永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ、水曜のレギュラーは毎日新聞客員編集委員の近藤勝重さんでした。
オープニングは小池都知事による築地市場移転延期について、崎山敏也さんの報告がありました。11/7予定の豊洲への移転を延期し、11/2予定の築地市場閉鎖、解体工事も延期し、一度決めたら既定路線ではないと小池氏は語り、土壌汚染、交通アクセスなどの問題もあり、他方環状2号線の計画のこともあり、崎山さんが会見を取材されて、移転延期の理由は安全性、地下水のモニタリングが終わっておらず、元東京ガスの発電所で土壌汚染について、モニタリングは11/18以降にも検査で、結果は来年になり、その前の移転はおかしいということ、費用の増大、当初3900億→5800億、これは土壌汚染対策、用地取得より、建物の建設費、人件費、建設費の高騰だけでなく、また情報公開について、市場関係者の不安があり、公開した情報を伝えることにも問題があり、延期はいつまでか、プロジェクトチームで調査して、土壌汚染は来年1月なのでそれ以降であり、他にも調査があり、移転中止の可能性は、小池氏の30分の演説後、都のスタッフの説明があり、豊洲の使い勝手を良くして、どれだけ金がかかるかであり、店舗が狭く、電動荷車が豊洲で問題なく使えるか、これを実際に走らせて実証実験して、これは業者さんの協力でやり、机上のものに終わらず、会議、実証実験は公開するとしており、フルオープンと言いつつ隠さないかは大事であり、そして豊洲の床が薄く、耐震性の問題は今日出なかったが、プロジェクトチームに建設、土壌汚染の専門家などで検討して、実証実験をして、いつまでに移転しなければならないということではなく、豊洲がアウトの可能性もあるが、これは明言されなかったと、崎山さん締めくくられました。
近藤さん、台風10号の珍しい動き、東北、北海道への初上陸について、冬場の北海道の話はよく聞くものの、夏の台風のことは聞いたことはなく、強啓さん、台風は西日本から回ってくるものであり、それがエネルギーをたくわえて上陸は初であり、自治体には想定外と言われて、近藤さん、冬は雪国では対策するのに、松尾芭蕉の五月雨の句があり、最上川がどうなったかと言われて、そしてこの築地市場移転延期がニュースランキングの関心1位、これについて近藤さん、延期してどうするのか、立ち止まってと言うものの、小池氏は言葉が巧妙で、立ち止まってとはどちらにも取れて、政治家の言葉に二面性があり、立ち止まっては政治的な公約を守ったのみで、答えをどう出すのか、政治は立ち止まったらだめ、動いて考えるべきであり、1日700万、検査ももっと早く出すべきという声が出ないのか、分かりにくいと言われました。
台風10号、岩手で高齢者が犠牲になり、近藤さん、川が直角になり、避難をどうするのか、垂直避難が必要だが、去年の鬼怒川の氾濫とか、半世紀に1回とか言われて、国は何をしているのか、国防と言うが、防災は国の役目であり、安倍総理は国民の生命を守ると言うが、ミサイルで守るのではなく、国が災害対策をしないのかと言われました。
近藤さんのチェック、九電は川内原発の三反園氏の停止要請を断ることを決めて、川内原発は秋に2基ともに定期検査で止まり、緊急車両を増やす、非常時に迅速に対応すると言うものの、近藤さんこれは大きいニュースで、九電は再稼働反対で当選した知事の意図を無視して、安倍政権は再稼働イケイケであり、九電が川内を止めたら安倍政権の意図を潰されて、しかし三反園氏は原発を争点にして勝ったものであり、さらに熊本大地震があり、前任の伊藤知事は避難経路も決めずに再稼働であり、三反園氏は後に引けず、定期検査の後で再稼働、これが押し切られたら、再稼働は政治で決められて民意は無視されると近藤さん言われて、強啓さん、規制委は住民に安全とは言わず、近藤さん、安全と言わずに規制委は体質も変わり、政権の意向を受けて規制委は動き、規制委も政権側と脱原発の人に思われていると言われました。
築地では 解体ショーが 延期され、が今週の時事川柳のトップでした、近藤さん、キーワードをひねったのがポイントとも言われました。任期より 人気が気になる安倍マリオが次点でした、以上、デイ・キャッチの内容でした。