ネットワーク1・17(2016/9/11) シリーズ電車の中で地震に会ったら、大阪市営地下鉄、中川弘さんのお話

永岡です、第1030回ネットワーク1・17、今週もMBSアナウンサーの千葉猛さんと、フリーアナウンサーの野村朋未さんの司会で放送されました。

このところ台風が続き、兵庫県養父市で観測史上最多の雨、恐怖を感じるくらいの雨であり、傘も役に立たず、車の運転も困難であり、台風は温帯低気圧になっても雨の被害であり、岩手の被災地はまだ油断もできず、雨がやんでからの河川の増水も気を付けるべきなのです。

先週は紀伊半島豪雨から5年で、防災ラジオのお話をされて、リスナーから、防災無線は会社にあるが、防災ラジオは初めて知り、関心を持った人も多く、大雨だと役所からの放送、サイレンは聞こえず、こういうときの情報は貴重であり、防災ラジオについて千葉さん調べられて、スピーカーから役所の情報が来て、普段は通常の放送であり、災害時に自動的に切り替わり、また防災モードにしたら自動的に放送が入り、自治体の配るものや、有料(数千円)、しかし自治体が防災ラジオのシステムを導入していないとだめで、和歌山では11の市町村、京都は2つ、しかし大阪では導入しておらず、防災無線に頼れないと他の方法が必要で、大阪市では携帯によるエリアメールがあり、携帯を持っていたら登録なしで来て、大阪府の防災メールは登録の必要があり、各自治体の情報があり、もちろんテレビ、ラジオにも避難情報があり、災害時は停電もあり、複数の手段で情報を手に入れるべきであり、先週の岩田さんも防災アプリ、SNSを指摘されて、あらゆる手段で情報を入手し、困難なお年寄りは近所との情報交換も有効です。

 

今週は電車の中で地震にあったら、のシリーズ3回目、今回は地下鉄のことで、大阪市営地下鉄、1日243万人利用して、地下鉄では地震で電気が止まっても蓄電池で隣の駅まで行けるように整備を進めており、南海トラフ地震で津波が2時間で来て、浸水対策を2018年までに100億かけて進めており、鉄道総括部安全推進課の中川弘さんのスタジオでのお話がありました。

地下鉄はたくさんの人が利用して、大阪市営地下鉄は御堂筋線で10両編成、1両1200人乗り、地震時には、地下鉄では避難誘導は最後の手段で、電車で次の駅まで誘導するものであり、停電でも次の駅まで行けるように、変電所に大容量の蓄電池を備えて、地震時に、蓄電池、自家発電で真っ暗になることはなく、しかし地震はいくつか想定されて、最大震度だと止まり、駅と駅の間は、地下鉄だと2km前後、最悪避難誘導をするにしても、電車を降りて歩く場合、線路が損傷することもあり、そして地震で電車に閉じ込められた場合の対策は、駅の間で長く止まることは想定せず、それを避けるものであり、地下鉄は朝や夕方のラッシュ時と、閑散時間で対応は同じであり、乗務員の車内放送が大事であり、勝手な判断で車両の外に出ることはだめで、最寄りの駅から駅員が避難誘導のこともあり、これは地震の規模にもより、何人の職員で対応するかは、いざという時に混乱しないか、職員が避難のことを徹底し、駅職員の案内に従うのが必要です。

乗客には高齢者、障碍者もあり、乗車されている方から共助を求めて、リーダーシップを取れるような乗客がいたら、他の乗客の狼狽を止めることもしてもらい、電車は避難誘導時に非常はしごを取り付けて、高齢者、子供、障碍者のために手助けしてもらい、地下鉄は深いところを走るので、停電したらエレベーター、エスカレーターは止まり、階段しかなく、訓練時には振り返りをして、お客さん役の人から、社内点検、乗客の様子などを見て、振り返りをして、フィードバックして、今後の点検に役に立てて、新鮮な情報を使うのです。

そして、地震だけでなく、津波が地下鉄に入り込むこと、2013年に大阪府から南海トラフ津波の公表、津波は2時間で来るので、その対策を講じて、乗客の安全確保~1時間以内に避難誘導、地震発生で停電対策として、大容量蓄電池を設置し、災害後の大阪市の復興に地下鉄は必須で、浸水しないように対策をして、浸水防止設備の普及、治水パネルなどを、2014年から着手して、2018年度までに普及させて、100億円かけるもので、南海トラフ地震で津波は2時間で来るので、1時間で避難させるもので、とりあえず地下から地上への避難に1時間、そして津波避難ビルに誘導するものであり、梅田の巨大な地下街との連携は、連絡会議も立ち上がり、大阪での浸水を対策、連携して対策して、マニュアルとして出来るまでには至らず、大阪市主体でやっており、避難計画を策定して、各駅で乗客の対応をするのです。

100億かけての対策、大阪市で浸水の懸念されるところは、マップが出て、四つ橋線の西エリアに浸水が想定されて、梅田は浸水が想定されて、浸水を止めるには、パネル、止水扉、鉄の扉で地下鉄に降りるところで遮断し、地下鉄に水が浸入しないようにして、パネルも用意し、天井まで設備し、乗客避難後に止水設備を稼働させて、地震から1時間で避難、その後は封鎖して、津波対策を取るものであり、地下鉄で地震時に、乗客も心得るべきであるのです、以上、中川さんのお話でした。

 

今週の内容、千葉さんも地下鉄をよく利用されて、災害時の地下鉄、駅間はそれほど長くはなく、慌てず、助け合い避難すべきであり、野村さんも、地下鉄でどこに出口があるかと見るべきと言われて、スマホで情報も得られるのです。来週は、地下街で災害にあったら、をテーマに放送の予定です、以上、今週のネットワーク1・17でした。

Categories 地震

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