関西テレビワンダー 過労死問題&毎日放送VOICE 梅田再開発の影

 永岡です、今夜も関西のテレビにいいものがあり、まず、関西テレビの、みんなのニュースワンダーにて、過労死、長時間労働のことが取り上げられて、自らも弁護士資格を持つ上田大輔記者の報告でした。

 電通の新入社員の過労死自殺で、電通は強制捜査ですが、現場で働く皆さんに上田さん取材されて、要するに、今の会社のトップが、過労死寸前まで働いて今の会社を作ったという自負があり、要するに、吸血鬼に噛まれたらその人も吸血鬼になるのと同じであり、このような問題もあり、一般の社員も、高度経済成長期のモーレツサラリーマンのようにさせられるものがあり、これについて、上田さん、インターバル制度、休息を、欧米だと11時間、それも連続して取らないと企業が罰せられるものがあり、上田さんは、どの企業にも一律に適用される法律で会社を縛らないと、こういう人たちは救われないと指摘されていました。

 これは、電通のこと、日本の典型的な企業であり、私もムチャクチャな企業で、竹やりでも頑張ればB29を落とせるという男を見ましたが、確かに、高度経済成長は当時のモーレツサラリーマンにより達せられたこともあるものの、もちろん非人間的なことであり、しかし、例えば、実名を上げますが、出光は、山口の製油所を1950年代に、欧米なら3年かかるものを1年で建てたと自慢しており、この出光は優秀な人間から逃げることで有名で、しかし、かの百田直樹氏の作品が、出光をモデルにしており、どんなものになるか、容易にわかります。企業は、過労死の問題など、裁判を起こしたら、敵意をもって弾圧します、これが日本と言う国の実態です。

 

 続いて、毎日放送のVOICEの月曜企画、憤懣本舗、大阪、梅田の北、通称うめきたが再開発であり、ここに地下の駅ができて、それにより今は梅田(JR大阪駅)を通過する関空特急が梅田に停車するのですが、これについて、梅田の一つ西の、中津地区の方からVOICEに手紙が来て、これにより、中津地区にある小さなJRのガード下の歩道が閉鎖になり、これにより地元の方の生活道路が無くなり、中津地区が陸の孤島になるというもので、近隣には障碍者の施設や、高齢者がたくさんいて、この人たちにとって、このガード下を閉鎖することは、死活問題であり、これについて、大阪市は、高架の歩道橋を作ると言うものの、スロープは120mもあり、実際にMBSの記者の方が障碍者の車いす、と言っても大規模なもので、介護ベッドに近く、今のガード下をくぐるのも大変であり、そんなものが、120mのスロープを上がれるか、容易にわかります。

 住民は、このガード下を閉鎖するなら、新しくできる高架の歩道橋にはエレベーターをつけてくれと要望しても、大阪市は、深夜のセキュリティなどの問題を盾に、拒否しており、住民は大阪市に要望しているものの、これについて、神戸学院大学の中野雅至さんは、スロープで代用にならない、エレベーターは必須とコメントされました。

 大阪は、都会だと思われますが、高齢者の多く住む場所も多くあり、大阪と言う町が、どんどん住みにくくなる(一部の繁華街の人たちのみ良くて、郊外が忘れられるのは、日本の東京一極集中と同じです)のを感じます、以上、ワンダーとVOICEの内容でした。

 

 

 

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