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現職で初訪問 安倍首相「真珠湾慰霊」に渦巻く黒い思惑 by limitlesslife

  • 2016年12月6日
APECでのオバマ大統領と安倍首相(C)ロイター
APECでのオバマ大統領と安倍首相(C)ロイター
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 安倍首相は5日、今月26、27日に米ハワイへ飛び、現職首相として初めて真珠湾を訪問することを発表した。オバマ大統領も同行し、日米開戦の地で共に戦争犠牲者を慰霊する。

「日米の和解の価値を発信する」と語った安倍首相が、真珠湾を訪れること自体に異論を挟むつもりはない。ただ、気になるのはオバマに真珠湾訪問を打診したタイミングである。

11月下旬にAPEC首脳会議のため訪れたペルーの首都リマで、立ち話をした際に持ちかけ、合意したというのだ。

その直前には大統領選を制したトランプ氏のもとにイの一番に駆けつけ、90分にわたって会談。現職よりも次期大統領を優先した無神経な振る舞いがアダとなり、調整中だった日米首脳会談が流れ、立ち話となった直後のことである。

ただでさえ、安倍首相は5月にオバマと一緒に被爆地・広島を訪れて以降、3度の首脳会談のチャンスがあったが、いずれも立ち話にとどまっていた。背景には、安倍首相の対ロシア急接近に反感を抱くオバマ政権全体の外交方針がある。

「オバマ大統領の任期もあとわずか。このまま、気まずいムードで終われば“史上最も冷え切った仲の日米首脳”とのレッテルを貼られかねません。それが安倍首相には間違いなく不満でならない。誰よりも他人の評価が気になり、チョットした“汚点”も許せない人ですから。歴代首相が“謝罪外交”の批判を気にして、ためらってきた真珠湾慰霊の“切り札”をあっさり出した理由は、恐らく自分のメンツを保つためだけ。日本側からのリクエストである以上、オバマ大統領が広島訪問の見返りを求めていなかったのは明らかです」(元外交官の天木直人氏)

画期的な初訪問でさえ、とことんカッコつけたがり首相の究極の政治パフォーマンスにも見えるのだ。

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