永岡です、第216回報道するラジオ、今週も毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会、パトリック・ハーランさん(パックンさん)の案内でMBS東京支社から放送されました。

 

今週のテーマは私の予想通りアメリカ大統領選、予想外のトランプ氏の当選で、世界の首脳はトランプ氏とのパイプがなく右往左往しており、要するにトランプ氏との接触がないためであり、世界はトランプ氏の動きを見極められず、日本はTPPと在日米軍、世界ではイスラム諸国、移民、ロシアや中国との関係について、世界がクリントン氏の勝利を予測した中、トランプ氏の勝ちを予測していた数少ない国際ジャーナリスト(=トランプ氏に詳しい)の堤未果さんと、クリントン氏の勝利を信じて疑わなかったパトリック・ハーランさん、パックンさんがスタジオでお話をされます。パックンさん、トランプ氏の当選時に通訳で神対応?と言われて、パックンさんは日々芸人、お笑いの方がよほど難しいと言われて、歴史の変わる瞬間であり、パックンさんはクリントン氏支持、アンチ・トランプ氏であるので、今も後味の悪い、以前もこの番組でトランプ氏はあり得ないと言われて、もしなったら日本に帰化すると言われても、アメリカ国籍放棄に出口税がかかり、総資産の2割を取られる=トランプ氏のアメリカの資金源になるので、帰化は止められたそうですが、アメリカ→カナダ移住が、カナダに問い合わせ殺到でHPダウン、実際に逃げる人はそれほど多くなくても、パックンさんは軽い吐き気、しかし、パックンさんは嫌われている有識者層と言われても、1%と99%で、1%の人が当選して、パックンさんは1%の方ではなく、しかしパックンさんはトランプ氏に差別される方ではないが、トランプ氏のいうことを、子どもも差別していい、マイノリティーを差別していいという空気すらあり、他方、堤さんはトランプ氏の勝利を予測しており、堤さんvsパックンさんの対決です。

堤さんもスタジオでのお話、日本とアメリカを行き来して取材、執筆であり、普通の人の目線で取材されて、トランプ氏の勝利を予測されたのは、今回の選挙戦は1年だけでなく、20~30年のアメリカで、国内にて、産業空洞化、仕事がなくなる、教育、医療にお金がかかり、格差が広がり、1%の人たちが資産を独占して、繁栄から取り残された皆さんの怒りが爆発して、女性差別や人種差別はアメリカにあるものの、それ以上に格差への怒りと、それを何とかしてほしいであり、アメリカはオバマ氏に2008年に期待して、チェンジ、しかしこの8年格差は拡大、生活も苦しくなり、戦争も拡大して、チェンジは幻想と気づいて、オバマ氏が変えられなかったのは、アメリカには選挙にお金がかかり、金持ちにもらう=その金持ちの政策をすることになり、それをうんざりと国民が思い、そこでサンダース氏とトランプ氏の、金持ちからもらわないものが出て、お金持ちからもらっていない=ひも付きではない、しかしサンダース氏は負けており、もしサンダース氏vsトランプ氏ならわからず、差別より格差が大事、お金持ちのための政治をアメリカがやって、サンダース氏が落ちてトランプ氏と思った。

ヒラリー氏は、女性でも、ワシントンに長くいて、既存の政治家と思われて、さらに選挙資金はお金持ちから膨大な量をもらってひも付きであり、トランプ氏の政策について、水野さんは分からず、それについて堤さん、TPPについて、トランプ氏は止めると言っており、これについて堤さん、トランプ氏は本気であり、クリントン氏もTPPの見直しを言い、世論が反対、トランプ氏はNAFTAやTPPでグローバル企業が儲けても、潤ったのは一部であり、安い労働力が外に流れて、仕事がアメリカから逃げて、アメリカから安い方向に商品が入り、行った先の産業がメキシコでダメになった(メキシコのトウモロコシが負けた)、その人たちが経済難民になり、アメリカに来ており、しかしアメリカでトウモロコシをやるのは儲かり、株も上がった。

パックンさん、これを言っていたトランプ氏に票を入れたかも知れない、中小企業はしんどい、トランプ氏が救済と言っても、民主党支持者は、そうしたのは共和党であり、貧富の差を共和党が作り、民主党がそれを是正したと言われて、経済構造が変わり、職業訓練も共和党はせず、政府の公的ケアをせず、なぜ共和党が勝ったか、政治献金も共和党の任命した最高裁判事の判決で、政治献金は合法とされて、なぜ共和党なのかと言われて、ではなぜ貧しい人がトランプ氏に入れたか、堤さん、民主党vs共和党ではなく、トランプ氏は過去の共和党と異なり、サンダース氏は無所属であり、では、TPPはどうなるか、堤さん、この30年のアメリカでは、政治が超金持ちに買われて、ロビイストを使っての金集め、資金提供者へのための政治であり、これの拒否、堤さん、TPPを拒否する業界の支持をトランプ氏は受けており、1%は共和党議員に働き掛けて、アメリカだと議員が法律を作り、それでお金が議員に行き、パックンさん、TPPはオバマ氏の最期にごり押しされる危惧を言われて、議会は選挙が終われば通したく、4年後はみんな忘れていると言われて、そうなる危惧を言われました。

水野さん、TPPにアメリカが残るなら何をやっていたとなり、国民も雇用を増やしい欲しいとしたのに、と言われて、堤さん、トランプ氏も簡単に折れず、議員にはTPP反対の議員も多く、そして閣僚に誰がなるかであり、補佐官にプリーバス氏であり、これの意味、堤さん、選挙後様々な業界から閣僚が来て、これにより政策は変わり、日本も民間が閣僚に入り、TPPをトランプ氏が否定しても、FTAをトランプ氏はやるのです。

2国間、アメリカが日本をどう見ているのか、日本からの自動車に関税がなく、日本は肉に関税と言っており、日本がフェアでないとトランプ氏はいい、パックンさん、日本の関税撤廃のため他の仕組みはあり、それがTPPであり、日本の関税を無くさせると言われて、堤さん、TPPの関税は一部、トランプ氏は反自由貿易、アメリカ国内をトランプ氏はやり、アメリカ・ファースト、自由貿易でアメリカ国内はガタガタになり、TPPを日米2国間の協定で、違う形で残される危険性がある。

日本に自動車でアメリカは負けて、パックンさん、日本が大敗北と指摘して、TPPはアメリカから見たら有利であり、内容を把握したらいいと思うと言われて、堤さん、アメリカのためではなく、グローバル企業と金融機関のためと言われて、パックンさん、儲かっている企業から取るべきと言われて、堤さん、トリクルダウンは起こらず、パックンさんは累進課税で生活保護、職業訓練で困っている人のためにすべきと言われて、法人税は下げても、タックスヘイブンに隠したらズルはできて、お金持ちがずるいことをできないようにできるか、堤さん、1%のため、ロビイストをどう抑えられるかと言われました。

パックンさん、アンチ・トランプではあるが、中国との国交正常化は共和党のニクソンがやり、自分の党と闘って勝てばアメリカは変わる、共和党のしがらみと絶ったら、トランプ氏は変わると言われて、労働者のためになるか、堤さん、それができず、格差が広がり、それが破られたのは歴史的と言われるのです。

中国の習近平氏とトランプ氏は電話で協議して、関係は改善されて、ウィンウィンと言っており、堤さん、中国とロシアの関係も、オバマ氏は緊張関係であり、プーチン氏ともトランプ氏はいい関係。

トランプ氏は安い中国製品がアメリカの雇用を失い、中国に関税と言っていたのに、アメリカでは中国の製品に支えられて、値上げ→トランプ氏を支持した貧困層は困ると指摘されて、堤さん、自由貿易反対、関税、国外に工場を移すのに税というが、これは全部セットでやらないとだめであり、しかしTPPのような自由貿易をやったら、労働力は国外に行き、金融機関の力が大きくなりすぎて、不法移民により賃金が下がり、グローバル企業が儲かるので、一気にやらないと、この30年に広がった格差は回復しない。

パックンさん、フーバー大統領の大恐慌時の政策で恐慌がさらに悪くなり、フーバータウン、ホームレスの町ができるほどと言われて、今までの悪い富が1%に集中しても、アメリカは移民に支えられて、排除したらアメリカは破綻する。

アメリカの失業率は80年代以来トパックンさん言われて、堤さん、雇用はサービス業で、製造業と比較して賃金が低く、ものつくりは崩壊し、国民の生活が破綻している。

移民政策で、トランプ氏の不法移民の強制送還、犯罪例のあるものを送り返すと今日いい、パックンさん、犯罪歴のあるものを送り返すのはオバマ氏もやったと言われて、堤さん、選挙資金は自腹であり、一番選挙にお金のかかるのはマスコミに訴えるものであり、そのために過激な表現をして、するとテレビが飛びつき、テレビに露出、広告費なしで、予備選後、差別発言などをトランプ氏は修正して、選挙パフォーマンスとして、パックンさんも100点、経験もないのに勝ち、しかし女性を、少数民族を差別して、当選するまでは白人男性のためだけ、それを変えていいのかと言われて、トランプ氏は犯罪歴のない人は良い人と言っても、今まで差別してきた。

選挙時と、選挙後で変わるものは多く、パックンさんはリベラルで、しかしオバマ氏の言うことをできず、そして、トランプ氏の日米関係、リスナーより、米軍は沖縄から金を払わないから出てくれとあり、堤さん、日米関係や、世界は変わり、トランプ氏は国内立て直しに、無駄な軍事費を減らし、在日米軍や韓国の米軍も撤退すると言うもの、日本は地理的にアメリカには大事であり、米軍撤退をちらつかせて、思いやり予算を激増させると堤さん言われて、今も兵隊の給料、光熱費etcを払い、米兵は日本の傭兵とパックンさん言われて、堤さん、米軍なしで日本は安全保障を、自分の意見を言わないとならず、これは戦後初であり、リスナーから、安全保障を考え直すことになると言われて、堤さん、安保は全部やり直しであり、トランプ氏の撤退は、パックンさんトランプ氏のパフォーマンス、アメリカでは日本の軍事力負担量を知らず、韓国やヨーロッパよりはるかに高く、日本が強気で思いやり予算の削減を交渉できるか、堤さん、日本に何が一番得かと考えて、自分で自立して交渉すべきであると言われて、しかし思いやり予算の増加には国民は反対しており、それで、堤さん、日本の安全保障、憲法の論議をすべきと言われました。

 

ニュースは大阪のスタジオから上田崇順さんの担当でした。

ニュージーランドでマグニチュード7.9の地震、震源は23km、震源近くで二人死亡、土砂崩れ、道路の陥没で大変なことになっており、3000人の日本人の被害はまだ確認されていません。

熊本大地震7か月、仮設住宅が完成し、バリアフリーの仮設も益城町に整備されて、車いすもOK、浴室も工夫されて、風呂、トイレの共有なしの仮説は、熊本が初です。被災者の生活再建は進んでも、まだ避難所に二人います。

国会でTPPの参院審議、安倍総理はトランプ氏の就任でTPPは厳しくなったと、民進党小川氏に答えて、保護主義を蔓延させるなと、日本政府は承認を急ぐものであり、トランプ氏と17日にこれで意見交換するものであり、これについて堤さん、日本政府が承認の急ぐのは、トランプ氏就任まで批准はなく、急ぐ必要はなく、決まっている枠組みを無くすものであり、TPPにはまだ要注意で、アメリカ抜きでTPPをやるとしても、日本は中身を採決する人が読んでおらず、中身のわからないものにリーダーシップを取れないと言われて、パックンさん、クリントン氏の当選後、TPPを通すと安倍総理は何とかなると思ったが、もう遅く、しかし議論は大事、価値観を議論すべきと言われて、堤さん、その前に中身をちゃんと知るようにと言われました。

GDPは実質0.5%のプラス、年率2.2%アップ、輸出が伸びて、しかし国内の消費は伸びず、整備投資も伸びていません。

視覚障碍者の線路への転落防止のために、阪急十三駅でホームドアを設置することになり、私鉄で数億の設備費がネックで、国の補助に頼るものであり、ついたら関西の私鉄では初です。

 

来週の月曜、報道ドキュメンタリー番組、瀧本さんの特集が来週月曜の19時からあります(これも別途フォローします)。

今週の特集、トランプ氏のかじ取り、堤さんとパックンさんに質問、トランプ氏が行き詰ることはないかとリスナーより、あり、パックンさん3つの可能性があり得て、(1)行き詰ること、(2)妥協して合理化、(3)しかし独裁者の可能性もある(ヒットラーの再来)と言われて、堤さん、トランプ氏を誕生させたのは金権政治の拒否なのに、これから1%業界からの押し戻しが来る(1%のための金権政治に逆戻り、アメリカも世界も地獄!)と締めくくくられました。この内容、貴重であり、例により私に無断で拡散してください、以上、今週の報道するラジオでした。

 

 

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