永岡です、毎日放送のちちんぷいぷいで、高浜原発の運転延長に反対された方のことが取り上げられました。
高浜では1,2号機は74年、75年に稼働、もう40年を超えており、福島の事故で原発は40年でアウトになったのに、例外的に20年はOKとなし崩し、原子力規制委はこれを認めてしまい、3,4号機は85年開始で、しかしこれは再稼働の後で仮処分にて止められて、司法が動いている原発に停止命令は初です。
児玉巧さん(69歳)は町会議員もして、原発そのものの否定はされておらず、高浜は内浦湾の中で、音海地区には原発の前を通らないと行けず、高浜1,2号機の延長について、音海地区で、民宿を経営される児玉さん、運転開始1,2号機に延長反対の意見書を、今まで原発を認めてきた反省、安全神話は福島事故で無くなり、安全とか、例外とかの言葉は信じられず、40年経ったら廃炉にしてほしい。
規制委は1,2号機の運転延長を認めて、児玉さん、どうしてもなら、新設すべきと言われて、これを有志でやっても拒否されるので、音海地区の集会で意見書に異論は出ず、音海地区の方が心配するのは、原発事故の際の避難経路、1次避難場所→バスで避難するのに、原発の前を通らないとだめであり、音海地区の先人は、苦渋の思いで原発を受け入れて、その時には40年で止めるとしており、1,2年の延長ならともかく、20年は音海地区の皆さんに受け入れられず、音海地区の皆さんは否定して、高浜町では原発の交付金で様々な施設がつくられて、44億で公民館も新設であり、一方、音海地区の集落は高齢化が激しく、1/3はお年寄りの一人暮らし、医療機関なし、児玉さんたちは、これからは交付金に頼らず、自立すべきと言われて、民宿は観光客を自力で誘致すべきなのに、原発に頼ってしまうと言われて、毎日放送の石田英司さん、地元の苦悩を語られて、司会の西靖さん、原発で町は発展すると言われて、他に産業もなく受け入れてしまい、しかし40年のはずが、また20年なし崩しは受け入れられずと言われて、ヤマヒロさん(山本浩之さん)、原発を受け入れた人から拒否の声は大きいと言われて、児玉さんは町議時代も原発に懐疑的で、民宿には原発関係以外の客は来ずであり、ヤマヒロさん、音海地区の皆さん、後世のためにこれを児玉さんタチが決意されたのは大きいと言われました。
意見書のコピーがスタジオで公開されて、有志ではなく、町の総意であり、反対意見なしであり、この意見書への反応、町に関電の方があいさつに来て、再稼働させてくれと泣きつき、関電、福井県、高浜町に同じ文面で出して、しかし高浜町は核に期待して、しかし40年で廃炉にした例はなく、20年延長は民主党の政権で例外中の例外であったのに、これで、町の発展は何か、児玉さん、20年延長に音海地区の皆さんの意見は聞かれず、原発の作業員以外は来ず、高齢化は止まらず、核に頼っていたら町は滅び、最大の問題は避難が出来ないことで、バスなど来るわけはなく、津波なら海には逃げられず、地元では核に依存していると、町が滅ぶと思い、意見書には法的な拘束力はなく、しかしもんじゅでも地元の合意と言い、それでも地元の合意とは何か、高浜町は予算の1/7が原発の交付金であり、これは高浜町、福井だけでなく、関電の管内、そして日本全国の問題なのです、以上、ちちんぷいぷいの内容でした。