日中開戦「僅か5日」で敗北、米国は尖閣を見捨てる
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憲法改正のためには日中開戦が必要、ただしそれは手痛い敗北がセットとなるというこ
と
改憲派で衆参の3分の2を占めることに成功したとしても、国民投票で憲法改正に対し
て過半数からの賛同を得ることは極めて困難だと思います。そのため、実際の憲法改正
には「日中の軍事的な衝突」が現実の脅威として日本国民に意識される必要があります
。したがって、日中間での限定的な戦争が行われる可能性が上昇しています。
米国も安倍政権の対中国包囲網を形成する外交的意図を意識しており、その先に存在す
る日本の首脳陣の決定的な間違い(日本が中国に限定戦争で勝利できる)について忠告
を開始したということでしょう。
日本の自衛隊は専守防衛の立場を墨守してきた結果、ミサイル攻撃が主体となる現代戦
では「戦えない軍隊」になっています。これは日本国憲法による制約として課されてい
るものですが、その制約によって憲法改正時に発生可能性が高い日中開戦において敗北
することがほぼ確定しています。
少なくともこのジレンマを解消することなく安易な日中開戦への道を開くことは、第二
次大戦以来の再敗戦を望む自殺行為と言えるでしょう。安倍政権が現実を見据えた外交
・安全保障政策を実行してくれることを期待します。
http://agora-web.jp/archives/1667274.html
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