毎日放送VOICE 憤懣本舗 自治体ネーミングライツの問題

 永岡です、毎日放送のニュース「VOICE」の月曜企画の憤懣本舗にて、自治体のネーミングライツの問題が取り上げられました。初めて聞く話もあり、お知らせいたします。

ネーミングライツは自治体の、つまり税金で作った施設に企業が協賛金を出して名前を宣伝するもので、一昨日25年ぶりに優勝した広島カープの本拠地は、マツダZOMZOMスタジアムというのは、東洋工業が数年で2億出して命名権を買っているもので(番組には出ませんでしたが、東洋工業はカープの親会社でもあります)、他に関西だと、大阪ドームを京セラドーム大阪、その他、多数あり、これは名前を付けさせてくれたら企業がお金を出すもので、大阪だと、中央体育館(難波にあり、相撲の3月場所やプロレスの会場に使われる)にもネーミングライツがされたこともありました。京都で、旧京都会館の改装後に、京都の半導体メーカー、ロームがネーミングライツを取り、これをロームシアター京都と名乗っています(ロームはクラシック音楽の支援をしており、日本の演奏家がCDを作るのに補助を出して、例えば2011年に指揮者の佐渡裕がベルリン・フィルと共演したCDはロームが補助金を出しています)

そして、問題は京都で、京都市立美術館、1933年開館の日本で2番目に古い美術館ですが、施設が老朽化して、さらに売店の場所もなく仮設であり、京都市はこの美術館の改装に100億円要るとして、ここにネーミングライツで、5050億、つまり費用の半分をネーミングライツで賄おうとするのですが、これに市議会が反発しており、共産党の市議より、ネーミングライツには市議会の同意の必要がなく、行政で勝手に決められるので、行政の暴走を懸念する声もあり、あるいは、民進党の市議より、存在にふさわしくないキャラクター名が付けられる可能性もあると、行政を批判しており、この、ネーミングライツに議会の同意が要らないと言うのは、私も初めて知りました。

京都市民には、ネーミングライツで税金が安くなるという意見もあり、他方京都に合わない名前にされる懸念もありますが、ネーミングライツの専門家である鳴門教育大の畠山さんは、ネーミングライツの付く施設は税金で作ったものであり、住民の同意、間接的には議会の同意が要ると警告されています。

ご存知のように、自治体はどこも財政が厳しく、しかしカラノミクスで自治体は潤わずであり、これをご覧になった、神戸学院大の中野雅至さんは、京都市は強気で、普通なら5050億は出さないと指摘されて、このネーミングライツの問題は複雑であり、これをしたら、NHKでも企業名を呼んでもらえるというもので、この手の宣伝効果は高く、直接は関係ありませんが、プロ野球のチームを日本のテレビ、新聞は親会社の名前で呼び(ソフトバンク、日本ハムなど)、大リーグのチームはマリナーズやヤンキースと呼ぶのと対照的ですが、これで宣伝効果はあり、球団経営が赤字でもこの宣伝で効果があるもので、88年にオリックスが阪急ブレーブスを買収した際に、企業名がスポーツ紙に報じられて、その宣伝効果(88年当時はオリックスの名前はほとんど知られず)で買収に要した金額は回収できたとすら言われていますが、ネーミングライツに議会の同意が要らないとは驚きであり、私も、大阪ドームを京セラドーム大阪と呼ぶには抵抗もあり、安易な企業名をつけることには抵抗もありました、以上、VOICEの内容でした。

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