永岡です、朝日放送のニュース「キャスト」で、原発と電力自由化についてのお話がありました。元経産省の古賀茂明さんのコメントがありました。
その前に、アメリカ大統領選、アイオワでトランプ氏が落ちて、これについてTBSラジオの、荒川強啓のデイ・キャッチを聞いていたら、国際ジャーナリストの小西克哉さんが出られて、トランプ氏は空中戦(メディアとネット)でやるものの、地道な選挙活動をしておらず、過激な発言への支持も、表面的なものであるとコメントされました。この点は、アメリカにはまだ、良識があったと思われました。
そして、先週1月29日に、高浜原発3号機が再稼働であり、4年ぶり、発電と送電も開始され、4号機も再稼働で、関電はこれで儲けるといい、しかし福島事故から5年、関西の原発の今後であり、ABCの経済記者の北浦啓さんが報告されて、関電の原発は全部福井、若狭湾にあり、大飯が動いたものの、それでももちろん電気は足りて、計画停電もなく、関電は半分を原発でやり、原発依存度は44%、日本最悪で、それで火力を動かして、関電は赤字が続いて、月100億の赤字なので動かしたいと言うデタラメであり、高浜はおろか、美浜も審査待ちで、しかし中には40年を超えているものもあり、しかしそれを運転延長で、古賀さん、例外(40年)を原則になし崩しと言われました。美浜では40年になるものがあり、3号機で、今年暮れで40年、関電は延長してくれと言い、関電は延長審査をしたら、推進委は絞りこめというものであり、八木社長は、優先順位をつけられない、全部再稼働させろという図々しさなのです。
推進委は5基も審査できるか、それも古いものを、なのに、原発は津波・地震対策&老朽化&核廃物問題があり、核燃料サイクル(使用済み燃料→再処理工場→高速増殖炉)は、六ヶ所村沈没(もちろんもんじゅは玉砕)、それで原発の敷地に使用済み燃料を補完し、これが再稼働するとたまって糞詰まり、関電は他のところに使用済み燃料の中間貯蔵施設を、というものの、2020年までに決めて、2030年に操業開始と関電はいうものの、福井県外と言うのに、京都はNO、そして、「最終」処分場は日本になく、政府は海底に沈めるというものの、これまた、糞詰まりです。八木氏は、再稼働と中間貯蔵を進めるというものの、ほとんど神風特攻隊で、古賀さん、あらゆる問題を放ったらかしで福島事故、雪隠詰め、中間貯蔵施設など、地元が同意するはずがなく、出来るはずはなく、普通の工場なら産廃を敷地に野積みは許されない+核施設のテロ対策はなし、テロリストにやられたらおしまいで、安全も核廃物もアウト。
電気は余ったので、たくさん使ったら安くするとして(省エネで安くするのではない)、古賀さんは全て「関電の金儲けのため」、こんないい加減なことをしていいわけはないと言われて、将来を考えず、将来世代にツケ、問題の先送りと言う声もありました。
ABCコメンテイターの木原善隆さんは、吉村市長は大阪市が関電の筆頭株主なのに、吉村氏は株主総会には出ないと言われました。
北浦さん、八木氏は東京に呼びつけられて、電力会社は国と推進委の板挟みとも言われました。
これ、関電は原発依存を高くして、佐高信さんは、関電は暗黒の会社と20年以上前に言われましたが、こんなお粗末な会社が関西の最大企業とは、関西も沈没であり、日本に未来はあるのでしょうか?以上、キャストの内容でした。