ラジオ関西 ばんばひろふみラジオDEショー 西谷文和 チェルノブイリ事故30年を語る

 永岡です、昨日のラジオ関西、ばんばひろふみラジオDEショーに、ジャーナリストの西谷文和さんが出られて、チェルノブイリ原発事故30年について語られました。

ポッドキャストで公開されています。

http://jocr.jp/podcast/banban/banban160427.mp3

48分頃からです。

西谷さんのお話、チェルノブイリ事故30年、まだまだ解決せず廃炉もダメ、2013年にウクライナに行かれて、チェルノブイリ博物館は大変なことであり、当時日本だとソ連だから事故、日本は大丈夫と言ったのは嘘、4号炉の低出力実験時に爆発、格納容器なし(日本はあってそこに核物質を入れる)で剥き出しで爆発、事故直後に石棺を作って覆い、それでも漏れて、しかし何とか封じ込めても石棺が老朽化して、第2の石棺を作ってレールでかぶせるのですが、現地は危機的な状況で、消防隊員、操作員も死んで、救援に来た人も死に、核燃料が熔けて落ちてしまい、旧ソ連政府は鉱山労働者を集めてトンネルを掘って、核燃料と地下水の接触を何とか防ぎ、こういう人たちの決死の活動で、あれで済んだと博物館にはあり、もちろん労働者は被爆、136mのトンネルを掘り、たくさんの人が決死の覚悟でやってあの始末、今福島で被爆しながら何千人何万人も働き、チェルノブイリも福島も労働者の犠牲に成り立った。

福島でなぜ地下水が漏れるか、もともと30mの高台を10mに下げて、これは水で冷やすために、30mだとポンプや杭打ちのお金を削ったためで、周りが高く地下水が流れ込み、高台に作っていたら、津波にやられなかった。

そして、チェルノブイリ事故、当日ソ連の新聞はベタ記事、nyタイムスは一面トップ、日本もで、当時ゴルバチョフ大統領の情報公開で89年に事故の全貌が明らかになり、事故直後のメーデーで、ソ連の人たちは被爆し、そして日本でもSPEEDIは公開されず、そしてばんばさん日本人が信じられないと言われて、西谷さん原発が安全とか、原発が安いと日本では信じられて、しかし使用済み核燃料を冷やすのは10万年!その間保管する維持管理コスト、10万年前はネアンデルタール人、全国の使用済み核燃料を六ヶ所村で、キャスクとプールに入れて、しかし人が近づくと10分で死んでしまうので、無人の機械で処理して、しかし六ヶ所村は中間貯蔵、そして最終処分場は日本にない、日本で10万年保管できる場所は日本になく、しかし佐賀、玄海町が最終処分場に手を上げそうになり、高知の東洋町は手を上げようとしてリコールで止まり、しかし玄海町は上げてしまい、ばんばさんもいずれ処分方法が見つかると楽観したと言われて、西谷さん、阿蘇山は過去に大噴火して、そうなったら川内や伊方原発がやられる、事故をしないと言って、事故になり、福島で30mの高台を削ったのも、東電の恥部、コストを下げるために事故が起きて、福島の人たちはエライ目にあい、ばんばさん、会社の利益のために福島の人を犠牲にしたと言われて、西谷さん、国も責任がある、安全なら東京に原発を建てるべきで、だましの様子が311から分かったが、本来チェルノブイリ事故から日本も学ぶべきであったのに、福島で事故、10mの津波が来ると知りつつ放置し、しかし政府は事故を早く忘れさせたい、東京オリンピックをしたい、原発は儲かると西谷さん、指摘されて、来週西谷さんトルコに行かれて、そこから生取材報告をされると言われました、以上、西谷さんのお話でした。

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