TBSラジオ 荒川強啓デイ・キャッチ 小西克哉&神保哲生 アメリカ大統領選報告

 永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ、今週は国際ジャーナリストの小西克哉さんがアメリカ取材であり、ビデオジャーナリストの神保哲生さんがコメントされました。

 現地での小西さんの、アメリカ大統領選の報告(ニュースランキング2位)、今日は小西さん、コロンビア大学で社会学者の取材、そしてフィラデルフィアのクリントン氏の遊説を取材されて、地下鉄の駅が封鎖で歩かざるを得ず、独立ホールに支持者を集めて、野外であり、夜の7時半開始のもの、様々な著名人も動員されて、ノースカロライナではレディ・ガガも出て、トランプ氏にはこういうスターは来ずであり、オバマ氏、ビル・クリントン氏も演説、オバマ氏の演説は群を抜いており、あちこちでクリントン氏の遊説に参加して、アドリブなど巧みであり、聴衆も漫才の掛け合いのように反応して、その後のヒラリー氏の演説が格落ちするほどなのです。

 神保さんも参加されて、スターをタダで聞かれたと突っ込まれてうらやましく(笑)、フィラデルフィアで最後という意味を問われて、小西さん、ここは民主党の優勢で、しかし郊外は微妙であり、選挙事務所はトランプ氏に熱があり、組織ではトランプ氏は少数精鋭、しかしクリントン氏はフィラデルフィアを取ると言われて、そしてトランプ氏とクリントン氏の支持について、小西さんはクリントン氏の勝利と言われて、田舎ではトランプ氏の勢いもあるものの、投票率が低いとクリントン氏に不利で、黒人の期日前投票は低く、共和党の知事のある州だと期日前投票がしにくくなったと言われました。明日の昼には結果が出るのです。

 

 電通の長時間労働、労基法違反がニュースランキング3位で、これについて神保さん、サービス残業、残業をつけたら評価されない風土が会社にあり、電通だと有名だが、取引先に膨大な子会社があり、子会社は電通並みのことを要求されてそこもしんどく、それが糺される意味は大きいと言われて、サービス残業は仕事場の雰囲気もあるものの、強啓さん、上からやれとあると指摘されて、神保さん、電通は入りにくい会社で、上が厳しい仕事を押し付けて、下の者は残業をつけにくく、上司はそんなことを止めさせるべきなのに、先輩が過労死寸前それを後輩に押し付けて、これを糺さないといけないと言われて、強啓さん、自分の世代からして、残業はこなさないと伸びてしまうと言われて、神保さん、アメリカの会社には残業の概念なし、アメリカだと許可が要り、他に有給の消化の必要があり、しかし日本だと全員残業で、全部つけたら大変な経費になり、それで付けられず、しかしそれに慣れて、過労死寸前に追い込まれるものであり、同時に日本の会社で働く人は、勤務時間に仕事以外のことをする人もあり、規律について問題もあり、時間内に終わらせるために、たばこもアメリカでは吸えず、そういう問題もあると言われました。

 

 デイキャッチャーズボイス、神保さんも、アメリカ大統領選、日本時間の今夜投票についてのコメントであり、今回の選挙を神保さん、今の選挙制度ならクリントン氏の当選が80%、ふたを開けてみないとわからないものの、多くの人がクリントン氏の勝利を確信して、しかしトランプ氏がここまで支持を伸ばして、また民主党でサンダース氏が追い詰めた件はアメリカの変化を示唆していて、トランプ氏がありとあらゆる暴言を吐いて、人種差別、障碍者蔑視、女性蔑視、移民やイスラム差別の候補が、経歴では非の打ちようのないクリントン氏を追い詰めたのは、クリントン氏が当選しても、トランプ旋風は止まらず、白人の没落層がトランプ氏の支持をして、その層の怒りが日本には伝わらず、自由競争、信教の自由、移民や女性、障碍者にも機会を、として自分たちがこうなったと恨み、トランプ氏の暴論がこの層の救済であり、支持する人が数千万人いて、イギリスのEU離脱の勝ったのも同じであり、日本にもグローバリゼーションが来ているが、アメリカのグローバリゼーションは悲惨であり、クリントン氏でこの層は救済されず、メディアがトランプ氏の掘り起こしをしたものもあり、メディアはグローバリゼーションでのし上がったものであり、しかしメディアも危機感を持ってクリントン氏を支持しても、メディアは既得権の権化であり、メディアがトランプ氏を叩くと支持が強まり、マイケル・ムーア氏がトランプ氏を批判する映画があり、しかしトランプ氏はグローバリゼーション反対、反対の先鋒はサンダース氏であり、かつてのアメリカの分配に戻るとして選択されず、それでトランプ氏にしてひっくり返せであり、しかしイギリスのEU離脱もギャンブルなのに、今よりマシと思う人がいて、これだけの暴言を繰り返してもトランプ氏の支持は40数%、アメリカのことは明日の日本であり、日本もグローバリゼーションをTPPでなってしまい、トランプ氏は日本のような障壁を設けろであり、TPPで自由貿易の是非は国会で論じられず、日本でも不満層が増えたら、最後にギャンブルでも、となり、クリントン氏が勝っても、トランプ氏陣営は選挙制度に異議を言って、選挙後も、トランプ旋風は止まらないと言われました。以上、デイ・キャッチの内容でした。

 

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