今度は鹿児島トカラ沖 川内原発は南北の地震に挟撃される

  • 2016年4月27日
今すぐ稼働停止すべき(川内原発)/(C)日刊ゲンダイ
今すぐ稼働停止すべき(川内原発)/(C)日刊ゲンダイ

 24日夜、鹿児島県西南方向沖にあるトカラ列島近海で推定規模M4.2の地震が観測された。一連の地震でテレビのニュースは震源地の熊本県や大分県に焦点を当てて、鹿児島県の地図をほとんど映さない。だから位置関係がつかみにくいのだが、トカラ列島と熊本県の中間地点には、全国で唯一、稼働中の鹿児島・川内原発が存在する。トカラ列島近海の地震は熊本地震と関連はないのか。

武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)がこう言う。

「確定的なことは言えませんが、この状況下では、トカラ列島の地震と熊本地震は何らかの関係があると考えるべきです。国内最大級の活断層である中央構造線は、沖縄から熊本、大分、愛媛を通って長野まで延びている。トカラ列島周辺は沖縄と熊本の間に位置しますが、海底の断層が見えにくく、解明されていないことがたくさんある。『解明できない』=『安全』ではありません」

 19日には川内原発の80キロ圏内に入る熊本県八代市で震度5強を記録する地震が起きた。川内原発から50キロのところには、今回の地震の引き金となった日奈久断層帯がある。

「震源が熊本、阿蘇、大分と移動していることを考えると、今後は北東に移っていく可能性があり、愛媛県の伊方原発は危ない。また川内原発も、八代市の地震が南西側に進んだり、トカラ列島沖の地震が北上するかもしれず、非常に怖いところに建造されています。とくに川内原発は先月、52キロ離れた桜島で爆発的噴火が5回も起きているから要注意です」(島村英紀氏)

これで川内原発の運転を継続している方がどうかしている。どう考えても、即刻、稼働停止すべきではないか。

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