ラジオフォーラム2016/3/5 東日本大震災5年、被災者支援と場づくり、被災地、釜石市からの湯浅さんの報告

 永岡です、第165回ラジオフォーラム、今週は社会活動家の湯浅誠さんの司会、報告で放送されました。
今週も三角山放送局を聞いて、前々回の道警の問題放送をスタッフの丸山さん評価されていました。
今週は東日本大震災5年特集、湯浅さんが被災地、岩手県釜石市を取材されて、東京ではなく釜石からの
放送、岩手の南東部で、湯浅さん震災の2週間後に来られて、その後も頻繁に来られて、市役所、社会福祉
協議会と連携して、釜石の状況、盛り土が経ちというものは報じられているので、見えにくいソフト、コ
ミュニティ、見守り、暮らしを報じられるのです。釜石で皆さんにインタビューであり、釜石市副市長の
田中透さん、NPO法人hands(http://www.hands.or.jp/ )の菊池隼さん、釜石市・甲子(かっし)町
の仮設住宅の住民の萬敬一郎さん、宮崎敏子さんがお話をされました。なお、今週の小出裕章ジャーナル
はお休みです。
釜石での死者・行方不明者は1100人を超えて、その釜石の現状、田中副市長さんが釜石市役所で語られ
て、復興の現状は、数字で4011世帯が被災して、公営住宅の用意をしており、人口も減り、公営住宅は460
戸、宅地整備はまだ1割、今工事の最中で、多くの方は仮設におられて、3000世帯→1800世帯になったもの
の、まだこれだけの仮設であり、ソフトの課題、田中さんは2014年から復興本部、ケアの本部も取り組ま
れて、去年から副市長、コミュニティ再編が課題、仮設は様々な敷地にあり、私有地を借りているが、土
地が少なく、持ち主の意向も調整して、どこまで仮設を供給できるか、仮設間の再編もあり、自力再建の
人もあり、仮設の中で空いた部屋が増えて、見守り、自治会、防犯面で再編をせざるを得ないのです。
仮設には自治会も作って支援しているものの、仮設→公営住宅への再建、地域の課題は解消されず、地
域づくり=再生であり、復興支援チームを作り、住民が生活支援の担い手になり、基盤を取り戻してもら
うもので、社会参加と生活支援、3つのモデル地域を作り、津波被害地域から新しいところ、内陸の仮設の
都市型、山間部(交通、足の問題)、被災地域で居場所を作り、困りごとを抱えた人たちが参加して、最
低限のビジネスをしてくれる世話焼き人さんを作り、ゴミ出しに困っているお年寄りの支援、ごみ解消
サービス、便利屋を山間部で、孤立しているお年寄りを支援して、助け合いで困りごとを解消するので
す。
世話焼きさんは、各地域にいて、課題もあるものの、楽しそうにやり、その先に釜石の10,20年後の姿
は、新潟中越地震後のアンケートで、復興したと感じる人と感じない人があり、復興にどれだけ参加した
かで復興の実感は違い、参加により、生きがい、地域のためにもなる、釜石が震災から復興する、小さく
ても取り組みを続けることが、被災者も納得する形でのものが必要で、住民参加により、何に行政の助け
がいるのかを見て、誰かに任せるのではなく、一緒にやるもので、人口は減っても、それでは測れない豊
かさを、と田中さん締めくくられました。

続いて、釜石南東部の平田(へいた)地区で、以前もラジオフォーラムに出られた菊池さん、ご自身も
ここの仮設におられて、現状と5年について、平田仮設、菊池さんは釜石の方ではなく、震災1週間後に入
り、釜石に住んで、平田地区の住民で、ここは第2仮設団地、高校が建っていたのを壊して仮設にして、最
終的にここに住民が集約、第2仮設で160戸、第1~第6まであるもので、全部で800戸ほどであり、仮設で
も、道路の通るところもあるが、ここは最後まで残るもので、ここから公営住宅に出ても、また入る人が
あり、その釜石、一つ山を越えたらまた新しい山が見えて、であり、変わらないのは、属している組織、
団体を越えられる人が少なく、町内会、個人グループを越えたら何かあるものの、越えてはいけないと思
う人があり、変わったのは、他人のために何かしようとする人は増えて、今まで支援団体が来て頑張れか
ら、住んでいる人たちが自ら立ち上がり、支援団体の方が蒔いた種も芽を出して、やりながら覚えて、外
部の人も来たが、住民が何かやらないといけないとなり、住民の変化が形になったのが5年であり、サロン
活動も、おもてなし、おぜん立てをしてもらうのから、設営を住民がして声をかけてやるものなのです。
東日本大震災の後、住民が何かをしようと言うエネルギーが出て来て、釜石から、外に何をしてほしい
か、住民はプロではなく、専門的な問題、自分で介護をしても、隣が介護をするときに、ノウハウを伝え
られないかとなり、自分のスキルが正しいかを判断するものも欲しく、外の仕事で介護をしている人たち
が、住民の研修をしてくれたらありがたく、住民自身が動くものは有意義で、後押しする専門家は要り、
コーヒー1杯おばちゃんたちが煎れられたらサロンも変わるもので、専門家と言っても、詳しい人が要り、
外の人が関わるのは住民の後押しで、将棋の有段者が教えるような場でも良く、それが住民にも生まれつ
つあるのです。
Handsは、境界を飛び越えるものを与えたく、誰かと誰かをつなぐものにして、ノウハウを伝えたいと、
菊池さん締めくくられました。

ここで音楽、エレファントカシマシの愛すべき今日、でした。これはユーチューブにありました。
https://www.youtube.com/watch?v=HtPTzOgGvLE

続いて、今年6月に閉鎖される甲子町の仮設団地から、住民の声、A~Dまである仮設の集会室からで、
B仮設の萬さん、宮崎さんのお話であり、ここの閉鎖になる経緯は、道路が通るので、今30戸あり(53
あったものの4割は出た)、仮設で孤独死があり、見守りをされて、萬さんも孤独死を見て残念で悔しく、
自分なりに何をすべきかを考えて、悔しくて仕方なかった、考えた末に、まず日頃のコミュニケーション
が大事であり、自ら住民の一軒ごとの訪問が要り、訪問先の相手のお話を聞いて、アドバイスもして、萬
さん1日1,2軒訪問されて友達になるものなのです。
周辺の自治会との協力もあり、仮設は津波にやられなかったところにあり、周囲にはもともと住んでい
た人のところもあり、そこに仮設団地は入り、元々の方と、仮設の住民の連携も課題になり、宮崎さん、
最初は近寄りがたく、自分たちは被災者のコミュニティで来て、こちらから行きづらく、自治会と町内会
をつなぐものになったと、仮設のみでは出来ず、仮設をモデル仮設にする提案もあり、近隣のC、D仮設
と協力して、一緒にやろうとなったものであり、そして町内会の方は暖かく、同じ釜石の人間だから一緒
にやろうと言ってくれてありがたく、そこから始まったのです。
湯浅さん、萬さんの人徳とも言われて、そして6月以降、萬さんは復興住宅に行くことになり、市から内
定をもらい、宮崎さんは別の仮設に移り、2018年の春まであるところで、しかし萬さんと別れる寂しさは
なく、どこかでまた会える、同窓会もやれたら、と言われて、萬さん、自力再建していった人もここに来
られて、残ったものが、いいから来てと言うと、仮設から出るのは勝者というものではなく、他人のつな
がりに問題はなく、いつでも談話室に来てほしいといい、仮設がバラバラになっても、またつながるもの
であるのです。
今後への希望は、萬さん、甲子を心の故郷にしたく、地域活動で頑張ると言われて、宮崎さん、震災は
起きてしまい、空いたものをどうすべきか、コミュニティに入り、何を考えるべきか、他人の立場に立
ち、仮設の状況だからどうすべきか、出来ることは自分がやり、支援もしてもらい、出会わなかったであ
ろう人たちと出会い、不幸なことは起きても救いはあり、自分で見ないと救いと感じられず、気づくこと
が希望になる、仮設は無くなっても、地域と関わるもので、不幸なこと、亡くなった人もたくさんいる
が、よりよい社会にしたいと言われるのです。無駄にはしたくない、楽しかったり、悲しかったりは、次
に活かせると言われて、萬さん、津波にあって、みじめと言うところから、前向きに生きようと、締めく
くられました。

湯浅さんによる釜石報告、工事の音が途絶えず、これは被災した沿岸地域はどこも同じで、復興の槌音
とも呼ばれて、復興のシンボルと言われたが、道路、建物が出来たら復興ではなく、それを釜石の方から
聞いて、田中さんの、中越での活動、参加したら復興の感触はあり、10cm動いたこと、やった人と、外か
ら見ている人の違い、流した汗の意味を知る人は、10cm動かした意味を知り、釜石で、10cm動かした人た
ちの気持ちを感じられて、東日本大震災5年、政府の集中復興期間は終わり、引くものもあるが、住民の支
援、後押しは必要で、やりがいのあることであり、湯浅さん、東日本大震災の被災地外の方も、自分に出
来ることは何か考えてほしい、菊池さんの、コーヒーの淹れ方一つも大事、というものが、今週のみんな
ジャーナルでした。

湯浅さん、3年3か月続いた自由な言論の広場を作り、たね蒔きジャーナル終了のことが2012年8月、そこ
から参加して、湯浅さんも自分たちで番組を作り、ラジオに出たことはあっても司会の経験はなく、ディ
レクターに怒られながらのものでもあったものの、リスナーに伝えたいものを伝える時間を持てたのは貴
重で、支えてくださったリスナーへの感謝がありました。
3月11日に東京でファイナルイベント、ロフトプラスワンで行われます、以上、今週のラジオフォーラム
でした。

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

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