市民のための自由なラジオLight Up!(2016/4/15) 戦争準備法案施行、日本は戦争のできる国になってしまうのか、前田哲男さんのお話&今中先生のチェルノブイリ事故30年のお話

永岡です、市民のための自由なラジオ、第3回はジャーナリストの西谷文和さんの司会で放送されました。今週は金曜10時からのFMたるみずを聞きました(今後、この時間で録音して聞きます)。

不特定秘密隠蔽法((c)石井彰さん)、知る権利などのことを、ラジオフォーラム時代からのリスナーも、新しいリスナーも聞いてほしい、戦争、原発も考えたいと西谷さん言われて、今回のゲストは軍事ジャーナリストの前田哲男さんです。前田さんの戦争法とガイドラインを西谷さん読まれて、自衛隊ウォッチャーとして、自衛隊の海外派兵は前田さんの生きているうちはないと思っていたら、戦争準備法案が施行され、もちろん平和安全法ではなく、西谷さんも積極的平和主義と言って戦争すると言われました。

早速前田さんのお話、安倍政権で自衛隊がどう変化するか、前田さんの学習会で紹介された新ガイドラインと戦争法についてであり、ガイドラインは日米防衛協力のための指針=戦争をする前提にしたマニュアル(ウォーマニュアル)であり、なぜこんなものを結んだか、日米安保のマニュアルが要ると言う建前で、日米安保は1960年に結ばれても、78年まで手順はなく、岸総理の際には手順はなかったのは、アメリカが日本の自衛隊を巻き込む環境ではなく、しかし78年にガイドライン&思いやり予算が出来て、北朝鮮対策のウォーマニュアルが今想定されて、しかし78年当時なら集団的自衛権はもちろんアウトであり、米軍を守るものでもなく、しかし97年の新ガイドライン(2度目の改訂)時に、橋本龍太郎総理時に、クリントン大統領と、北朝鮮の核、不審船が騒がれて、これを悪用して、軍拡を志向した周辺事態法がでっち上げられて、国内法が99年、そして船舶検査法が作られてしまった。

そして、切れ目ない平時→有事にされてしまい、何か起こるのを想定して、別の解釈だと、いかなる時点でも米軍の後方支援が出来るとして、地方公共団体の権利や民間も巻き込まれるものであり、市民病院も米兵の負傷者を受け入れないとならない場合もあり、ベトナム戦争時には米軍の野戦病院が東京の王子にあったが、今はなく、しかしアジアで戦争なら米兵の病院が要るようになり、大きな総合病院は戦争に使われる可能性あり。

戦争準備法案の後での戦争遂行、なぜ戦争準備法案が出来たか、安倍総理が憲法改悪をしたくてもできなかったのではなく、アメリカと日本のウォーマニュアルの要求であり、78年、97年のウォーマニュアルは成功せず、しかしこれを実行するには、自衛隊は国内法に抵触するので、自衛隊が海外で戦争するために、安倍総理は昨年4月、夏までに戦争準備法案成立をアメリカで約束して、その2日前にガイドライン、安倍総理はアメリカ議会で約束したから強行採決であり、これは国民主権、立憲主義を破っており、国会審議の前にアメリカで約束したのは、どこに主権があるのか、であり、戦争準備法案はアメリカとの合意の中で、前々から準備されていたものなのです。

 

Light Upジャーナル、今週は元京大原子炉実験所の今中哲二先生の原発のお話です。自由なラジオでは、今中先生も参加されます。チェルノブイリ事故30年、チェルノブイリと福島のことのパート1であり、チェルノブイリ事故の原因は、どういう立場どう見るかで異なり、日本の原発とタイプ・事故の経過が異なり、日本は水で冷やす(中性子を減速、水で冷却)、チェルノブイリは中性子を減速するのに黒煙を使い、中性子はウランに当てて核分裂させるものであり、原子炉では核分裂の連鎖反応が起きて、これのキーは中性子、原子核に陽子と中性子があり、中性子をウランに当てたら核分裂、そして核分裂でまた中性子が出て来て、出たばかりの速い中性子(光の1/20)を、それだと核分裂が起こりにくく、日本だと水の中の水素にぶつけて遅くするものであり、チェルノブイリでは黒煙で減速するものになり、すると原子炉の温度と同じ熱振動で、核分裂・連鎖反応を起こしやすくなり、それで原子炉が成り立つ。

チェルノブイリになぜ格納容器がないのか、旧ソ連の原子炉では、冷却材が無くなった時の備えがあっても、原子炉全体がそもそも大きいので、囲むのが大変なので格納容器はなく、40万人移住を強制されて、86年4月の事故後2週間で30km圏内12万人避難し、ソ連も当時、86年の夏には事故処理のけりがついたと報告したが、しかし大変な汚染(広範囲)の実態が分かったのは89年のグラスノスチの後であり、もちろん日本は旧ソ連のことを言えず、そして大変だと、チェルノブイリでは20万人以上避難させて、避難は2段階、周囲30m圏からと、3年後の避難(200km離れたところからも)とがあり、今中先生の調査で義務的な避難は40万人になった。

今、チェルノブイリでは第2石棺を作り、今中先生も2年前に建設現場をご覧になり、一応カバーは出来て、しかしそれで放射能の飛散は防げるかは未定、新石棺は100年持つと言うものの、熔けた核燃料を取り出す計画は具体化されず、福島での汚染水問題は、チェルノブイリだと熱が下がり空冷で冷やせるために、汚染水問題はなく(水を入れる必要なし)、チェルノブイリは回り30km人が住んでいないのと、冷えて固まっているので慌ててどうこうはないものの、どんな原発でも事故を起こしたら50年100年単位でエライことになる、福島は汚染水問題があって、チェルノブイリ事故よりタチが悪い+海がすぐでもっと大変だと今中先生は締めくくられました。

 

ここで音楽、ボブ・ディランの風に吹かれて、何発撃ったら平和になるのか、というものです。答えは風の中にあると言うものの、西谷さん、一人一人が動いて答えを出すべきと言われました、これもユーチューブにありました。

https://www.youtube.com/watch?v=7GDqvnGai50

 

後半のお話、外征軍(がいせいぐん)化する自衛隊について、自衛隊が外へ戦争するためのもの、集団的自衛権の行使=外国での戦争を想定して、外国で銃を構えるために、日本版の海兵隊を作ることになり、強襲揚陸型の設備+兵員輸送のオスプレイ、それまでの専守防衛、個別的自衛権では不要なものを、集団的自衛権をするには輸送ヘリも必要で、自衛隊の部隊編成が変わり、指揮系統も変わり、今全国の地方にある組織が、割拠型を陸上小隊の司令部を作り(地域の上に最高司令部)、その司令官がまとめることにより、外征軍で戦争し、これはまず尖閣を想定しており、中国との対峙・島の奪還を想定し、南シナ海でのことにアメリカも警告して、南シナ海で何かあったら、自衛隊も派兵されて、北朝鮮の脅威の宣伝も世論津繰りのために最大限に悪用されて、97年ガイドライン時に周辺事態法で紛糾し、当時の野中官房長官が、これで通ってしまったと言い、不審船で当時、憲法違反のものが、あれよあれよと通ってしまう、北朝鮮などの脅威で、世論が付和雷同して成立、これを今後警戒すべき。

戦争準備法案も、若者の反対があっても、北朝鮮がロケットを放つと賛成が増えてしまい、前田さん、沖縄の自衛隊の密度が増えていると言われて、政府は沖縄の負担を減らすと言うが、これは米軍のことで、自衛隊は基地の密度は高まり、沿岸監視隊が与那国(台湾の近く)に出来て、これは中国の軍艦を監視するものであり、石垣、宮古にも地対艦の設備を作っている。

着々と、宮古、八重山に基地を作り、沖縄にも飛行隊を増設して、第9航空団=沖縄に基地を増やすものであり、沖縄では自衛隊の密度が高まり、日米の軍軍連携強化→米軍基地で自衛隊が訓練で、沖縄は大変なことになるのです。

西谷さんも石垣島に行かれて、のんびりした島が大変なことになり、前田さん、石垣島は住民が反対、市長は過疎を自衛隊で解消する方向、与那国もそれであり、農業、漁業を壊滅させて、そして戦争を押し付けて、しかし日本と中国が戦争することは現実的にはあり得ず、それでも、日中がにらみ合い、北京と東京が冷静でも、前線で何かあったらエライこと→世論が戦争を志向することもある。

領土問題で、固有の領土などなく、尖閣は水も資源もなく持っている価値なし、地下資源があったら共同開発したらいい、イギリスとノルウェーの北海油田もそうして共同開発して、イギリスも産油国になり、田中角栄氏の棚上げで良かったのが、慎太郎氏の国有化でエライことになった。

火のないところに火を立てるのが戦争法であり、後半テーマその2は、戦争準備法案廃止の展望であり、総理府の自衛隊の世論調査、これは70年代からやっているもので、電話ではない本格的な世論調査をやり、HPにもあるが、最新の2015/3の数字、自衛隊に良い印象は90%を超えて、阪神・淡路と福島で上がり、自衛隊は国民が受け入れているが、自衛隊の存在する目的は、(1)災害派遣89%、(2)国の安全73%、(3)PKOであり、災害派遣は国民の支持も高く、今後も災害派遣への国民の要望は高く、PKOは低く、今後は自衛隊に災害派遣をしてほしい、南スーダンのPKOは国民が求めず、働く自衛隊、軍縮が求められて、野党の反対勢力も、政府の世論調査でこの数字であり、日本は軍拡しているのに、EUは91年の冷戦終了後EC→EUの共同体になり、共通の安全保障になり、自国の安全は、隣の安全、しかし日本と中国は、相手の安全=こちらの脅威で、軍拡、疑心暗鬼になるが、EUは国境もない。

 

北欧は福祉も高く、戦争しないで福祉をしている、これをEUより先にやり、フィンランドは住みやすく、日本はアウト、アメリカと軍事協力する日本ではなく、どういう日本にすべきか、戦争準備法案批判より、戦争にかけるお金を福祉、災害対策にするとしたら、展望が見えたら国民も納得して、そしてシールズの若者や、子育ての母親が国会を包囲したことは大きく、前田さん、かってなかった+強行採決で終わらず、みんなまだあきらめていない、野党は統一廃止法を出したのは大きい。

 

この流れで、参院選にて安倍内閣NOを突きつけるべき、参院選まで怒りを忘れてはならないのです、以上、前田さんのお話でした。

 

今週の自由なラジオ、西谷さん、日本が本当に戦争をするのか、アメリカの要求で着々と進め、沖縄は犠牲にさせられる、沖縄の怒りや悲しみを自分のことにすべきであり、原発も安全なら東京に作れと言うのと同じであり、西谷さんもアフガンやシリアを取材されて、戦争で誰も得にならない、死んだら全て終わり、国を守りたいとして入隊した自衛官も、派兵されて殺される可能性あり、少年兵を撃てるか、PTSDでアメリカは壊れて、EUの理念で、日本は独立すべきと西谷さん締めくくられました。以上、今週の自由なラジオでした(この内容、例によりいくらでも拡散してください、安倍政権に戦争を強行されたら、日本は、世界は破滅です!)

 

 

 

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Preview YouTube video Blowin’The Wind ボブ・ディラン 風に吹かれて

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