永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ! 水曜のレギュラーは毎日新聞客員編集委員の近藤勝重さんでした。
オープニングに国際カジノ研究所の木曽崇さんが出られて、バクチ法案について語られました。バクチ法案は参院で審議入り、自民は今週中の可決を目指しており、
カジノには6時間のみで審議し、木曽さんのお話、議論不足と言われて衆院を通過して、議論について、そもそも審議時間が足りず、トータル衆院6時間、参院も審議1日で、審議があまりに足りず、なぜこんなに早く通したか、どこからか通せとの声があり、青天の霹靂、短い間で決着をつけろと、今までカジノを進めてきたのと他のところから圧力があり、反対の声は、違った表現や数字に基づいて、しかしカジノ法案を止める時間がなく、間違ったデータとは、今日の審議で、共産党のシンガポールでの依存症のことを取り上げて、しかしこれは効果を発揮していて、ミスリードであり、反対派の方は木曽さんのように専門の研究をしておらず、しかし専門の声が入っていない。
ギャンブル依存症について、ならないための施策はこの国になく、アルコール依存症のことは小中学校から教えるのに、ギャンブル依存症は学校などで教えず、それでは依存症は無くならず、シンガポールは2010年からカジノを作り、国内の対策をして、カジノが出来てから依存症は減ったのに、そのような論議はなく、そして強啓さん、カジノは東アジアで過当競争と指摘されて、木曽さん、ここ2,3年で市場が減り、習近平政権になり、中国の人が海外にギャンブルに行けなくなったためであり、強啓さん、ギャンブルは負けた人がいて成り立ち、それを成長戦略としていいのかと質問されて、木曽さん、モラル、道徳のことで、そういう意見があるのは健全であり、これからも論議の時間は要るのに、木曽さんのところの情報だと与党は今国会で通す方向で、しかしちゃんと論議すべき、今審議しているのは導入、1年後に実施の法律ができて、そのためにも論議が必要だと締めくくられました。
このバクチ法案はニュースランキング1位で、蓮舫氏vs安倍総理のやり取りも放送されて、蓮舫氏は博打でどうやって成長するのかと追及して、近藤さん、蓮舫氏のいう国会軽視では甘く、ほとんどないがしろにして、近藤さんは博打の胴元を国が音頭を取ってやり、博打だと泣く人が出て、今の日本でもギャンブル依存症は500万、そこに国がバクチに乗り出せばもっと悪化し、それが国民の求める経済なのか、経済は民を幸福にすべきで、しかし民を不幸にするものを、このようにやるのは、言論の府どころか、自民党の手続き機関に国会が成り下がっていると指摘されて、強啓さん、先の木曽さんのお話も引用されて、近藤さん、議論はゼロ&身内からも反対で、6時間の審議、余ってお経を唱えた人もいる=国会を葬るものだと、近藤さん指摘されました。以上、デイ・キャッチ!の内容でした。