財界保守派にとっては理想郷(貧困層には暗黒郷)を実現するためには、実際の戦争が必要になる

初夢にしては縁起が悪いが、自民党の選挙公約に沿って憲法改正で国防軍が創設される
ものとしてみよう。どのような事態になるだろうか。
まず、軍備増強が可能になる。徴兵制は世論の支持を得られないから志願制を取る他は
ないが、防衛省の「防衛力の人的側面」(二〇〇七年)が懸念するような自衛隊への応
募状況では、精強な軍創設もおぼつかない。
そこで国防の外注化・民営化が不可避となる。
(略)
新政権の親ビジネス路線とも符合する。
軍は大学のキャンパスで募集活動を始めるだろう。積極的な将兵募集は、柔軟な労働市
場を求める財界の要請にもぴったりだ。非正規や失業中の若者の生計とキャリア形成を
、国防の大義名分で国が面倒を見ることになるからだ。軍需は内需拡大に直接結びつき
、輸出産業になる。
(略)
短兵急の核武装は米国との摩擦を引き起こすのでありえない。だが長期的には選択肢に
なる。プルトニウムを生み出す原発は維持する必要があるというわけだ。
(略)
兵たん、情報収集、警護等の軍需に応じて、土木・建設、外食、セキュリティー、通信
等の企業は民間軍事会社へ脱皮するであろう。
(略)
米国で軍事費削減がタブーであるように、日本でも平和主義は非現実的と一蹴されて軍
事費は聖域化するはずだ。何しろ、巨大な中国や暴発気味の北朝鮮が相手だから、軍事
費はいくらあっても足りなくなる。
(略)
財界保守派にとっては理想郷(貧困層には暗黒郷)を実現するためには、実際の戦争が
必要になる。米国が経験してきたような一連の大規模な戦争があって初めてこの話は成
り立つことに注意すべきだ。

http://www.magazine9.jp/osanpo/130109/

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

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