関西テレビゆうがたLIVEワンダー 児童福祉施設を出た若者の厳しい現実

 永岡です、関西テレビのゆうがたLIVEワンダーの6時台の特集で、日本の児童養護施設を出た人たちの厳しい現実が取り上げられました。あらかじめお断りしますが、これは2016年現在の日本のことであり、西谷さんのシリア報告ではないのです。

児童養護施設を出られたIさん(番組では実名も出ましたが、ここでは顕名の必要はないと判断し、イニシャルにします)、20歳、大学2年生で、児童養護施設を出て今年成人式を迎えましたが、一緒に祝ってくれる友達はすくないのです。

Iさんは、兵庫・尼崎で母子家庭に生まれて、小学2年の際に児童養護施設に預けられて、その理由は不明、預けた母親は2年前に死去、その理由も分かりません。Iさんは、児童養護施設でお世話になり、子供たちに尽くす仕事に就きたいと、大学に行きましたが、金銭面で大変で、毎週6日はバイト、帰ってくるのは夜の10時で、そして、同級生の大学生のようにサークル活動をしたり、旅行をしたりする余裕はもちろんありません。

今、日本には児童養護施設に暮らす子供が3万人、3歳~18歳で、経済的に行き詰まり親が育てられない、あるいはDVで、ここに預けられますが、国の支援は軍事費と比較したらゼロであり、大学や専門学校への進学率はわずかに2割、奨学金を借りるしかなく、そうなったらどうなるか、私のこの手の書き起こしをお読みの方には釈迦に説法であり、そして、高校を出たら独り立ちしないといけなく、その上に、問題はお金だけではなく、躓いたら、帰ってくれるところがないのです(つまり、躓いたら、全てが終わりです)。

Iさんは、それでも、夢をかなえたいと、大学に入り勉強しているものの、その際に支度金は用意されているものの、こんなしんどい生活で、当初あった蓄え180万円は20万にまで減り、それでも、毎日バイトに追われています。

こういう児童養護施設を出た人間を支援する、ブリッジフォースマイル(http://www.b4s.jp/ )というNPOがあり、若者が夢をプレゼンしたら必要なお金を、それも返済のいるものではなく給付であり、これにより支えられている人は、助かっているのですが、しかしお金の限界から支援できるのは年30人なのです。大半の人は、路頭に迷う寸前です。

Iさんは、それでも、夢をと、前進されています。

 

これを見て、評論家の宮崎哲弥さん、世の中はお金だけではないが、しかしこれはお金がないとどうにもならず、こういう人たちに国は貸与型ではなく給付型の奨学金を支給すべきで、教育への投資は無駄ではなく、むしろ最も効率が良く、こういう人たちが一人前になったら国に税収をもたらす存在になり、国は法人税の減税ではなく、こういう人たちに使うべきと言われました。宮崎さんの意見には異論のあった時も多いですが、今回は全く同感です。 

これが先進国ですか!これが、アベノミクスで豊かになった国ですか!未来を担う若者を大切にしない国に、未来はありません!毎回、西谷さんの報告してくださるシリアやイラクと、意味は違っても日本の若者は置かれており、こんな福祉のない国に、将来はありません!以上、ワンダーの内容でした。

 

 

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