皆さま、すでにご承知のことと思いますが:
★ 琉球新報 2016年4月1日 21:15
芥川賞作家の目取真さんを海保が逮捕 辺野古移設に抗議
第11管区海上保安本部中城海上保安部は1日、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に関連して設定された臨時制限区域を越え、米軍キャンプ・シュワブの区域内に入ったとして、芥川賞作家の目取真俊さん(55)を刑特法違反の容疑で緊急逮捕した。
目取真さんと共に行動していた市民によると、目取真さんは午前9時20分ごろ、米軍キャンプ・シュワブ沿岸の海岸付近で新基地建設に抗議していた際に米軍警備員に身柄を拘束された。午後5時22分に、米軍側から身柄引き渡しを受けた中城海上保安部が、刑特法違反の容疑で緊急逮捕した。
抗議行動に伴い、これまでにもカヌーによる抗議が行われていたが、市民が同容疑で逮捕されたのは初めて。
米軍側が拘束してから引き渡すまで、目取真さんは約8時間基地内に拘束されていた。池宮城紀夫弁護士は「不当な拘束だ」と指摘している。
当時、一緒に抗議をしていたカヌー隊のメンバーによると、目取真さんはほかの4人と共に抗議を展開。浅瀬でカヌーを浮具(フロート)の内側に入れようとしたメンバーの1人を、陸上から駆け付けた米軍警備員が拘束しようとした。そばにいた目取真さんが拘束を止めようとした際、警備員2人に体をつかまれ陸地側に引きずられていったという。
中城海上保安部前には市民ら約20人が集まり、目取真さんの早期釈放を求めた。
【琉球新報電子版】
★ 東京新聞 2016年4月2日 朝刊
辺野古制限区域 海上抗議で初 芥川賞作家を海保逮捕 米軍拘束
第十一管区海上保安本部(那覇)は一日、沖縄県名護市辺野古(へのこ)沖からフロート(浮具)を越えて米軍キャンプ・シュワブの制限区域に入ったとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反容疑で、沖縄県在住の芥川賞作家の目取真俊(めどるましゅん)氏(55)を逮捕した。
米軍普天間(ふてんま)飛行場の移設に伴う辺野古への新基地建設をめぐり、海上の抗議行動で市民が同法違反容疑で逮捕されたのは初めて。目取真氏は逮捕前、米海兵隊側に約八時間拘束された。
逮捕容疑は一日午前九時二十分ごろ、カヌーで立ち入りが禁止されている区域を越え、許可なくシュワブの陸地部分に立ち入ったとされる。関係者によると、複数でカヌーに乗って抗議活動をし、一人だけ米軍に身柄を拘束された。
海保はこれまで、カヌーで抗議する人に対しては一時拘束し、すぐに解放する対応を取っていた。目取真氏は接見した弁護士に、制限区域に入った事実を認め、「普段は入っても拘束されないのに、きょう拘束されるのは不当だ」と話している。
米軍による目取真氏の拘束を受け、市民らは米軍キャンプ・シュワブゲート前や中城海上保安部前で「仲間を返せ」などと抗議の声を上げた。
◇
目取真氏は沖縄県出身。一九九七年に「水滴」で芥川賞を受賞した。「平和通りと名付けられた街を歩いて」や「沖縄『戦後』ゼロ年」など、沖縄を題材にした著作が多い
– – – – – – 以下転載- – – – – – – –
以下は、接見し、担当弁護士となった辺野古弁護団の一人、三宅俊司先生のFacebook
の投稿記事のURLです。
三宅先生の許可をいただいて、リンクをお知らせいたします。
https://www.facebook.com/shunji.miyake.1/posts/939510042813684
の投稿記事のURLです。
三宅先生の許可をいただいて、リンクをお知らせいたします。
https://www.facebook.com/shunji.miyake.1/posts/939510042813684
また、昨日夜の接見後の、弁護士談話の動画、YouTubeで公開されています。
ここで弁護士の三人が語っていること、そして怒りを、共有していただければと思い
ます。(10分くらい)
「米軍に監禁拘束「異常 基地の中は無法地帯」4/1弁護士の会見 沖縄・中城海上
保安部前 撮影@atsushi_mic」
https://youtu.be/c27GIX1bBUQ
ここで弁護士の三人が語っていること、そして怒りを、共有していただければと思い
ます。(10分くらい)
「米軍に監禁拘束「異常 基地の中は無法地帯」4/1弁護士の会見 沖縄・中城海上
保安部前 撮影@atsushi_mic」
https://youtu.be/c27GIX1bBUQ
– – – – – – – – – 転載終わり- – – – –