永岡です、先週甲子園でプロ野球のトライアウト、入団試験がありましたが、同じ日に、独立リーグのトライアウトに、アフリカのウガンダから来た青年が挑みました。
ガトー・エリックさん（19歳）、和歌山大にウガンダから来られて、ウガンダはかつて内紛やクーデターに苦しみ、今も最貧国、そこに日本の青年海外協力隊が野球を伝えて、今年8月、エリックさん日本に来られて、和歌山大の土井さんが、滞在費他をインターネットで募って招待し、3か月土井さんの家にホームステイして、日本の野球に挑むのです。
来日3日後、さっそく日本の野球の練習、ウガンダではエースでしたが、エリックさん、なかなか思ったところにボールが行かず、土井さんは、練習したら追いつけると言い、自分の鼻をへし折られてもそこからの再起と土井さん言われて、独立リーグのトライアウトに参加するためですが、なかなか投球フォームも定まらず、意見も聞き、大阪のトレーニングジムで、投球フォーム、下半身の使い方を学び、しかし母国との違いに戸惑いもあり、他方、練習の合間に楽しみもあり、日本のコロッケが好きになり、土井さんの家で、片言の英語と日本語で話して、エリックさん、日本の生活に慣れて、気のゆるみもあり、そして土井さんは同じ練習を繰り返しやる意味を説かれて、ウエイトトレーニングも挑み、下半身を鍛えて投球フォームが定まり、エリックさん、日本に来る寄付をもらってうれしく、それに応えたいと言われます。
そして、トライアウトの日、今月12日、日本の独立リーグ入団が夢で、参加者にはメジャー経験者もいて狭き門、土井さんと、ベストピッチングを目指し、エリックさん、与えられた90秒で9球を投げ切り、そして、1次審査には、残念ながらエリックさん合格せず、しかし支援してくれた皆さんへの感謝を述べて、これから母国に日本の野球をどう持ち帰るかも課題と、土井さん言われて、夢は叶わずとも、しかし日本のいい環境にあり、経済コンサルタントの小宮さん、アフリカは最後のフロンティアであり、それに文化でつなげる意味を説かれて、日本の文化に触れて、野球というスポーツを通して学ぶものもあり、これはいい国際交流になりました。
また、アメリカ大統領選、ポリコレという言葉があり、トランプ氏の勝因はポリコレ疲れとネットで言われており、これで、世界にて起こっていることがわかり、橋下氏はツイッターで発信、政治的なきれいごと、ポリコレを批判して、ポリティカル・コレクトネス、要するに政治的な正しさであり、しかし町ではポリコレの意味を知る人はほとんどなく、ポリコレは人種差別を防ぐためのもので、政治家には特に必要なのに、それを覆し、トランプ氏はヘイトスピーチを繰り返して、ポリコレを無視して勝利、アメリカに詳しい神戸大の安岡さんは、アメリカ人は要するにきれいごとに疲れたと言われて、オバマ氏の広島訪問をきれいごとと受け取った国民も多く、そしてクリントン氏がトランプ氏を人種差別者と、上から目線でやったのも反感を買ったというのです。
日本でも、ポリコレ、三重県の海女が性的すぎるとして撤回されて、ポリコレが攻撃に道具になるとも安岡さん言われて、毎日放送の奥田信幸さん、ポリコレはアメリカで、人種差別への批判があり、これを無くす正しいものであるのに、これが行き過ぎと感じる人があり、表現の規制と、弱者を守るために、逆差別と取られるとも公開されて、小宮さん、本音と建前のことがあると言われて、日本でも同じことが起きて、沖縄での大阪府警の機動隊員の差別ヘイト発言を、松井知事が擁護して、もちろん差別は許されないのに、ネットでは松井氏に同意する声もあり、基地問題を解決してくれないものがあると指摘されて、小宮さん、本音は大事だが、それだけでのことではないと言われて、司会の西さん、きれいごと＝実現不能と決めつけるのは良くないと言われて、奥田さん、差別ヘイト発言は許されず、言っていけないことはあり、小宮さん、あるべきものを示し続けるべきと締めくくくられました、以上、ＶＯＩＣＥの内容でした。
地球倫理：Global Ethics 