毎日放送VOICE 中国帰国者2世の過酷な環境

 永岡です、毎日放送のニュース「VOICE」の特集は、中国残留孤児の帰国者の厳しい状況についての報告でした。

ご存知のように、大東亜戦争で日本が中国、大陸を侵略し、そして軍隊は一般市民を置いてトンズラし、残された日本人の帰国が80年代から行われましたが、その子供の世代が厳しい状態にあります。

兵庫・明石におられる猪川嘉代子さん(91歳)、19歳で太平洋戦争の際に満州に渡り、日本兵の夫と結婚したものの、夫は戦死し、その後現地の方と結婚して子供を6人授かったものの、日本人と言うことで差別もあり、87年に帰国しました。しかし、その後、高齢でもあり、生活は大変で、娘さんの千春さんが、母親の介護のために日本に来て、その際に38歳、日本語は話せず、そのために仕事にも就けず、千春さん、面接で、日本語が話せないので、何度落とされたか分からないと言われて、厳しい生活が続きます。

こういう、中国からの帰国者のために、日本語の教室があり、当初は帰国者のみが対象でしたが、今は受講生の7割が2世であり、お世話をされている水野さんは、今は4050代の世代が多く、仕事を抱えてこういう教室に通えない人も多く、大変だと語られました。

このような、帰国者への援助がないのは違法と、2000年に提訴されて、2006年に、神戸地裁で支援がないのは違法との判決が出ました。それにより、帰国者を支援する施設も出来て、大阪だと、そういう施設に、初の入居者もでました。

先の猪川さんも、それでヘルパーに来てもらえるようになりましたが、しかし、支援を受けられるのは帰国者本人のみで、その2世への支援はなく、千春さんも、年金に頼れず、もう高齢であり、今後には不安もあります。

今、中国からの帰国者は約6700人ですが、その子供の世代は10万人とも(分かっているだけで)あり、この人たちは、今後、未来が見えません。

…これが、「先進国」日本の実態であり、太平洋戦争の責任を日本が取らず、そして今も、このように切り捨てられている方々があり、こんなことで、日本に未来はあるのでしょうか?以上、VOICEの内容でした。

 

Categories Uncategorized

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this:
search previous next tag category expand menu location phone mail time cart zoom edit close