日印原子力協定締結に対するHANWA抗議文

(重複して受け取られる方にはご容赦下さい。)
みなさま

核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)は日印原子力協定締結に対する抗議文
を本日12日に安倍首相あてにファクスで送
りましたのでお知らせします。
協定の発効には来年の通常国会での承認が必要です。国会で承認させないため抗議
の声をあげましょう。
首相官邸のファクス番号は 03-3581-9351 です。
〒100-8914東京都千代田区永田町1-6-1 内閣府官房総務課

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内閣総理大臣 安倍晋三殿

日印原子力協定締結に強く抗議する

インドのモデイ首相が来日し、日印原子力協定が結ばれた。NPTに加盟していない
核保有国インドとの協定であるにもかかわらず、核実験を実施した場合には協力を停
止するとの文言は協定書本文にはない。日本がこれまで肯定してこなかったインドの
核兵器開発・保有を承認し、国内での活路を失っている原子力産業に復興への活路を
開くことをめざすものに他ならない。
今回の協定は、インドが核燃料の再処理をすることを容認しているが、インドの核兵
器開発、原発推進に手を貸す危険極まりないことである。
福島原発事故により原発は危険で、高価な、時代遅れの技術である事が世界の常識と
なった。ベトナムは日本と結んだ新設計画を中止し、台湾は2025年までに全廃をめざ
している。脱原発に舵を切ったドイツは経済発展を続けている。
被爆国であり福島原発事故を経験した日本国民の多くは、核と人類が共存できないこ
とを痛感し核兵器の廃絶とともに、脱原発、再生可能エネルギーの普及を希求してい
る。
しかるに安倍政権は先の国連での核兵器禁止条約の決議に反対したのにつづいて、日
印原子力協定締結によって核兵器の拡散容認と原発推進を実行した。
昨年11月にわたしたちは広島で世界核被害者フォーラムを開催した。ここにはインド
のジャドゥゴダにあるウラン鉱山での放射線障害による住民の健康障害が報告され
た。今回の協定締結によりウラン鉱山周辺住民の被害を助長することがあってはなら
ない。
私たち核兵器と核発電の廃絶をめざす広島市民は、今回の日印原子力協定の締結に強
く抗議し、その破棄を求める。
2016年11月12日
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
Hiroshima Alliance for Nuclear Weapons Abolition (HANWA)
共同代表  青木克明  足立修一  森瀧春子
事務局:〒730-0013広島市中区八丁堀5-22
メゾン京口門404号室
足立・西法律事務所
(TEL)082-211-3342
(Eメール) hanwa@e-hanwa.org

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核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
森瀧春子
090-9,064-4705

MLホームページ: http://www.freeml.com/abolition-japan

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