した。今週も三角山放送局を聞いて、スタッフの丸山さん、貴重なお話が聞けるので聞いてくださいとの
コメントがありました。
今週のテーマは福島原発事故5年、未だに10万人以上の方が県外避難を余儀なくされており、1月16日と
17日、石丸さんが現地に入られて、双葉郡の広野町、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、そして全域が帰
宅困難区域になったままの浪江町も報告されました。
今週は、いつものテーマ曲の前に、石丸さんのお持ちのガイガーカウンターの鳴る音が入り、車で福島原
発付近を通った時のものであり、福島の人口は11万減り、双葉郡には66000人住めません、この現実です。
前半の報告、安倍政権の元各地の再稼働、しかし子供さんを持つ親御さんのことを、メディアは報じ
ず、それで石丸さんは原発周囲の皆さんの声を取材されて、国道6号線沿いのことで、国道→原発に検問、
ラジオフォーラムの取材はアカンと言われて、車から降りるのもアカン、なら警備員(民間、ただし見た
目は警官、特殊な白いマスクを着用)の方はどうか、なのですが、原発に近づく道にはバリケードで封鎖
されて、厳重な警備で、放射線量が高く、二輪車も通れず、そして浪江町、道の両側にバリケード、防犯
のためで、期間困難区域、人は全くおらず、移染作業の進んだ田んぼは整備されても、それ以外は荒れ放
題、民家も移染されても、それで出たフレコンバッグが野積みで、気の遠くなる移染作業(泣)、お金、
労力がいるのです。
石丸さん、希望の牧場に行きたいと言われると、警備員は線量計を持ち、浪江町の期間困難区域を行く
と不思議で、町なのに人影なしは、石丸さん日本で初めて見て、震災で家が崩れている光景はなく、しか
し家にはカーテンが閉められて、家は、人が住んでいた状態のままであり、石丸さん、山側の、希望の牧
場、避難を拒否されて300頭の牛を飼育されて、原発一揆、再稼働は要らない、決死救命、団結とあ
り、原発から14km、吉沢さんは震災時に牧場におられて、原発事故で緊急避難、残された家畜は餓死し、
吉沢さん、家畜を守るために戻り、国は全頭殺せと言ったのに、吉沢さんは牛に餌と水を与え、もちろん
出荷は出来ず、経費はかかるのに、ここは住んではいけないと国は言うものの、世話をしないと死んでし
まい、放射能の中飼育するのが、国への抵抗であるのです。
東電の事故で、なぜ牛を殺さないといけいなのか、吉沢さんは、経産省に抗議し、大学の研究機関とと
もに、放射能を受けた牛の調査をされて、牛に斑点模様が出て、草は放射能、セシウムまみれ、なぜこう
なったか調べる生きた証拠で、残った農家でも同じ、獣医さんや大学の先生も病気ではなく、黒毛和牛の
地肌でメラミン色素が被曝により変化したと獣医はいい、しかし、放射能の影響か、因果関係は立証され
ず、一般社団法人で希望の牧場を運営し、震災当時21000人→避難者は20900人、98%!の方が家を失われ
ました。小出裕章ジャーナル、今週の小出先生のお話は、日本を蹂躙するアメリカの核(原子力)空母と潜水艦
のことです。
日本にアメリカの核空母、潜水艦がたくさんあり、政府は事故の際の避難の基準を変えると言うもの
の、核空母・潜水艦は原子炉により動き、基本の状態は原発と同じ、ウランを核分裂させて出る熱をスク
リューを回す動力や発電にするものですが、核空母は世界各地でたくさん事故を起こして、事故時の避難
基準を、毎時100→5マイクロシーベルト/時間にしたのが遅く、二重の基準と石丸さん指摘され、小出先
生、避難基準どころではなく、日本に58もの原発があり、日本の原発は法令で安全審査を曲がりなりにも
しており、もちろん審査はデタラメで福島の事故なのに、アメリカの核艦船は、審査すら!行われず、日
本政府に審査する権利はなく、日本はアメリカの属国と小出先生は言われるものの、核ならそれが明確ど
ころか、日本はアメリカに文句ひとつ言えない(=事故が起こっても泣き寝入り!)のです。
毎時100マイクロシーベルトは異常な数値で、小出先生も昨年まで核の仕事をされて、放射線管理区域
(一般の人は入れない)で働かれて、専門家(特殊な人間が仕事のために入る)でも毎時20マイクロしか
許されず、その5倍!ムチャクチャな被曝なのです。
政府は、事故の際の避難範囲を30kmにするか論議し、横須賀の事故でもエライことになり(木更津ま
で)、沖縄・うるまなら那覇も入り、こんな避難は可能なのか、石丸さんもアカンと言われて、小出先
生、人口密度は高く、道路は渋滞して、逃げられない、横須賀はロナルド・レーガンの航空母艦の母港
で、原子炉2つ、熱出力60万kw2つ=120万kw、事故を起こした福島1号機と同じ=「横須賀に巨大な原発が
あり、安全審査なし+駅まで1.3km」、事故=逃げられない(泣)なのです。
核艦船の事故は、60年代からアメリカ、旧ソ連、イギリス、フランスなど事故のラッシュで、石丸さん
は船の動力に核はアカンのではないかと言われて、小出先生、動力に核を使うと、酸素が要らないので、
かつての潜水艦は酸素補給のためにすぐに浮上しないといけなかったものの、ノーチラス号は北極の海を
潜れる、「優秀な兵器のためなら危険は我慢」なのであり、核空母は核の意味はなく、空気もあり酸素も
供給出来て、「核空母は馬鹿げている」ものの、原潜は優秀な兵器で、危険は承知で戦争するために、こ
んなアホなことをやっているのです。まさに、血を吐きながら続ける悲しいマラソン((c)モロボシダン、
ウルトラセブン)
そして、「首都圏や沖縄に核艦船があり、これは、そこに原発があるのと同じ」なのです、以上、今週
の小出先生のお話でした。やり取り全文は以下にあります。
http://www.rafjp.org/koidejournal/no160/
ここで音楽、コンプレックスのビー・マイ・ベイビー、東日本大震災の復興支援ライヴの1曲目で、日
本一心のものです。これはライヴの模様がユーチューブにありました。
https://www.youtube.com/watch?v=7XRbhGEHGSc
後半の報告、福島で子供を育てることで、石丸さんいわき市を取材されて、子供を育てるお父さん、お
母さん、高線量の中、どう育てるか、屋外では遊ばせられず、屋内の施設があり、まず、港の施設、原発
から35km、防潮堤の工事で海は見えず、チャイルドハウス、土曜の午後石丸さん行かれて、子供が20人ほ
ど親に連れられて遊び、富岡町から避難されたお母さん、放射能が気になり、外で遊ばせられず、屋内は1
時間で飽きる、外だと何時間でも遊べるのに、であり、故郷を失ったお気持ち、もう戻れない、状態は悪
い、放射能漏れで、あきらめの気持ちが強くなり、商店街もボロボロであり、悲しいと言われて、昔のよ
うな街に戻れたらという気持ちはなくなり、あきらめているのです。
別のお父さん、二人の子供さんと来て、移染した場所でも遊ばせているが、不安で、原発の近くに連れ
て行けず、遊ぶのは屋内、移染した場所で、山ではとても遊ばせられないし、海も海岸には行けても、入
るのは迷うもので、きれいな海であり、5月に港町のおみこしの祭りがあり、これがないと1年が始まらな
いのに、とても海に入れない、海で遊んでいないのです。
チャイルドハウスを、福島震災孤児を見守る会が運営し、直接孤児、遺児の世話をしているのではない
ものの支援し、副理事長は、コンプレックスの方のライヴによる収益金で建てて、セーブザチルドレンの
支援もあり、政府は大丈夫と言うが、子供たちが成長して何かあったら、お母さんがなぜ避難しなかった
のかと言われないよう避難された方もあり、家の中だとストレス、お母さんの精神的な不安が、子供さん
にも影響すると言われるのです。
ここでは、子供さんの支援と、お母さんの相談をしており、石丸さんはいわき市の屋内施設で、若いお
母さんの声、ご主人の仕事があり、地元を離れるのは難しい、ご主人の両親も避難するならOKだが、そ
れは出来ない、みんながいるなら、福島で頑張るであり、石丸さん、福島県外にいるものには理解でき
ず、福島を離れよと言っても、家族、仕事のことがあり、容易ではないのです。
放射線量で、幼稚園からスマホに、幼稚園の回りの線量が毎日送られて、これは幼稚園で当たり前であ
り、り、いわきでは住めるものの、不安であり、通常は言うまでもなく年間1ミリシーベルトなのに、福島
では法律が改悪され20ミリにされてしまい、大阪で石丸さん図ると0.07シーベルト/時間、屋外で遊ぶと
放射能が不安なのです。
また、食べ物も、県外産を買い、安全と言われても、不安があり、他方いわきのものを食べている方も
あり、福島の方でも、食べ物を気にしていない方も多く、須賀川市では高校生も気にせず、水で洗えば大
丈夫、県の検査を信用するというものの、須賀川の農家さんは、風評被害が怖く、福島の野菜は全量検査
してセシウムを調べて、福島は農業県であり、検品するのです。
石丸さん、大阪のものが現地で心が痛いのは、地震・津波は天災で恨めないが、原発事故は人災で、5年
経っても人々の生活に深刻であり、家族が離散した方、故郷を失った人もあり、原子力マフィアの罪は深
いと言われました。
みんなジャーナル、NHK教育テレビのバリバラ、障害者のためのバラエティ番組
(http://www.nhk.or.jp/baribara/ )、プロデューサーの日比野和雅さんのお話がありました。バリア
がなくなると生きるのが楽しくなる、石丸さんもファンで、日比野さん、バリバリの狙いは、障害のある
方のリアルな声を発信したく、日比野さんも福祉番組を20年やり、障害者番組はNHKが50年やってもシ
リアスで知られず、今回バラエティは、ドキュメンタリーではなく娯楽的な要素もあり、障害者を露出し
て、当初はバラエティだと笑いの要素があり、障害を笑うと取られるリスクもあったものの、視聴者か
ら、やっとこういう番組が出来たのかと言われて、もっとやろうと決断されました。
障害者番組は、かわいそうだから助けると言うものではなく、頑張らなくてもいい、笑かすものであ
り、今までのキーワードと逆のアプローチであり、障害者と言っても多様で、前に出る人、隠す人もあ
り、元気な人たちばかりではなく、お笑いにはできないものもあり、出来る限り多様な演出を試み、ひき
こもる人もいて、バラエティでの発信で、ネガティブなものでもいい、その取材もされたのです。
石丸さんも共感されたのは、障害者の悩み、性、結婚を正面からテーマとして、デートに誘う場面も入
れて、障害者の本音を隠さず入れることであり、日比野さん、企画・発案は障害者と一緒に考えて、こん
な面白いこともあると、障害者の声もあり、いつも刺激をもらっている、何か新しいことがあるのです。
石丸さん、HPを見て、今年から新機軸、障害者だけでなく、マイノリティの声(LGBT、シングル
マザー、在日)も取り上げて、障害者から枠を広げると言われ、石丸さんも支援されました、以上、日比
野さんのお話でした。
今週のラジオフォーラム、石丸さんの報告で、まもなく東日本大震災5年、福島の現地を始めて訪れられ
て、改めて様々なことを考えさせられ、全国の関心が福島から遠ざかり、報道も様々なことを取り上げる
べきで、子供さんを抱える親御さんは、ずっと心配しないといけなく、まだまだ日本には、原発の周囲で
暮らさないといけない人たちのためにやるべきことがあると締めくくられました。
福島はまだ苦悩にあり、こういう人たちを放置して、日本に未来はありません、この内容、例により私
に無断でいくらでも拡散してください、原発再稼働を意図する安倍政権の暴走を許したら、日本は破滅で
す!
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