Global Ethics


安倍政権に激震 日ロ首脳会談は北方領土“ゼロ回答”確実に by limitlesslife
October 31, 2016, 11:15 pm
Filed under: 日露

  • 2016年10月30日
握手を交わしてはいたものの…(C)AP
握手を交わしてはいたものの…(C)AP
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 やっぱり北方領土は“ゼロ回答”に終わりそうだ。「有害だ」――27日、ロシアのプーチン大統領は、いつまでに日本との平和条約を締結するか、期限を設けることについてこう発言した。

菅官房長官は「簡単にすぐ(締結)できるものではない」と冷静を装っているが、安倍政権に激震が走っている。

12月15日の地元山口での日ロ首脳会談で、北方領土問題での進展を目指していた安倍首相。しかし、島の返還どころか、スケジュールすら立てられない空っぽの外交交渉になりそうだ。

さらに、プーチンはこうも言っていて、政府関係者はショックを受けている。

「強い信頼関係にある中国との国境画定交渉ですら40年を要した。残念ながら、日本とはその水準に達していない」

40年とは気が遠くなる。安倍首相が胸を張っていた“信頼関係”は、完全に足蹴にされた格好だ。元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。

「プーチン大統領は国民から高い支持を得ているイメージがありますが、ナショナリズムをベースにしたもので、安定したものではない。5月のロシアでの世論調査では8割が日本への島の引き渡しに反対しています。国内世論を無視してまで、日本との交渉を進展させるつもりはないでしょう。日本側は歯舞、色丹でリップサービスしてくれるのではと期待がありましたが、今回の発言でそれもなくなりました」

■日ロ経済協は着々

ロシアサイドは、8月ぐらいまでは、色よい返事をしそうな姿勢だったという。だから日本側も経済協力を約束し、ロシア経済分野協力担当大臣までつくった。ところが最近になって、突然、かたくなな態度になっているという。安倍首相はプーチンの術中にはまってしまった可能性もある。

12月の日ロ首脳会談はどんな内容になるのだろうか。

「酒を交わして、真剣に協議していきましょう、という感じでしょうか。“成果”とは呼べないレベルで、解散総選挙の土産にはならないでしょう。そもそも、本気で締結に向けて詰める気があるなら、東京で開催すべきです」(孫崎享氏)

ロシア政府は25日、日ロ経済協力計画で、極東ロシアの事業規模が約1.7兆円超に達すると発表した。安倍首相は5月、ソチでプーチンに経済協力のプランを提案している。経済協力の方は着々と進行している。



TBSラジオ 荒川強啓デイ・キャッチ 青木理 安倍政権下での憲法改悪反対世論、韓国朴槿恵大統領問題、アメリカ大統領選、TPP強行採決を語る by limitlesslife
October 31, 2016, 11:09 pm
Filed under: アベノクー, アベノミス, TPP, 憲法, 日韓

 永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ、月曜のレギュラーはジャーナリストの青木理さんでした。

 

 オープニングは、韓国朴槿恵大統領の問題、ルポライターの姜誠(かん・そん)さんの報告がありました。朴氏の友人のチェ・スンシル氏に機密情報を漏洩した件、国政介入で、検察はチェ氏を容疑者として取り調べるものであり、チェ氏は機密資料と知らなかったというもの、姜さんの報告、朴氏はレームダックどころか脳死、50代以上が見放しており、チェ氏は捜査に協力するというものの、姜さんの取材で、何をしゃべるか、全否定か、あるいは朴氏に不利にならない程度の供述をすると予想されて、朴氏は謝罪しチェ氏の関連を認めているものの、本来は空港に着いたところで検察が身柄を押えるのに、チェ氏は黒塗り車に乗り、チェ氏は大統領がまだ守っており、ドイツ→韓国で本来即出頭であり、これを野党が批判して、国民も反発しており、このスキャンダルは、韓国では、朴氏は通じない大統領と言われており、40年来の古い女性に相談していたと、国民は失望、絶望であり、支持率は14%、過去最低で、今後の政権は、弾劾要求が出されて、これには証拠が要り、これの揃えるのは無理で、それで辞任を要求しても朴氏は拒否して、だから内政には朴氏をタッチさせず、与野党の協議で内政をやると、何と与党から声が出て、野党も挙国一致政権を要求して、与野党で合わず、もう次の大統領選挙を目指して、セヌリ党vs民主党の対立になり、日韓首脳会談はどうなるか、政府関係者の話だと想定されず、そしてアメリカの大統領選挙の後で、最初に韓国の大統領に電話するのに、朴氏には電話するとは思われず、つまり外交でも朴氏は相手にされず、大統領の交代は、辞職により考えられても、朴氏は辞めず、それで対北朝鮮の強硬策や、対日批判で目をそらせようとして、しかしその手はもう国民は怒っており通じず、どんどん新しい疑惑も出て泥沼なのです、以上、姜さんのお話でした。そして、チェ氏は検察が容疑者として取り調べるとの情報が入り、チェ氏は死んで償うほどの罪とまで語っています。

 これについて青木さん、青木さんはパソコンで韓国をご覧になり、多数の記者の取材があり、チェ氏は謝罪して、容疑者しての事情聴取なら、朴氏はレームダックどころではなく、厳しいどころではなく、アジアの指導者は23世、朴氏は母親が暗殺されて、父親は独裁者で暗殺されて、韓国の大統領は元首でもあり、朴氏は普通の友達を作ることが出来ないお嬢様、身内で決めてきて、今回の事件は朴槿恵政権の問題点が集約されて、朴氏の強い支持層はなく、父親は独裁者でも経済成長させただけで、鉄板の支持層が崩れて、歴代政権より深刻であり、日韓の機密情報問題でも、外交面でも韓国はエライことになると言われました。

 

 青木さん、石巻市の訴訟、市と県が控訴、先生も亡くなっているというものの、日本全国で先生が災害時に子供を守れるか、そして遺族はお金目当てではなく、真相を知りたく、しかし聞き取りの録音も記録も廃棄されて、複雑なことはあるが、記録は残すべきであり、これはネット投票3位の意味も理解できると言われました。

 また、アメリカ大統領選で、トランプ氏がクリントン氏を追い上げ、メール問題もあり、一時低下したトランプ氏の支持率が急回復で、クリントン氏の私用メール問題にFBIが捜査、クリントン氏側は不適切と語り、これについて青木さん、投票直前のクリントン氏への打撃に意図的なものがあるか、FBIは中立を求められても、FBIも世論を見て苦渋の決断、新たなメールが出て、もしクリントン氏当選後ならFBIの責任も問われるからという報道もあり、しかし以前にもクリントン氏には問題もあり、ここまで言うのは重大なものか、それなら大統領選に影響して、トランプ氏が1ポイント差なら、結果は分からなくなったと言われて、強啓さん、投票後お咎めなしでは済まされないと言われて、青木さん、重大な反応が出て、クリントン氏の支持率は下がり、そしてトランプ氏には問題ももちろんあると言われました。強啓さん、アメリカのニュースなのにランキング1位と言われて、青木さん、トランプ氏は理性より排外主義であり、トランプ氏が大統領になったら人類史に残る事件であり、事の重大さを説かれました。

 TPP問題、与党は明日採決であり、自民にも慎重論で、青木さん、パリ協定は米中批准で一気に進み日本は出遅れて、しかしTPPはアメリカでトランプ氏もクリントン氏も反対で、アメリカ議会も反対、毎日新聞が地球儀を俯瞰できておらず、TPPは急ぐべきでないと言われて、TPPは問題も多く、GDP14兆円はどうなのか、農産物輸入のこと、工業製品、医療、著作権、企業が国を訴えるISDS条項があり、交渉は秘密であり、資料はのり弁、TPPは与党野党ではなく、ありとあらゆる国で農業、著作権、医療とあり、少なくとも農産大臣の強行採決はムチャクチャであり、時間がないのではなく、問題点を洗い出してやるべきで、なぜこんなに急ぐのかと言われました。

 

 デイキャッチャーズボイス、青木さんが、安倍政権下での憲法改悪に反対の世論について語られました。この件、世論調査では、安倍政権のもとで憲法改悪は反対が過半数と共同通信が報じ、東京新聞が大きく報じて、憲法公布70年を前に、共同の18歳以上での調査、憲法に関心あるは78%、その上で、これが面白くて、憲法を変えるべきは何と58%あり、必要ないは40%、改憲派が多いのに、しかしなぜ変えるのかは、憲法条文や自衛隊、天皇制の関心が高く、環境権、プライバシー権などで憲法を変えるべきという人が多くても、なら安倍総理の元で改憲は反対が55%、賛成は42%であり、憲法について、自衛隊や様々な論議はあっても、現政権下では反対が多く、参院選で衆参両院で2/3になったのに、参院選では憲法は争点にならず、2/3になったのは良くない、さらに9条を変えるのには反対がリードで、日本が海外で武力行使しなかったのは9条のためという回答が多く、青木さんは安倍政権の憲法改悪に反対が世論、今の政権でやったらヤバイと国民は見ており、集団的自衛権でムチャクチャ&自民の草案はムチャクチャが世論の動向であり、国会の委員会でも、総理は野党の追及に答えておらず、現政権下での憲法改悪は困難になり、むしろ憲法とは何か、立憲政治は何かと、皮肉にも安倍政権は示してくれて、憲法改悪を安倍総理にさせるな、であり、憲法改悪をさせるために安倍政権が世論を説得するのは困難だと青木さん締めくくられました、以上、デイ・キャッチの内容でした。

 



[wam_ml: 6053] 新聞各社・通信社へ呼びかけ文「言論を暴力に結びつけない社会を」を送付 by limitlesslife
October 31, 2016, 7:15 am
Filed under: 自由
みなさん、

重大な事件に関する喫緊の声明であるとおもいますので、転送します。
「大東亜戦争」へとつっこんでいったあの時代に頻発し、政治家や官僚や言論界をはじめ
社会全体を恐怖と自粛に追いこんだのが右翼によるテロでした。
今回のこのような脅迫は、まさに、その轍を践むものであると考えます。

安倍政権が煽動しているまやかしのテロにではなく、
今回のこのたぐいのテロにこそ屈してはならないでしょう。
屈しないためには、社会全体に、このような脅しを糾弾する空気を醸成していかなければならないでしょう。
WAMの運営委員へ連帯と激励のあいさつをおくってください。

ひこ

—–Original Message—–

Subject: [wam_ml: 6053] 新聞各社・通信社へ呼びかけ文「言論を暴力に結びつけない社会を」を送付

会員のみなさま、

昨日、以下の通りの呼びかけ文を、産経新聞、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、
日経新聞、東京新聞、共同通信、時事通信あてに送付しました。

以下、転送・転載(PDFを含め)歓迎です。

———————————————————————-
http://wam-peace.org/20161030/

産経新聞社、及び日本軍「慰安婦」問題を報道する各メディアの方々へ

「言論を暴力に結びつけない社会を」

2016年10月5日、私たちが運営するアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と
平和資料館」(略称wam)に、「朝日赤報隊」を名乗る者からwamの爆破を予告す
る葉書が届きました。文面は「爆破する 戦争展示物を撤去せよ 朝日赤報隊」、
消印は「9月30日 新宿局」です。wamでは直ちに戸塚警察署に被害届を出しまし
た。

wamは戦時性暴力の根絶をめざし、いまだ解決されていない日本軍「慰安婦」問
題について、その被害と加害の事実を、証言を中心に展示を行って11年が経過し
ました。日本軍「慰安婦」制度に焦点を当てた特別展を行うときも、日本軍以外
の軍隊による現代の性暴力被害を併せて展示しています。加害者への不処罰の連
鎖を食い止めるために、勇気を奮って証言した被害者の被害事実を記録し記憶し
ていくことを大切に、活動を続けてきました。

設立以来、さまざまな形での嫌がらせは日常的にありましたが、このような爆破
予告は初めてです。その原因を考えると、最近急激に増えた産経新聞やそのデジ
タルニュースでwamを名指しした記事の増加に思い当ります。特にユネスコ記憶
遺産の「『慰安婦』の声」を被害国とともに登録申請して以降、産経新聞には櫻
井よしこ氏の連載や(2016年10月3日)や高橋史朗氏の記事(2016年6月15日)に、
wamの名前だけでなく、個人名も挙げた批判記事が掲載されるようになりました。

ユネスコの記憶遺産に関してさまざまな意見と見解がありその主張はお互いに尊
重されなくてはなりません。しかし、日本の言論は、右翼のテロによって傷つけ
られてきた歴史があります。近年では1987年、赤報隊を名乗る何者かによって朝
日新聞の新聞記者小尻知博氏が殺害されました。1990年には本島等長崎市長が
「天皇にも戦争責任はあると思う」と発言したことを理由に、右翼団体幹部に銃
撃されました。そして現在も、「慰安婦」の記事を書いたことのある元朝日新聞
記者の植村隆氏と家族への脅迫などがあります。日本の言論空間には、国家中心
の思想や政府を批判する者たちに対する暴力による恫喝と圧殺が、その底流に
脈々と流れていると言わざるをえません。

産経新聞は歴史認識の違いを「歴史戦」と名付け、歴史をめぐる言論を「戦争」
という暴力に結び付けて語っています。同調者たちへの影響力は計り知れないも
のがあり、紙面で個人を名差しすることは「攻撃命令」でもあると指摘するブロ
グ・ウォッチャーもいます。

日本の自由な言論空間を豊かにしていくことこそが人権を守り、日本の民主主義
を豊かにすると私たちは信じています。言論を暴力や人権侵害に結び付けない努
力こそが、今私たちに求められています。私たちは「言論を暴力に結び付けない
社会」の実現を、産経新聞及び報道に携わる全ての方々に、あらためて呼びかけ
ます。

2016年10月29日

特定非営利活動法人「女たちの戦争と平和人権基金」理事一同
アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」運営委員一同

東京都新宿区西早稲田2-3-18 AVACOビル2F 〒169-0051
t 03-3202-4633 f 03-3202-4634
mail: wam@wam-peace.org
URL: http://www.wam-peace.org/

Attac’j,emt:


【録画配信中】28日の軍学共同反対シンポ by limitlesslife
October 30, 2016, 1:19 pm
Filed under: 武器(製造・使用・販売・輸出・・・)

杉原浩司です。

28日の軍学共同反対連絡会発足シンポジウムの模様が現在、28日昼12時より
IWJ CH4で録画配信されています。山崎正勝さんの講演が始まったところです。
ぜひご覧ください。

http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

MLホームページ: http://www.freeml.com/abolition-japan



31日TPP参考人質疑 by limitlesslife
October 30, 2016, 1:16 pm
Filed under: TPP
Fw: [wto 10471] 31日TPP参考人質疑
>
>
> 月曜日(31日)午前9時からの参考人質疑に
> 民進・共産推薦の参考人として招かれました。
> ISD条項に関する参考人としてです。
>
> 僕の意見陳述は午前9時45分からに予定されています。
>
> せめて、一石を投じられたらと思っています。
>
> —
> =================
> 〒463-0057
> 名古屋市守山区中新10-8
> シャンボール小幡2階
> 守山法律事務所 弁護士 岩月浩二
> (TEL 052-792-8133  FAX 052-792-8233)
> =================
>

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世界大戦とロシア革命を背景にした諸外国の思惑と日本の迷走の7年間 by limitlesslife
October 30, 2016, 1:02 pm
Filed under: 日露

 IROHIRA
(書評より)第一次世界大戦とロシア革命を背景にした諸外国の思惑と日本の迷走の7
年間

「もともとシベリア出兵は、イギリスやフランスが第一次大戦で勝利するために思いつ
いた、大戦下の補助的な作戦に過ぎなかった。だがその後、日本など各国を巻き込んで
二転三転してゆく。結局、日本は出兵した国々でも最長の期間シベリアに居座り、最多
数の兵士を送り込むことになった」。

1918年のウラジオストクへの出兵から1925年の北サハリンからの撤退までの期間は7年
に及ぶ。日清・日露の戦争や2つの世界大戦に比べると一般に教科書の扱いも比較的小
さいシベリア出兵についてまとめた本。

第一次世界大戦中のロシア革命によって、それまで東部戦線で激戦を交えていたドイツ
とソヴィエト政府が講和を結ぶ。これによってドイツは西部戦線に戦力を集中できるよ
うになった。慌てたイギリスとフランスは、反革命勢力を支援してソヴィエト政府の打
倒を画策し、同時にそれまでロシアに大量に送っていた援助物資が敵国ドイツに渡らな
いようにすることを計画した。まず貨物を差し押さえるために1918年3月にムルマンス
クにイギリス軍が上陸。日本とアメリカにもシベリアへの出兵の依頼が舞い込む。

ロシア革命は日本にとって対岸の火事ではなかった。大日本帝国にとって、南サハリン
や朝鮮半島はロシアと陸続き。勢力圏である南満州もロシアの勢力だった北満州と隣接
している。ウラジオストクなどには邦人もいる。しかし、当初アメリカは出兵を拒否。
日本は国内の世論の賛否が割れ、参謀本部は現地工作や内戦誘発活動を行う。様々な思
惑が渦巻くが、山県有朋や寺内正毅などは慎重姿勢をとる。ソヴィエト政府も日本の出
兵を押しとどめるためにソ連勢力圏での数々の利権の提供をちらつかせた。

直接の引き金になったのは、ソ連国内で武装解除を要求されたチェコスロバキア軍団の
救出。英仏伊の要求に、日米も動く。アメリカが重い腰を上げたことで、原敬は出兵を
黙認。寺内内閣は7000人というアメリカとの合意をなし崩しにして、規模を大幅に拡大
した出兵を行う。出兵地域の合意も破る。シベリア出兵に反対する言論も弾圧された。
『大阪毎日』は、社長や編集局長が辞任に追い込まれ、紙面に長文のお詫びを掲載して
なんとか廃刊を逃れる。

日本軍は、長期間の総力戦を想定しながらも開戦時に一気に勝負を決める短期決戦を目
標にする。そして、バイカル湖から東を2か月足らずで制圧。日本側はソ連領の朝鮮人
の抗日活動を弱めることにも成功する。ただし、現地の兵士たちは、寒さ、食料や日用
品の欠乏、パルチザンの襲撃に悩まされる。性病も蔓延する。1919年2月には、田中大
隊がパルチザンに包囲されて全滅。広い地域を分散して担当する中で積極戦術をとった
ことが苦戦を生む。さらに、現地の村の討伐によって住民たちに反感が芽生える。また
、指揮権や鉄道の運営権をめぐって日米の対立が鮮明になる。一方、日本国内では、寺
内内閣が辞職し、原敬政権になる。

1918年11月11日に第一次世界大戦が終結。シベリア出兵を続ける理由がぐらつきはじめ
る。反革命勢力のコルチャークが勢いを持ち、日米英仏伊がコルチャーク政権を支持し
たこともあったが、結局赤軍の反撃によって駆逐されてゆく。コルチャークの没落と入
れ替わるように今度はデニーキン将軍がモスクワを目指し、イギリスがこれを支援した
が、こちらもあえなく赤軍に敗れる。これをきっかけに、イギリスとフランスが撤兵を
開始する。チェコ軍団も休戦協定を結んでソ連を去る。アメリカも撤兵する。そして、
日本だけが残る。

日本軍はアムール州から撤退するが、沿海州は制圧。しかし、革命軍との衝突を恐れた
原内閣は、日本が支援していたセミョーノフがいるザバイカル州からも撤退する方針を
打ち出す。セミョーノフ軍はその後、赤軍に敗れる。1920年には、日本は沿海州南部と
北満州の中東鉄道沿線に兵力を集中。さらに、石油のある北サハリンと朝鮮ゲリラ拠点
であった間島への派兵を行う。そこに、尼港事件が発生し、世論はいきり立つ。間島出
兵は中国政府との関係を悪化させて、日華陸軍共同防敵軍事協定が廃止される。

ヨーロッパ各国がソビエトの承認に動き始める。原首相は参謀本部が反対する中、山県
有朋を動かし、撤兵の方針を決める。さらに、諸外国の日本への批判は高まり、ロシア
の反革命勢力は敗北し、国内でも野党や世論が撤兵を求める。原敬暗殺後、加藤有三郎
首相兼海相は撤兵を決断。撤兵と大日本帝国臣民の脱出が始まる。ソ連は、日本との緩
衝材であった極東共和国を清算。北サハリンからも石油利権交渉とともに撤退し、日ソ
は国交を樹立する。

シベリア出兵とひとことでいっても、実際は7年間の間に様々な動きや環境の変化があ
ったことがわかる。きっちりまとめて書かれてある。今まで、新書でシベリア出兵を扱
った本はなかったそうで、その点でも貴重な本である。

===

満蒙露研究で活躍の歴史研究者による、第1次大戦中以降の日露関係を描く新力作!

著者は、戦前の満蒙・東亜地区のロシア研究者ですが、これまでにない分野(例えば、
中東鉄道:東清鉄道)で、歴史学者以外の者にも興味深い中身の濃い歴史書を既に書か
れています。
この度、シベリア出兵という、日本側はほとんど忘れているが、ロシア(ソ連)の革命
期に大きな影響を与えた事件を扱われました。
これまでの著作同様、戦前の満蒙軍事本にある派手な面はなく、我が国政府、ロシア側
の考えや動きを当時の資料から丹念に描いています。当方歴史学は門外漢ですが、英露
等の外国語の知識を用い、我が国・外国の古い文献を地道に調べる手間は、想像するだ
けで大変です(それを飛ばすと、ただの推測論になりますが、現代我が国においても、
ただの推測論が氾濫しているのを考えると考えさせられます。)。
また、そこに浮かび上がる我が国政府行政の動きは、ある面現代に通じるものを感じま
す。
シベリア出兵は、大きな国家の行動にはよくありますが、政府(軍)内でも推進・反対
派が様々な事情で生じ、また、撤兵すべきと考えられても、なかなか撤兵できなかった
事情があることも今回浮かび上がってきました。
出兵は第1次大戦中からのものですが、その時期に、外国領土の征服は、国際法上合法
的な領土取得の理由として、既に認められ難くなって来ていたことも特筆すべきと考え
られます。その理由から、シベリア出兵は、当時既に諸外国及び我が国内で疑義が指摘
されたわけです。国際政治と国際法の成長の関係はこのようなものかも知れません。
日露戦争は有名ですが、実は、その後日露は第1次大戦で共に連合国となり、軍事的友
好国になったことや、ソ連革命政権と我が国等との緩衝国として極東共和国が設置され
たこと等その後のソ連や日ソの動きでは想像出来ないことがあったことは特筆されます

(極東共和国は、戦前日露史に関心のある者の間では有名な事象ですが。)
我が国は当時各地の反革命政権を支援しましたが、革命政府に倒されていきました。日
露戦時に、明石元二郎がロシア内の革命・民族独立を煽ったことを考えると、皮肉です

英露の東亜・南亜をめぐる対立(グレートゲーム)の極東の碁盤という面もある満蒙と
シベリアへ、日本はどのように関わったのか、関わるべきだったのか、また、これから
現在でもくみ取れる教訓は何かを考えてみるのは面白いと思われます。

===

「シベリア出兵」についての初の新書本。2018年は、シベリア出兵100周年

シベリア出兵については、すでに何冊も新書がありそうに思えるのだが、著者によれば
、本書が初めての新書本とのことである。たしかに、巻末の厖大な文献の中には、いわ
ゆる新書本は見当たらない。なお、二年後にシベリア出兵100周年を迎えるので、こ
れから増えてくるかもしれないが、一番乗りの栄光は本書のものである。
本書はシベリア出兵(正確にはロシア革命)から、北サハリン撤兵までの7年間の日本
軍の出兵、東方でのロシアの内戦、日本の内政、国際関係について書かれたものである
。詳しい内容は省略し、私的感想のみ書く。
私的感想
●シベリア出兵の各側面について、十分な内容を有しながら、読みやすく、わかりやす
い本となっている。
●シベリア出兵は批判的に語られることの多い戦争で、著者はもちろん批判的なのだろ
うが、絶叫したり、過度に情念に訴えたりせずに、史料を引用しつつ、比較的淡々と事
実を書いているように見える。その点も好ましい。
●印象的なのは、ところどころで出てくるレーニンが、戦争、外交ともに際立った能力
を示していることである。極東共和国というクッション国家の樹立も巧みである。
●ロシア反乱軍の指導者については、これまで、かなり厳しい評価(無能等)が多かっ
たが、本書では、ちょっと好意的(というよりは公平に)に書かれているようにも思う

●シベリアに出兵した各国の、出兵の位置づけが、大戦とロシア内戦の経過により変化
し、結局、日本が出兵を続けていることが、各国から敵視されるようになっていくのが
興味深い。
●シベリア出兵が長期になった理由の一つとして、著者はジョン・ダワーの言葉を借り
て「死者への債務」をあげる。これは「出征した兵士の死を無駄にしたくはない」とい
う国民の思いのことで、いつの時代にもあり、「手ぶらでは、戦争を終わらすことはで
きない」という国民意思となり、さらなる死者を生み出すことになる。日本が日中戦争
、太平洋戦争を終わらせることが出来なかった大きな要因とされている。
●実に余計なことだが、「あれだけ金と時間をつぎこんだのに、ここで終わりにするこ
とはできない」「こんなに尽くしてきたのに、この女を失うことはできない」などとこ
だわるのは、各人の人生においても、危険なことだろう。
●だが、本書は別の側面として、シベリア出兵が、政府が軍部を従わせて撤兵に成功し
た、戦前最後の戦争であるとする。たしかにこの点は日中戦争との違いであろう。だが
、別の面からみれば、軍部は将来の戦争に向けての充電のため、一旦兵を引いたという
ことだけなのかもしれない。
●一定の年齢以上の読書好きの方なら、朝日ジャーナルに長期連載されていた、高橋治
のシベリア出兵小説「派兵」を覚えておられる方も多いだろう。本書では「派兵」が全
然出てこないので無視かと思ったら、最後近くになって、ようやく登場した。ホッとし
た。
●日本、ロシア等の、シベリア出兵の戦死者犠牲者の冥福を祈りたい。

===

更なる研究の進展に期待
著者自身が本書で述べているように、近代史の中でもシベリア出兵の知名度は低い。
また第一次世界大戦やロシア革命を巡ってロシア、欧米諸国の思惑が複雑に絡み合い、
国内でも政界や軍部の方針が一貫しないなど、7年も続いた出兵の全体像を把握するの
は容易ではない。本書はそのシベリア出兵について、時系列に沿いつつも国内、ロシア
あるいは欧米それぞれに目を配りながら出兵の発端、経緯、結末について分かりやすく
説明している。新書ではあるが内容としてはかなり詳細であり、一方で主要人物の人と
なりについても多く言及されているなど読み物としての面白さも備えており、最後まで
興味を持って読むことができる。

本書を読み進めていくにつれて強く感じたのは、シベリア出兵における軍部や国の行
動がその後の満州事変から日中戦争へと至るそれとかなり似通っているということであ
る(終章で著者も言及していたので既に研究者の間では共通認識がされていることなの
かもしれないが)。例えば、1)政府やアメリカ等との取り決めを破って、軍が多数の
兵を広い範囲に展開させていったこと、2)早期から軍の傀儡となり得る反革命政権を
樹立するよう工作を行ったこと、3)当初の勢いのままに戦線を拡げ過ぎたために、ロ
シア側のゲリラ戦で多くの被害を蒙ることになったこと、4)軍が新聞社などの報道機
関をコントロールし、世論を出兵継続に導こうとしたこと、5)一旦出兵すると、戦闘
による兵士の犠牲等が強調されて軍も政府も中々撤兵という方向に進めなくなったこと
、などである。

そういう意味で、満州事変を契機として泥沼の日中戦争、太平洋戦争から敗戦へと日
本を破滅の淵に追いやった旧日本軍の思考や行動の原点を考える上で、シベリア出兵は
もっと多くの研究がなされるべきものであると言える。初めて新書で取り上げた本書に
より、シベリア出兵についての関心が高まり、研究が更に進展することを期待したい。

===

こういう戦争をロシア、ソ連とやった事に驚きました

この戦争の事を知らなかったので驚きました。今シリアで起こっている戦争も
日本が介入してないだけで当事国がほとんど同じなのも妙に感じます。
掲載されている地図を見ると特に理由もなく鉄道沿線に沿って
3,000キロ以上無駄に点と線だけ侵攻しているよく分かります。

===

「シベリア出兵」
近代日本の忘れられた七年戦争

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



改憲重要情報 by limitlesslife
October 30, 2016, 12:53 pm
Filed under: 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)

河内 謙策

改憲重要情報(163)[2016年10月29日]

私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。
(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由で
す)

弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策

連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所電話
03-6914-3844,FAX03-6914-3884

河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。
http://www.southcs.org/
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(以下の見解は、河内個人の見解です。市川の見解は、必ずしも河内の見解と同じで
はありません。御理解ください。)

北朝鮮への空爆という事態

先月の16日、アメリカの外交問題評議会が、アメリカの次期政権の北朝鮮政策につ
いての要望書を発表しました。
その内容は、次期政権は6か国協議の再開に努力せよ、それでも北朝鮮に核を放棄
させることが出来ない時にはアメリカは北朝鮮を空爆せよ、という内容です。
(厳密に言うと「空爆」と言う言葉は使われていないのですが、そう言い切ってもい
いと思います。)
http://www.cfr.org/north-korea/sharper-choice-north-korea/p38259?cid=otr-mar
keting_use-DPRKSharperChoice/&cid=nlc-news_release-news_release–link2-20160
916&sp_mid=52317157&sp_rid=am1hbGxhbW9AY2ZyLm9yZwS2

私の「平和ボケ」を自白するようで恥ずかしいのですが、私は、このニュースを最
近になるまで知りませんでした。だから、このニュースを既に知っておられる方には
申し訳ない次第です。
外交問題評議会が政権(とくに民主党政権)に強い影響力をもっていることは、よ
く知られているとおりです。また、今回の提言作成責任者は、マレン元米統合参謀本
部議長で、今回の提言は米ペンタゴンの一定の勢力を反映していると考えられます。
私は、2001年から2002年にアメリカに留学しましたが、ハーバード大での討議を聞
いていていると、アメリカ人が核の問題について、実に「プラクティカル」に考えて
いる事が分かりました。その経験からいうと、アメリカは、原子力潜水艦が東海岸に
来て、核ミサイルでアメリカを脅すことが怖いのです。だから、北朝鮮の核ミサイル
が完成する前に北朝鮮を叩く可能性は十分にあると思います。

このニュースは、読売新聞と若干のブログしか伝えていません(読売新聞にアクセ
スしても、このニュースは入手できません。)大マスコミの「平和ボケ」と安倍政権
のマスコミコントロールの結果だと思います。
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1474174893/

青山繁晴が「アメリカ大統領選挙後の2016年11月から2017年1月に注目せよ」と言っ
ています。私は、2016年11月から2017年1月にかけて危ないというのは少し早すぎる
気がしますが、彼の警告には耳を傾けるべきだと思います。(青山が右翼だからと
言って耳をふさぐようでは、スターリンの粛清を騒ぐのは右翼だから信用できないと
言った1930年代の教訓を学んでいないことになります。気をつけてください)
https://www.youtube.com/watch?v=NIyo9AGex2w

アメリカの空爆が日本に何をもたらすかは言うまでもありません。日本の民衆運動
は、そのような事態を真剣に考えているでしょうか。また、アメリカの空爆反対の、
日本の民衆運動と韓国の民衆運動の連帯をつくる準備を開始しているでしょうか。

「実際に空爆があるかどうか分からないから行動しない」と平和主義者が言うとす
れば、それは「21世紀型の転向」ではないでしょうか。1930年代の「転向」も「21
世紀型の転向」も、現実との対決を回避し、国民の一部にある気分に迎合するという
共通性があるように思います。

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以上

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Preview YouTube video 青山繁晴「北朝鮮空爆が近づいた! 潜水艦発射ミサイルが引き金 アメリカ大統領選挙後11月から2017年1月に注目」 特亜ウォッチャー

青山繁晴「北朝鮮空爆が近づいた! 潜水艦発射ミサイルが引き金 アメリカ大統領選挙後11月から2017年1月に注目」 特亜ウォッチャー
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河内さん

青山繁晴氏が右翼だからといって人は耳を塞ぐのではありません。

耳を塞ぐようなことしかいわないから右翼と評されるのです。

でもねえ、

安倍官邸の裏口スポークスマンとして、大マスコミに結構重宝がられていたのに、

なんでまあ、参議院議員なんかになって、自分の出番をなくしてしまったんで
しょう。

不思議なひとです。

それにても、検証性のないことばっかりしゃべくって、

よくぞまあ、若いとき共同通信記者が勤まったものです。

なにかペルーで買収取材疑惑を起して、共同通信を退社するはめになったとか。

ni0615田島拝

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>青山繁晴氏が右翼だからといって人は耳を塞ぐのではありません。
>耳を塞ぐようなことしかいわないから右翼と評されるのです。

「中国共産党が翁長知事に資金協力」というデマの流布は、ネットだけにとどまらない。
先の選挙で安倍総理による説得で比例候補となり当選した青山繁晴氏も発信元の1人だ。
幸福実現党関連団体「JAPAN+」がラジオでの発言を書き起こしている。」

とのことです。↓
http://japan-plus.net/724/

なお、国連人権委員会で反対演説をやったという
「沖縄県民代表の我那覇真子さん」26歳とは、
チャンネル桜沖縄のキャスターです。
沖縄ネトウヨと呼ばれているグループの一員です。
https://twitter.com/ni0615/status/792509565287878656
ni0615田島拝