永岡です、サンテレビのニュースPORT、阪神・淡路大震災22年特集、神戸は地震多発地帯ということを、地震をGPSにより解析しておられる京大の西村卓也さんのお話がありました。
藤岡勇貴記者の報告で、震災前、神戸に地震は来ないと言われていたのですが、神戸は歪帯の、新潟~神戸集中帯と、西村さんは指摘されて、国土地理院のGPSにより地殻変動を観測、20km四方で、全国1300ヶ所、地面がどう動いているか調べて、GPSはスマホなども利用するものの、地震にも観測が可能で、海側のプレートが、陸側に数cm/年動き、限界が来たら地震になり、地震が起こる前は歪があり、西村さんは、地面の変形の度合い、歪を調べられて、中でも、歪の集中しているのは、神戸~新潟、六甲、淡路の断層などあり、神戸は地震多発地帯の歪がたまっている場所と、阪神・淡路大震災でわかり、GPSは93年から設置で、当時は細かい形は分からず、阪神・淡路大震災を経てデータが蓄積されて、なぜ神戸の内陸に歪が集中しているのか、理論ではプレート間の押す力は陸~海にだんだん行くのに、実際には歪の大きい場所があり、西村さん、プレートは1枚の岩ではなく、細かいプレートの集積体であり、ブロックごとに海と陸で歪がたまり、ブロック運動の仮説、但馬、淡路、阪神と兵庫県はブロックに分かれて、ブロックの境界で地震がある可能性があり、中央構造線も関係し、阪神・淡路大震災、熊本大地震、鳥取地震と、このブロックの境目で地震は発生して、昨年10月の鳥取地震、一昨年に山陰の地震の可能性が取り上げられて、GPS神作により、ブロックの境界で地震が懸念されて、鳥取は予測されたものがあり、GPSで歪は分かり、地震の予測は困難でも、可能性を探ることはできて、そして南海トラフ地震も、いつかは限界が来て、カウントダウンが始まっていると西村さんは言われて、昨年の西日本は、大きく動き、東日本の動きもあり、歪が蓄積→地震であり、これは西村さんのHP(http://www1.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/~nishimura/ )で確認できて、備えるべきなのです。
サンテレビでは、29日に防災特番もやるそうです、以上、サンテレビのニュースの内容でした。