永岡です、毎日放送のニュース「VOICE」にて、維新の大阪の橿原市議、山本氏の政務活動費疑惑(政務活動費で他人の名刺を刷ってポッケないない、疑惑を否定しつつも、政務活動費返還&維新離党)も報じられて、そして、韓国の少女像、日韓合意のことが取り上げられました。
ご存知のように、安倍政権は韓国の大使を帰国させるという強硬策ですが、コリアNGOセンターの郭辰雄さんは、安倍総理は謝罪せず、お金を出しただけで、それで韓国にて批判されている(=解決したければ、謝罪が必要)と言われました(ご存知の方もあると思いますが、郭さんは、昨年暮れに、在特会の川東氏が、裁判所のヘイトスピーチ禁止の仮処分を破ってヘイト行為をしようとして、体を張って止められた方です。郭さんは、ほりナビクロスで、あの仮処分は一回だけでなく鶴橋を今後も守るものと言われました)。
VOICEが町の声を聞いても、男性は韓国が金を取ろうとしていると批判、女性は韓国にも理解であり、日本と韓国の親密度は、2004年の冬のソナタブームで盛り上がっても、2012年の李明博大統領竹島上陸で下がり、しかし今は持ち直し、ポップスのヒットチャートにKポップスが2つ入っているそうです。
これについて、記者の奥田信幸さんが解説されて、慰安婦問題は、93年の河野談話で、日本が金を出すものの、謝罪しない姿勢になり、その後、従軍慰安婦は商行為と発言する国会議員も現れて(言うまでもなく、ヨーロッパなら民衆扇動罪で塀の中行き)、そして、2015年の暮れの日韓合意で、要するに安倍総理は10億出すから、この問題を蒸し返すなというものを朴槿恵氏と取り交わして、しかし朴槿恵氏は失脚、後継の候補は、全員日韓合意を見直す方向で、国連事務総長であった藩氏は、共に民主党の二人ほどは日韓合意に批判的な姿勢であり、要するに藩氏も、日韓合意OKだと勝てないという姿勢で、要するに次期政権では、日韓合意は破棄されることになるもので、スタジオでは、日韓合意は国家間の約束で市民団体も従うべきとの声もありましたが、司会の西靖さんは、この問題と、稲田防衛大臣が、真珠湾訪問の翌日に靖国産廃したことへの批判もあると、ヨーロッパの新聞には批判されていると紹介されました。
この、日韓合意は、日刊ゲンダイで孫崎享さんが、これは安倍総理と朴槿恵氏の間で結ばれただけであり、これは未来永劫有効ではないと指摘されています。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197168
要するに、暗黒時代の阪神の監督が、2003年の星野阪神の優勝に俺も貢献したと言っても、誰も相手にしないのと同じです(笑)。
そして、従軍慰安婦問題で、日本は加害者であり、赦しを得るには被害者の許しが必要なはずで、要するにレイプ男が、金を払ったからいいだろうという、典型的なDV男の発想であり、しかし、これは明治以来の近代の男性の発想、女性には暴力は許される、金を払えば何をとしてもいい、というものがあり、その延長線上に20年前の新しい歴史教科書を作る会、今日のヘイトスピーチがあるので、これだと日本は近代国家はおろか、ただの野蛮国家でしょう、日本が暗黒時代を脱するには、安倍総理の更迭が最初です!以上、VOICEの内容でした。
____________________
命は金で買えません!