永岡です、第1031回ネットワーク1・17、今週も毎日放送アナウンサーの千葉猛さんと、フリーアナウンサーの野村朋未さんの司会で放送されました。
その前に、MBSラジオの、しあわせの五・七・五(9月17日放送)、近藤勝重さんの、しあわせの風景、近藤さん川柳はじめ文芸は何かに気が付いたことから始まり、文芸だけでなく、ビジネスでも気づきが必要で、脳のひらめき、このような特集も雑誌にあり、近藤さんどこに気が付くのか、夏目漱石の虞美人草で、驚くときに気が付くものであり、「アッ」体験と近藤さん呼ばれて、思わずアッと声を上げるものであり、近藤さん駅から帰りに小さい公園に目をやると、百日紅、赤い中に白いものがあり、それが街頭の中にあって、夜桜は知られているが、白い百日紅も幻想的だと近藤さん言われて、夏の夜の贅沢であり、物事の真実は細部に宿るものであり、近藤さんジョージ・オーウェル、1984年で有名な方、絞首刑というエッセイ、イギリスの植民地で絞首刑に立ち合い、野原に絞首台を作り、前方に水たまりがあり、これをよけて、数分後に処刑される男がよけたものにオーウェルの視点、意識のある男を殺す意味を知り、盛りにある生命を殺す意味に気づくのは大きい気づきであり、水たまりをよける意味は大きな人間の真実に気づくものであり、また近藤さん、ちょっとしたきっかけで、愛犬が亡くなったことを書いた作家の方、雪の降った庭を眺めて、愛犬が走り回ったことを回想して、何とも言えない悲しみに気付くものであり、川柳にある、他の何かと比べて、周囲と見て、こちらの方がいいと日常的に体験するもので、大阪の川柳の岸本さんの句、脱ぎ捨てて うちが一番 良いと言う、ものがあり、こんなに気楽な家がいいとなるものであり、自分の家が一番いいと気付くもので、川柳をされる方は、そういう感覚を持ち、メモを取るべきであり、うちが一番いいはみんなやっても、旅に行っての帰りという表現はなく、旅からの帰りを、動作でわかるもので、日常にこういうものがあり、メモしていい川柳を作ればいいと言われて、水野さんも、朝カップの味噌汁を何にするか、この際に気づいたことを記録すべきと言われて、近藤さんのお話は終わりました。
今月、台風の上陸が相次ぎ、台風14号は890hPa、85mの猛烈な勢力で、台湾で犠牲者も出て、台風14号は熱帯低気圧にあったものの、次は台風16号が来ています。
先週の電車に乗っているときに地震のこと、リスナーから、情報を持っていたら対応できるとの声があり、9月は防災月間であるのです。
今週のテーマは地下街の浸水対策、豪雨、南海トラフ津波に対して、大阪の地下街と地下鉄が対策をまとめ、大阪市だと2013年8月に大雨で梅田の道路が冠水し、地下街への水の流入はなかったものの、梅田の地下街、ホワイティ梅田は1日40万人が利用するものであり、梅田の地下街は世界一の規模で迷路のようなところもあり、地下街での防災地下街を管理される大阪地下街(株)の防災担当部長の河越修一さんのお話がありました。
地下街は、大阪では全国指折りの規模の地下街であり、地下街が連携して今年3月に対策を発表、地下街への浸水対策について、地下街にいたらどう動けばいいか、河越さん、ホワイティ梅田は巨大な地下街であり、一番人が多いのは平日の午後6時に16000人もいて、ものすごくたくさんの方がいるもので、台風での豪雨や、ゲリラ豪雨など、地下街の出入り口にかさ上げをしており、周りより高いと3段高く、マンホールのような平板ではなく、道路が冠水しても地下街に水が流れ込まず、さらに止水板、金属のパネルを立てて、地下街に浸水しなうようにしており、千葉さん、職員の方の案内でホワイティ梅田の浸水対策をご覧になり、マウンドアップによる浸水対策は、道路の冠水→道路から20cmの高さで、車道から50~60cmまで地下街に流れ込まず、水を止めるマウンドアップ他の対策であり、そして止水対策が取られるのを千葉さんもご覧になり、クランクのような道具で止水板、日常のタイルがそれになって浸水をスピーディーに防げて、家の玄関のように止められるものであり、河越さん、地下街の入り口により対策はあり、スライド式、パネルを差し込むもの、観音開きの止水板もあり、避難時に、地下街への浸水の危険性があったら、他の出入り口から避難し、止水板の建てられたところからは避難せず、止水板は何mmの雨で立てるかは決まっておらず、地下街への浸水が懸念されたら早めに設置、道路の冠水で判断するのです。
2013年の豪雨、MBS付近の道路も冠水し、10分間に27.5mmの豪雨で、その際にマウンドアップにより地下街への浸水はなく、野村さん、地下街だと大雨を気づきにくく、河越さん、浸水の危険性があったら非常放送にて、浸水の危険性や、地震の際に非常電源でパニックを防ぐものであり、マニュアルで決めたのではなく、随時その際の状況で知り、避難勧告、避難指示の出た場合は非常放送で避難を誘導し、危険が差し迫っているので、落ち着いて避難してほしいとするものであり、保安院は24時間8名いて、200の店舗があり、隣接したビルの方にも協力してもらい、ホワイティ梅田と隣接した施設の協力は、避難誘導をして、地下鉄の東梅田駅と隣接しており、地下鉄→ホワイティ梅田への避難が想定されて、連携して、避難誘導するものなのです。
止水板、ゲリラ豪雨ではなく、大雨による淀川の氾濫に関して、梅田で5mの浸水が想定されて、止水板では対策出来ず、その際は避難誘導、大雨で淀川の水位が危険になったら、大阪市から避難の指示が出て、その際に避難誘導、お店を閉めてもらい、避難勧告だと非常放送で地下街からの退避を誘導して、避難指示の際には、地下街の方に、近隣のビルの3階以上に避難してもらい、淀川の氾濫に対応するのです。
そして、地震、津波の際に、南海トラフ地震で大阪に2mの津波が想定されて、止水板では対応できず、避難誘導するもので、止水板には効果はなく、そして地下街にいて、どの出入り口から避難すべきか、浸水する出入り口と、避難するところ、津波が来る前に避難すべきであり、津波は地震から2時間で来て、その前に、ホワイティ梅田は近隣の2階以上に避難してもらうのです。
地震で揺れている間に、非常放送、地震時にはパニックが怖く、テナントの従業員の方にも協力してもらい、地下街の階段から避難誘導するもので、そして体の不自由な方、お年寄りの場合は、介添えをして避難場所に誘導し、そして外国からの観光客の場合は、外国の方に伝わるか、避難誘導する担当者は、誘導する旗に、走っている人のマークがあり、外国の方も安全なところに誘導するもので、これはホワイティ梅田の各店舗にあって、避難訓練もしている。
地下街で停電して照明が止まったら、自家発電で通常の1/4の明るさではあるが照明はあり、そして地下街の防災対策、地下街はつながっており、ホワイティ梅田だけでなく、地下鉄などとの協力も必要で、そして地下街で災害時に、非常放送で災害のことを知って、落ち着いて行動すべきであり、車いすの方などの介助も、数人で抱えて避難するものであり、災害時に災害弱者を助けてほしいとアナウンスし、お客さんもそういう際に協力してほしいのです、以上、河越さんのお話でした。
今週は地下街の浸水対策、淀川の氾濫、津波について、近接するビルへの避難が必要で、ビルの上だけでなく、地上、上町台地、扇町公園への避難も健闘されています。以上、今週のネットワーク1・17でした。