永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ、火曜日のレギュラーは国際ジャーナリストの小西克哉さんでした。
オープニングはもんじゅを政府が廃炉にする方向のこと、TBSラジオ記者の崎山敏也さんの報告がありました。
決定打は巨額の費用で、規制委はもんじゅを廃炉にする方向で最終調整に入り、もんじゅはこれから数千億かかり、その上にさらに追加負担は数千億であり、これについて、崎山さん、スタジオでのお話であり、去年11月に規制委はもんじゅは今のままだとアカンと文科省に言って、タイムリミットは半年、当時の文科相も8月に結論としたものの出ず、しかしもんじゅは本体と燃料工場etc、1年に維持費は20億であり、しかし経産省と電力業界は、原発の、今あるものを再稼働したく、もんじゅをやっていたら再稼働が遅れて、もんじゅに様々な人、資源を入れていたのを、既存の原発の再稼働に転嫁して「もんじゅは原子力マフィアにとってお荷物」であり、日本が核を始めたときに、ウラン資源には限りがあり、プルトニウムを利用しないと採算が合わず、これは日本の核政策の大転換、暴走してきたもんじゅを止めるのは決断なものの、他の原発の再稼働への思惑があり、もんじゅの廃炉はまず書類でやり、しかし日本の原発で廃炉を完了して更地にした例はなく、もんじゅは金属ナトリウムを使いこれの始末も大変で、地元の敦賀市、福井県は国の危険を引き受けて、もんじゅ廃炉で雇用などの問題はどうしてくれるのかとなり、今後の核燃料サイクルは、プルトニウムの有効利用で、もんじゅがお釈迦になったら、プルトニウムを増やすものであり、そして六ケ所でプルトニウムを取り出しても用途が無くなり、日本には48トンのプルトニウムがあり、核兵器を持たない国で核兵器材料を持ち、東アジアから疑念の目を持たれて、政府、産業界はプルサーマルでやる、大間原発はフルプルサーマル仕様なものの、48トンものプルトニウムを消費できず、その上に再処理を続けたら、使用済み核燃料の用途が無くなると、原発はただごみを出すだけの存在に成り下がり、大変な影響になると、崎山さん締めくくられました。
民進党蓮舫氏の二重国籍問題、毎日新聞に、日本政府は台湾を国として認めておらず、中国国籍になり、違法性なしと蓮舫氏は語り、小西さん、これで蓮舫氏は毅然とすべきで、全然問題なし、二つあり、二重国籍自体の問題と、蓮舫氏の見解が変わった件で、政治的にはマイナスになり、しかし今の民進党代表選の討論会、外国人特派員協会でやって、民進党と共産党と組むのか、経済政策が問題なのに、蓮舫氏の二重国籍問題でかき消されてしまい、維新が国会議員と国家公務員の二重国籍を認めないというのは、多くの先進国から見たら逆行して、一般市民の二重国籍は問題なく、外交特権を持つ人、総理、閣僚はどうか、日本に情報機関があったらインテリジェンスブリーフィングをもらえて、この場合は二重国籍は放棄すべきであるが、ボリス・ジョンソン氏はアメリカとイギリス、シュワルツェネッガー氏は二重国籍で問題なく、アメリカにも二重国籍はあり、大統領選の場合は問題だが、民進党代表になるなら問題なく、日本には情報機関がなくて問題なく、リスナーからも、感情論でやられていると指摘があり、小西さん、共産党と連携するのか、ドアホノミクスを否定なら何をするのか、これを論議しないとだめで、国籍問題で民進党を叩く新聞もあると小西さん指摘されました。
デイキャッチャーズボイス、アメリカ大統領選のヒラリー・クリントン氏の健康問題について、小西さんのお話がありました。影響は思ったより深刻と言うことであり、クリントン氏の健康問題、前々、夏から健康に問題と言われて何もコメントせず、肺炎についても主治医はコメントせず、風邪をこじらせたものもあるが、詳しいことは後で報告と言うものの、健康と、それをすぐ言わなかった問題があり、大丈夫と本当のことを言わなかったのは問題で、2008年に小西さんクリントン氏に密着し、厳しいスケジュールをやっており、年齢を考えずにやっており、過去に副大統領候補が病気を隠して、1972年の時で、副大統領候補がうつの治療を受けていたことを隠し、それでアメリカは核のボタンがあるので厳しく、これで民主党はニクソン氏にぼろ負けし、そしてクリントン氏の健康問題はトランプ氏の陣営に突っ込まれて、トランプ氏はハッタリが多く、戦術として、オバマ氏がアメリカ生まれでないとか、右翼、ナショナリストを支持層に持つとこうなり、ところがトランプ氏の言っていたことは陰謀論ではなく本当であり、過去に北丸雄二さんも指摘されて、トランプ氏の支持層、超極右、新右翼の考えは、トランプ氏の考えと、移民の反対と、多文化主義に反対で一致して、アメリカは人種のるつぼで、多文化をアメリカは60年代から認めて、オバマ氏はその真骨頂、閣僚に黒人、ヒスパニックを任命し、これにアルトライト、昔のKKK、今は白人男性の権利が侵されていると、ネットで活動し、2ちゃんねるを模したもので活動して、このメディアのCEOマノン氏はトランプ氏の選挙参謀であり、マノン氏は疑似インテリ化したKKK、白人の優生思想を主張しており、トランプ氏の支持者にアウトライトがいるとクリントン氏の陣営は見て、トランプ氏の支持者に差別主義者があると見て、またグローバル化に遅れた白人もいるものの、クリントン氏はアルトライトを批判して、逆効果であり、トランプ氏の支持者にはアルトライトもいても、クリントン氏が発言したのは、体調不調で集中を欠いていたものがあり、トランプ氏は健康には自信と言っても、確定申告は出さず、クリントン氏の健康問題は今後問題になると締めくくられました、以上、デイ・キャッチの内容でした。