永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ、月曜のレギュラーはジャーナリストの青木理さんでした。
オープニングはTPP締結が困難になった件、なぜ政府が承認を急ぐのか、TBSラジオ記者の武田一顕さんが報告されました。
トランプ氏が300万人の不法移民を強制送還すると言い、不法移民を止めるために壁を作ると言います。その、トランプ氏当選の影響を受けているTPP、なぜ政府は承認を急ぐのか、安倍総理はアメリカの政権交代期にやるものの厳しいと言っており、政府の急ぐ理由を武田さん、スタジオでお話されて、民進党小川氏の質問に、安倍総理もTPPは終わりと言っており、武田さん承認を急ぐのは安倍政権のメンツの問題、「トランプ氏当選でTPP止めなら、日本がアメリカの属国であることを公に認めるもの」であり、アホな山本農水大臣の暴言のためにグチャグチャになり、しかしなぜもうアカンTPPを参院も開いて、参院も採決してTPPを承認しても、TPPのための衆参の2か月は無駄な労力に終わり、トランプ氏はCBSのキャンペーンでも、壁を作るなどすると語っており、TPPはダメ、よくて再交渉=日本に大譲歩、日本の農家は大変なことになり、終わるどころか始まらない。
しかし、TPPは安倍政権の成長戦略であり、円安、株高に続くもので、しかしトランプ氏は保護主義であり、安倍総理の遅れてきた新自由主義、新自由主義はもうアカンのに、ファッションセンスが遅れて乗り遅れて、先見性なし、安倍政権は新自由主義で、それでも株高(ニューヨークが上がった)、アメリカに連れて良くなるというのは、国内の構造改革は世界で破綻して、それで遅れてきた新自由主義をやってもダメ。
強啓さん、農家は振り回されたと言われて、武田さんTPP破綻の際には説明するというものの、政府の中にはアメリカなしでTPPをやるとも言っており、しかし新興国のみとのTPPはダメ、アメリカが主役のシステムがTPPであり、アメリカ抜きのTPPは、渥美清さんなしの男はつらいよ、と言われて、強啓さん、カバンだけ残して行くのかと言われました。
TPPについて(ニュースランキング2位)、青木さん、山本大臣の失言もあり、TPP破綻、他方パリ協定は出遅れて、ちぐはぐと言われて、武田さんの、メンツの問題とのコメントに、青木さん、人類史、世界史的に、イギリスのEU離脱、トランプ氏の大統領と、世界が激動して、フランスのオランド氏も不確定、メルケル氏は差別を否定するならトランプ氏と協力すると警告しており、しかし安倍総理はトランプ氏の言いなり、安倍総理は戦後レジームの見直しというのに、なぜアメリカの尻を追いかけるのかと言われて、またトランプ氏が共和党の候補になったときに接触すべきで、外務省の失態、今は世界の、青木さんは悲観的な転換点であり、しかし沖縄から米軍に出てもらうことも、これを期にやるべきと言われて、非常に大きな変革期であり、沖縄の基地問題、日米関係、中国、ロシアとの関係と、地球儀俯瞰外交(安倍総理のキャッチフレーズ)、アメリカの尻を追っかけるだけではダメと言われました。
ニュージーランドでマグニチュード7.9の大地震、少なくとも2人死亡、北部の被害が大きく、揺れは250回以上、道路などのインフラが打撃を受けて、震源はクライストチャーチの北東93km、1.5mの津波もあり、青木さん、凄まじい巨大地震で、ニュージーランドもプレート境界であり、東日本大震災の3週間前に、クライストチャーチで地震、日本人も犠牲で、クライストチャーチの地震は復興も進まず、多くの建物がやられており、地震国家であり、ニュージーランドに支援をすべきと言われました。
ニュースランキング1位は、トランプ氏が不法移民300万人を締め出すというものであり(CBSのインタビューに答えて)、犯罪者などを送り返すと言い、メキシコ国境に壁を作るとも言い、これについて青木さん、まだトランプ氏のことが見えてこず、首席補佐官にプリーバス氏、共和党主流派と近く、トランプ氏は共和党主流派と仲良くするものであり、不法移民を追い出すと言いつつ、犯罪者を追い出しても、素晴らしい人は入れると言い、どこまでやってどこまでやらないか、ツイッターでもこれで勝ったというものの、勝利後はツイッターに節度を持つと言い、また強啓さん、メキシコにいられない人(犯罪などのために)がアメリカに逃げてきて、メキシコの治安を良くすべきと言われて、青木さん、メキシコ国境の壁のお金をメキシコに出させると言い、現実の政権で出来ることとできないことの整理があるが、保護主義貿易、マイノリティーへの差別を煽り、これは教育、理性で抑えるべきなのに、トランプ氏は本能で暴走して、逆に差別を煽り、これからトランプ氏がどう節度を示すかなものの、アメリカ国内でトランプ氏に反対する声も強く、これからどうなるかと言われました。
また、韓国朴槿恵のスキャンダル、大統領の事情聴取であり、チェ氏の問題、大統領の前の秘書官2人が聴取されて、青木さんのチェック、今の金銭スキャンダル問題、大規模デモがあり、青木さんも韓国の3大紙の社説を読まれて、朴大統領は人気残りを全うするのはダメとまで書き、このまま政権維持は不可能、検察が現職大統領の事情聴取、これは内乱など以外だと刑事訴訟はなくても、国民の怒りは大きく、検察は事情聴取の結果を公表せざるを得ず、与党も弾劾の用意をしており、あるいは朴大統領が2線に引いて中立内閣をするしかないと言われて、注目されるのは、野党のともに民主党党首と朴大統領は面会し、今週韓国の新体制が見えてくる、さもなくばもっと大きなデモで混乱になると言われました。強啓さん、ソウルの国会議事堂に100万単位のデモであり、片側4,5車線、これは有事に飛行機の飛べるものであり、韓国のメインストリートを完全に埋め尽くして、この1週間が分岐点になると言われました。
デイキャッチャーズボイス、青木さんが高齢者の交通事故について語られました。
青木さん、相次ぐ高齢ドライバーの事故、これはランキングにも入り、リスナーの意見もあり、高齢者の免許返上は、地方だと車なしでは成り立たず、公共交通のない、車なしで生活できない状態を訴えて、高齢者のアクセルとブレーキの間違いは、高齢者だとマニュアル車にという声もあり、青木さんはマニュアル車だと暴走はせず、エンストして、ギアを入れないとだめであり、地方には車が死活であり、しかし青木さん、高齢者の事故、病院で多発しており、高齢者が病院に行くときに事故で、2009年に高齢者の免許更新で認知機能の低下を調べることをしており、2015年だと認知症の可能性は5万人、ところが、75歳以上の高齢の運転者は、東京新聞で、事故は480件のうち、認知症の可能性は31%、むしろ第2分類の大丈夫と言われた人が多く、認知機能は年月で落ちて、来年は高齢ドライバーの検査を厳しくするものの、医師が判断したらアウトにして、問題があり、東京新聞が、認知症の診断に半日かかり、地方では医師が少なく、免許取り消しで医師が訴えられる、逆に医師が大丈夫として事故でも訴えられて、そして地方の車の多さは、群馬、栃木が多く、一人当たり少ないのは東京、大阪など大都会であり、軽自動車の多いのは1位は佐賀、2位鳥取、低いのは東京であり、つまり公共交通機関の貧弱なところは車に頼らざるを得ず、2台目3台目が軽自動車、地方のしんどさ、車がないと生きていけないのは都会にはわからず、しかし重大事故は都会に多く、地方では水面下かもしれないが、将来自動運転もあり得るが、オートマでブレーキのみかかる車もあり、しかしこれはあまり普及しておらず、低速の電気自動車の可能性(20km)、これは一般車と同じだと危険であり、青木さんの故郷の長野でも、母親が車なしでは買い物もできず、これは行政、警察も考えるべきと言われました。地方と、都会の事情は異なり、車を運転することに喜びを感じる高齢者もいるのです、以上、デイ・キャッチの内容でした。