ご協力、本当にありがとうございます。
Avaazチーム
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皆さま
今日から１ヶ月以内に、大統領に就任するドナルド・トランプは、私たちの未来を台無しにしてしまうかもしれません。
未来を危うくするのは、「核のボタン」だけとは限りません。トランプが大統領選で掲げた「パリ協定から米国を脱退させる」という公約を実行するだけで、それにインドやロシアなどの温室効果ガス排出大国が続く恐れがあり、そうなれば気候変動は深刻化の一途をたどることになるからです。
でも、私たちには、「トランプ抜きでやる」という打開策があります。
トランプの当選後、ニューヨーク州、カリフォルニア州、そして民間企業のGoogleは、温暖化防止に向けた決意を新たにしました。米国の各都市や州、企業トップにAvaazメンバーの皆で働きかけ、米国の温室効果ガス削減目標を達成するための同盟を立ち上げてもらえば、パリ協定の実質維持は可能なのです。米国の各自治体や企業のトップに、Avaazメンバー１００万人の声を直接届けましょう。
きっと、大きな効果があるはずです。来年末までにクリーンエネルギー１００％を達成すると誓ったGoogleと共に、他の企業や各主要都市、州も温暖化防止への取り組み強化を掲げています。
ニューヨークやカリフォルニアなどの大きな人口を抱える州に、シカゴやロサンゼルスなどの主要都市が加われば、米中央政府なしでも米国の削減目標は達成できるかもしれないという専門家もいます。トランプ抜きでも、パリ協定を守ることは可能なのです。
内部関係者と共に、Avaazはこの構想の実現に向けて取り組んできました。Avaazムーブメントという巨大な世論の後押しがあれば、気候を守るためにリーダーシップを発揮する英雄がもっと現れるはずだと、これらの関係者は言います。米国全土の市長や州知事、そしてCEOたちに、世界市民１００万人の声を届けましょう。
国の指導者が変わっても、真実は変わりません。だからこそ、このような市民によるムーブメントが非常に重要なのです。誰が政権の座についても、気候の未来を守るための取り組みを、私たちはますます加速させていきます。気候変動否定のトランプ政権の誕生を前に、世界を守るために必要な「気候同盟」を築くよう働きかけましょう。
希望を込めて
クリストフ、アリス、ニック、リサラット、リッケン、そしてAvaazチーム
関連情報
ゲイツ氏らがクリーンエネルギー基金を設立（ORICON STYLE／日本語）
http://www.oricon.co.jp/article/71294/
パリ協定で、米国の市長がトランプの先を行く可能性 – その方法は（ビジネス・インサイダー／英語）
http://www.businessinsider.com/mayors-could-override-trump-on-paris-accord-2016-11?IR=T
米大統領選を受け、米国各都市の市長が気候リーダーシップを宣言（C４０シティーズ／英語）
http://www.c40.org/blog_posts/american-mayors-pledge-climate-leadership-in-response-to-united-states...
パリ協定を脅かすトランプ。カリフォルニアなどの州が守ることはできるのか？（ガーディアン／英語）
https://www.theguardian.com/commentisfree/2016/nov/21/trump-threat-paris-agreement-california-climate-change
Googleが宣言 ２０１７年までに再エネ１００％を達成する（テッククランチ／英語）
https://techcrunch.com/2016/12/06/google-says-it-will-hit-100-renewable-energy-by-2017/
トランプ当選にインドが沈黙したことの意味 気候変動マラケシュ会議で（気候変動ニュース）
http://www.climatechangenews.com/2016/11/18/indias-silence-on-trump-noted-at-marrakech-climate-talks/
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