毎日放送VOICE トランプ大統領でどうなる、日米関係、TPPと安全保障

 永岡です、明日安倍総理がトランプ次期大統領と会見することについて、毎日放送のニュース「VOICE」の企画で、三澤肇デスクの報告がありました。

 金の試算としての価値が、イラク戦争以来上がっており、そして安倍-トランプ会談をTPPと日米同盟について、三澤さん報告されました。

 大阪のステーキ専門店、女性客も多く、使用する牛肉の70%はアメリカ産、300gのステーキは3000円で好評であり、アメリカ産牛肉について、トランプ氏は日本の関税を下げるように要求、他方TPPは否定で、このステーキ店の社長さんは、輸入牛肉がTPPで値段が下がることを期待、TPPをトランプ氏に批准してほしいと期待しています。

 そして、トランプ氏は、在日米軍の撤退も口にして、安倍総理は日米同盟の重要性を説くと言うものの、トランプ氏はご存知のように、アメリカが日本を守るのに、日本はアメリカを守らない、要するに安保薩摩の上(ただ乗り)論を展開しているものの、日本が在日米軍に支払う費用は8000億近くです。

 そして、トランプ氏の就任について、京都精華大学の白井聡さんは、トランプ氏は軍事要素を変えて、アジアの中の日本の立ち位置を再考慮することになるとコメントされて、三澤さん、TPPは絶望的であり、今の関税38%を将来9%、輸入業者には助かるものの、国内酪農家には大変で、三澤さん、TPPなしで、アメリカと日本の二国間で関税を下げさせられる可能性があり、そして日本がアメリカに支払う軍事費はドイツの3倍、韓国の5倍で、弁護士の森直也さん、トランプ氏の発言には選挙目当てのものもあるが、この2点は本気と言われて、そして白井さんは、アジアの空白が生まれてどうするか、自主防衛か、それとも外交でやるのか問われていると指摘されました。

 これ、沖縄の米軍基地は、アメリカが日本を守るためのものではなく、アメリカが世界で戦争するためのものであり、少なくとも、ベトナム戦争以来、アメリカは日本の基地がなければ戦争を一切できず、それも日本に金を出させてであり、ただし、沖縄国際大学の前泊博盛さんが日米地位協定入門の本で、アメリカ人のほとんどは沖縄のことを知らないと指摘されており、私には、アメリカが巨大な暴力団にすら見えます(なんて書いたら、暴力団は、俺たちは核兵器を持っていないぞと怒るでしょう)…以上、VOICEの内容でした。

 

 

 

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