関西テレビ ゆうがたLIVEワンダー 李相哲 北朝鮮核実験を語る

 永岡です、昼前に北朝鮮の核実験が報じられ、テレビは大騒ぎであり、その中で、竜谷大の李相哲さん(北朝鮮の専門家)が関西テレビのゆうがたLIVEワンダーに出られて解説されました。

李さんによると、北朝鮮は核実験をやると言っており、過去3回、200620092013年とほぼ3年おきにやり、しかし水爆と言うものの、過去3回と同じ規模であり、もっと大きいものを作ったと言っても、品質はそれほど高くないと言われるのです。

それで、北朝鮮は核保有したというものの、韓国のメディアも、水爆とは疑わしいといい、前回は6キロトン、今回も同じ、水爆ならそれまでの数十~数百倍の破壊力なので、水爆と言うのは疑わしく、ただし、北朝鮮は核開発能力を得たと誇示している可能性もあるのです。

過去3回はマグニチュード5程度であり(ワンダーでは、気象庁のデータを入手して発表)、今回も同じであり、水爆ならマグニチュード6に行くというもので、津田塾大の萱野さんは、核兵器を小型化=ロケットに積むことを世界は懸念していると言われて、李さん、北朝鮮は核兵器を小型化したというものの、北朝鮮はプルトニウムによる核兵器から、ウラン濃縮にしていると言われて、なぜこんな時期にやったか、李さんは、国がお金がなく、水爆実験に成功したとして、アメリカや中国を交渉のテーブルに着かせたく、さらに、北朝鮮の食料事情は悪く、中国ともモランボン楽団で関係は悪化して、核兵器のカードを切らざるを得なくなり、しかし韓国は核開発を断念しないと、協力しないとしているのです。

北朝鮮は党大会を36年ぶりにやり、金正恩体制で成果があったと示さざるを得ず、李さんは、北朝鮮は朝鮮戦争後60数年、韓国より優位に立ちたいとしており、韓国抜きで平和協定を結びたく、そのために核保有をしたかったと言われました。

 

以上、李さんのお話でしたが、私(永岡)も北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の水爆保有には疑問もあり、これについて、小出先生がラジオフォーラム第24回でお話されています。

http://www.rafjp.org/koidejournal/no25/

小出先生、この程度の爆発は核でなくても出来て、それ以上に、私(永岡)の見解として、核開発には天文学的なお金が要り、するには国内に莫大な外貨を稼げる工業、農業が巨大な産業であることが必須で、朝鮮民主主義人民共和国のような、国民が飢えている国に核開発が可能なのか、疑問です。

以上、ワンダーの内容でした。

 

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