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米政府、日本の薬価引き下げ計画の見直し要求 by limitlesslife
December 9, 2016, 2:39 am
Filed under: 健康・医療・保険
米政府、日本の薬価引き下げ計画の見直し要求

【東京】米国政府は、日本政府が薬価引き下げの頻度を増やすよう計画していることに
ついて、見直しを求める書簡を菅義偉官房長官に送った。

ウォールストリートジャーナル By ELEANOR WARNOCK and MEGUMI FUJIKAWA  2016 年
12 月 6 日 16:44 JST 更新 原文 英語

米国のプリツカー商務長官は12月2日付の書簡で、日本の薬価引き下げ計画にいかに
「失望している」かを説明。「医療関連製品のインセンティブ構造だけでなく、市場の
予測可能性と透明性に対する深刻な懸念を引き起こす」と伝えた。

東京の米国大使館と首相官邸はこの書簡に関するコメントを避けた。米商務省からも
コメントは得られなかった。書簡が菅官房長官に公式に送付されたものかどうかは不明
だ。

全米商工会議所は、同様の内容の書簡を安倍晋三首相にも送ったことを明らかにした

米国研究製薬工業協会の広報担当者、マーク・グレイソン氏は「プリツカー商務長官
とトム・ドナヒュー全米商工会議所会頭の書簡は、日本の患者にとって良好なイノベー
ション環境がいかに重要かを強調するものだ」と述べた。

日本の医薬品市場は米国に次ぐ世界2位の座を中国と争っている。日本の医薬品支出
額は今年3月31日までの1年間に7兆9000億円に達した。

日本では政府が薬価を設定しているため、メルクやファイザーなどの米製薬会社にと
って日本の政策は重要な関心事となっている。

安倍政権は先ごろ、増大する薬剤費を抑制する措置を講じた。まず、来年2月1日から
がん免疫療法薬「オプジーボ」の価格を50%引き下げることを決めた。これにより、オ
プジーボを使用している平均的な患者の年間費用は30万ドルから約15万ドルに減少する

また、安倍首相は11月25日の経済財政諮問会議で、薬価改定の頻度を2年に1回から年
に1回に増やすことを検討するよう指示した。実現すれば、政府はこれまでより速いペ
ースで高額医薬品の価格を引き下げることが可能になる。

薬価制度の改革を求める人々は、日本がオプジーボに支払っている費用は世界で最も
高いとし、医療費を抑制するため柔軟な対応が必要だと訴えている。

プリツカー商務長官は書簡でオプジーボの名前を挙げなかったが、「医薬品の保険償
還価格を引き下げるためのその場しのぎの制度変更」に落胆していると伝えた。

日本政府の対応は、オプジーボの高額な価格に関する国内メディアの報道を受けたも
ので、米国でも高額な薬価に対する反発が起きている。

米国ではブリストル・マイヤーズ・スクイブがオプジーボを販売。日本では、初期段
階から同製品の開発に携わった小野薬品工業が販売している。小野薬品によると、今年
4~9月のオプジーボの売上高は533億円だった。

小野薬品の広報担当者は、政府によるオプジーボの値下げ決定を受け入れたとしたう
えで、「国民皆保険を維持することの重要性も認識している」と語った。

http://jp.wsj.com/articles/SB12576561340667814139804582480002770121174

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace


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