ＴＢＳラジオ 荒川強啓デイ・キャッチ 近藤勝重＆北丸雄二 アメリカの今、丸山差別発言を語る

　永岡です、ＴＢＳラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ、水曜のレギュラーは毎日新聞客員編集委員の近藤勝重さん、また在米ジャーナリストの北丸雄二さんが出られました。

まず、昨日の新千歳空港日航機エンジン発火事故、事前のチェックは万全であったのか、航空アナリストの鳥海高太郎さんのお話がありました。　

今回の事故、今の報道だとエンジン取り入れ口が雪でふさがり、鳥海さんも北海道に昨日おられて昨日は大変な雪でいつ飛行機が止まってもおかしくない、その最中に炎神に不具合であり、エプロンから乗客を乗せて滑走路に行くが、管制官は言っていいと言うのみで雪のことは管制官は分からず、滑走路で飛べるのか判断のみで、それ以降はパイロットの判断になり、その間一部報道だと離陸時に積雪20cmが羽根にあり、出発前に除雪作業をせず、普通なら除雪して1～2時間遅れるのに、今回はそれほどひどい降りではないと判断して、昨日は最終便が羽田に来たのが午前2時であり、滑降路に行くまでにこれでは飛べないと機長が判断して、駐機場からそれほど離れず判断し、しかし煙の出た理由は事故調査委の判断が今夜出るものであり、エンジンを途中で止めることはあり（エンジンを止めないと緊急脱出できない＝乗客が危ない）、後ろの扉から脱出し、けが人4人はエンジンを切ったためこれで済んだのであり、機長判断でエンジンを切り、そして火が吹いており、いつ火が出たか不明であるが、機長判断による避難であったのです、以上、鳥海さんのお話でした。

 

そして、近藤さん登場、今日は寒かったと言われて、そして、民主党と維新の合流について、ゴタゴタすると批判されるが、谷垣氏が野合と批判していたが、ならあなた方は自民と公明も野合、集団的自衛権と戦争準備法案のために自民が公明と野合しており、何をおっしゃる＆近藤さん、今度の参院選は大きい、近藤さんは戦争をしてはならないと憲法があり、生きていくうえで忘れてはならないのに、これを問うのが参院選であり、皇太子氏も、天皇氏・皇后氏平和の思いを次世代に引き継がないといけないと言い、戦後を生きるとはこういうことであり、「参院選で憲法が争点になり、それで盛り上がってほしい」と近藤さん言われて、平和憲法は押し付けではなく、広島・長崎・沖縄の方と、戦場で殺された人たちのことを忘れてはいけない、野合とかの批判を軽率と言われて、荒川さん自民は野党の質問にちゃんと答えていないと言われて、民主党と維新の合流で「平和」を党の綱領に入れてほしいと言われました（右翼の皆さん、安倍総理は天皇に逆らう国賊ですよ、首相官邸に街宣しないのですか？）。

 

さらに、アメリカ大統領選、共和党はトランプ氏の3連勝で、共和党は3つどもえ、近藤さん、トランプ氏へのローマ法王の批判はまともで、しかしトランプ氏はぶれず、民主党のサンダース氏もぶれず、これを信念で評価するのは危険、絶対にＡかＢかとの選択は危険で、トランプ氏が大統領になったら日本はどうなるかとも近藤さん言われました。荒川さん、まだ50のうち3州で、共和党の主流派もトランプ氏はまずいと思っていると言われて、トランプの芸人は1回でトランプを変えると言われました。

 

そして、高浜1,2号機（40年経過）を規制委（実質は推進委）が認めた件、近藤さんのチェックが入り、これについて東京新聞に、原子炉が中性子で脆くなり、それで40年に制限したものの、最初から20年延長できるようになり、しかしこれは例外中の例外なのに、おかしいと近藤さん言われて、「例外中の例外が”例外”で無くなる」と危惧されて、福島事故を経て教訓として出ていないことになり、理由は電力事情とか言うが、近藤さん、倉本総さんの指摘「そうは言っても」と言うから、例外中の例外が出るのであり、これは譲れない、原発は英語でニュークリアパワープラント（核発電所）、しかし日本で核なら非核、反核であるべきなのに、日本にとって忘れてはならないことが忘れられていると指摘され、荒川さんも、例外で無くなると、何か起きたら手遅れになると言われました（永岡注：私は神戸製鋼という闇勢力の経営していたマフィア企業にいて、そこの原子力事業部から、「核」と言うと聞こえが悪いから、原子力と言えと言う通達が来たのを覚えています、原子力マフィアは「核」と言われるのを、極度に嫌うのです）。

 

そして、時事川柳、「危ないよ　民主維新の　組体操」、何回か崩れたと投稿者は言われて、近藤さん、そういう見方もあると言われて、「丸の付く　名字の議員　角を立て」（丸川氏、丸山氏etc）、投稿者はもっと勉強してくれと言われて、近藤さん、丸丸と気づいたのはエライと言われて、「ゲス議員　言ってるかもね　いらっしゃい」、もちろん文枝氏をおちょくったもので、「咄家は　枕好きやろ　しゃあないわ」、これも文枝氏をおちょくったもので、4つ目がチャンピオンになり、投稿者は落語ファンで、文枝師匠だからゲスの枕(笑)と言われたのです（しかし、皆さん川柳は見事、私などしあわせの五・七・五に1回しか採用されていない(泣)）。

 

それで、ニュースクリップ、アメリカの今、北丸さんの北海道からのお話、北海道は大雪と言うことであり、アメリカの1週間、ＣＮＮが丸山氏の差別発言を世界に配信し、ブッシュ氏の弟は大統領選から脱落、などであり、近藤さん、注目クリップは全米人気の犬がラブラドールと言うのを挙げられて、北丸さん、探して獲物を取る猟犬で、頭が良く、人の言うことを聞く犬が25年人気で、アメリカでは犬は番犬・猟犬が人気→愛玩犬が人気になり、セントバーナードは過去1位、今は20位にも入らず、4位がブルドッグ、6位はフレンチブルドック、コッカスパニエールは人気でなくなり、近藤さん、入院時に、退院したらレトリバーを飼おうと思ったと言われて、盲導犬は健気、しかし犬は血統書付ではなく、愛護団体からもらうのが、見栄を捨てるのが見えになったと北丸さん言われました。

オバマ大統領のグアンタナ閉鎖、オバマ氏はキューバに行くが、ここは9・11の後に、キューバに作った刑務所で、オバマ氏の残った公約で、国家保安上閉鎖が困難、議会も国家保安局も反対し、法で支配されないムチャクチャな刑務所であり、キューバにあるのでアメリカの憲法の支配を受けないが、拷問とかしていて、これがテロの温床になり、年間90億円かかり、オバマ氏は閉鎖したいものの、議会は反対、釈放したら25％はまたテロをするとかあり、アメリカの収容所に入れたら、囚人がテロ思想に感化されるとかあり、議会はオバマ氏に何もやらせない意向なのだというのです。

 

そして、丸山暴言がアメリカでどう受け取られているか、人種差別に対する教育の欠如というもので、近藤さん、文脈ではなく言葉がムチャクチャ、それも弁護士がといわれて、北丸さん、アメリカだけでなく、イギリス他全世界で配信されて、日本の政治家は差別発言をいうと配信されて、慎太郎氏のこともまた引き合いに出されて、国際感覚、国際基準を知らない、日本語だけで行きて、相手も斟酌、忖度する時代は昭和で終わったのに、であり、またトランプ氏は差別発言を利用した確信犯であり、しかし丸山氏は戦略ではなく、単にボロと出たもの、日本は本音が受けるが、世界では通じず、「世界はきれいごとを目指して頑張り、それを馬鹿にしないでやる」ものであり、トランプ氏はこれを戦略的にやっているのに、もちろん丸山氏は差別が目的で、丸山暴言の本当の問題は、アメリカの51番目の州になったら、日本人が大統領になれるであり、これは日本の主権放棄、日本はアメリカの属国ではあるが、これは売国、そのふりでアメリカを乗っ取るものだと北丸さん指摘されました。

荒川さん、国会議員は利益を持ってくるのではなく、グローバルな目線がないとダメと言われて、近藤さん、意味不明が政治家の原語であったのに、慎太郎氏から本音を明確に出すのが主流になってしまい、本音をはっきり言うと指摘されて、北丸さん、居酒屋でやるべき発言を国会議員が公的にいうのはアメリカで驚かれていると指摘されて、しかし「なぜ安倍総理や菅長官がたしなめないのか」と言われて、近藤さんも国の品格が問われると指摘され、北丸さん、トップがたしなめないと、大変なことになると、締めくくられました。

このデイ・キャッチ、ラジコプレミアムで聴く価値はあります、以上、今日のデイ・キャッチの内容でした。