデータ流出危機、読売はIPS細胞、毎日は春闘と経団連、産経はシャープ再建です。
今年の景気はどうなるか、大企業と中小企業の格差、新年の企業の祝賀会、経済3団体の祝賀会では、企業トップから景気上昇の期待があり、参院選までは株も上がるという経営者が続出、連合の新年会では、賃上げを要求し、満たされず、労組の新年会に日銀の黒田総裁も出席です。今年の景気、今日の朝日の記事で、企業トップも期待の声があるものの、これは大企業のトップであり、黒田氏は連合の新年会で、賃上げを言い、しかし物価が上がっても賃金は上がりません(やるのは4割)。
これについて木原さん、中小企業は上げられず、黒田氏のいう賃上げ要請は妥当で、消費が回復しないためであり、しかし連合の新年会に黒田氏が出ても、決定権は財界が持っているのでなぜ行かないか、安倍政権は法人税を下げていて、大企業は上げても、中小企業はまだであり、これが課題と言われました。
おおさか維新の会と、自民の連携、松井氏は独自の憲法改悪案を出して、緊急事態に対応するのに憲法改悪は要らないといい、緊急事態条項は災害、戦争時の対策であり、しかし松井氏は橋下氏らと会談して、これは法律で定められるというものであり、自民とおおさか維新の会は少し違い、緊急事態条項で政府・国会の権限、政府の権限を強めるもので、対して維新は異なり、憲法改悪について、安倍、菅、橋下、松井会談で話されて、松井氏も憲法改悪案について、やや異なる見解であり、これについて木原さん、方向性は同じであり、松井氏、党の憲法改悪案は作らないと言っていたのに、一昨日これについて言及し、去年暮れの4者会談で決まり、憲法改悪をするものの、自民の補完勢力にならないために独自性を出したものの、緊急事態条項は橋下氏の考えで、馬場氏は必要といい、内部では意見が分かれ、自民と維新は少し違うものの、2/3を取り発議し、発議は自民がやり、法律顧問の橋下氏は大きい影響を持っていると言われました。しかし、緊急事態条項は運用次第では危険で、自民の憲法草案では国民の権利・財産を侵害するものもあると言われました。自民は国民の理解を得られやすいところから変えて最後は9条、おおさか維新の会はやや異なり、松井氏はもともと独自の憲法案は作らないといい、しかし憲法改悪をやることになり、もともと維新は改憲政党で、しかし自民と違いを出すためにやったもので、馬場氏は緊急事態条項はいるといい、党の内部での意見も割れていると言われました。
ちなみに、おおさか維新の会の丸山議員が、手を噛んで不祥事であり、何とも…です。
大病院に患者が集まる傾向を変えるために、厚労相は大病院を紹介状なしで受診したら、初診料とは別に5000円取ることになり、全国で250の病院が当たり、軽い人は地元の機関で、というもので、救急は例外ですが、かかりつけの医師で受診してもらい、大病院は高く、というもので、大病院を選ぶのは、半分以上は大きいと安心、自宅・職場に近いため、大病院は待ち時間が長く、30分~1時間待ち、かかりつけの医師に行けとなり、スタジオでも、待ち時間が長いとの声があり、木原さん、これは衝撃的で、欧米では紹介がないと大病院にかかれず、大病院は高度医療で、軽い人を断れず、大きい病院ならと安心というものの、これに追加料金は問題で、かかりつけ医を推進するなら、どの医者がいいか町の医者の情報公開が要る(今は口コミでしか医者は分からない)と言われました。