紅林進です。
本来、事故を起こした東電が負担すべき、福島第一原発事故の廃炉・賠償費用の
一部を送電会社の「託送料金」に上乗せして、すべての電力消費者に負担させよう
とする、しかも原発の電気を使いたくないために、東電等の既存の電力会社をやめて、
新電力に切り替えた人にまで、同じように負担させようとする、とんでもない改定が、
国会の議論にもかけず、国会の議決によらない経産省の省令で行われようとしています。
それについてのパブコメが明日1月17日(火)の24時を締め切りに行われています。
まだの人は経産省のこのとんでもない改定に反対、それを許さないというパブコメを
送りましょう!
以下、パワーシフト・キャンペーンからの呼びかけを転載させていただきます。
<転送・転載・拡散歓迎!>
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【1】賠償・廃炉費用に関するパブリックコメント(1月17日まで!)
【2】2017年こそ、具体的な切り替えを!
【3】各地の勉強会・イベント情報
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【1】賠償・廃炉費用に関するパブリックコメント(1月17日まで!)
東京電力の責任が問われないままに、福島第一原発事故の廃炉・賠償費用の一部、
通常の原発の廃炉費用の一部を、「託送料金」で回収できるようにしようという案が
導入されようとしています。
経済産業省の委員会で、9月下旬からのわずか2か月強の議論で「中間とりまとめ」が出され、
1月17日(火)までパブリックコメントにかかっています。
直前になってしまいましたが、下記を参考に是非ひとことお願いいたします。
<大きな問題点>
・東京電力が責任を取らないまま、国民負担の方法が議論されている
・「託送料金での回収」は電力システム改革の方向に反する
・国会での議論もないなど、プロセスが不当
詳細はこちら!
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【2】2017年こそ、具体的な切り替えを!
2017年が始まりました。
電力会社の切り替えはお済ですか?
2016年4月から始まった小売全面自由化。
再生可能エネルギーを重視する事業者や地域の事業者も、おくればせながら続々と出てきています。
4月の時点では、実際に選べるところは「少し」だったかもしれません。
今は、その状況が変わりつつあります。
また、まだまだこれから出てくる、地域電力会社もいくつもあります。
すでに販売を開始していて、エリアを拡大するところもあります。
最初は企業や自治体施設向けのみで、家庭向けを今後検討するところもあります。
具体的に検討して、行動に移すのはいまです。
2017年こそ、パワーシフトへ、市民の手で!
企業のパワーシフトも、さらに進めていきましょう。
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【3】各地の勉強会・イベント、メディア掲載情報
今後のイベント・勉強会の情報はこちら>> http://power-shift.org/event-info/
あなたのまちでも開催しませんか?
◆【FoE Japan報告会】3・11から未来へ
福島への帰還政策、原発輸出、原発温存政策、福島の若者たちの声…(1/21)
日時:2017年1月21日(土)13:45~16:30
会場:文京区男女平等センター(最寄り駅:本郷三丁目 東京都文京区本郷 4-8-3 )
主催:FoE Japan
備考:参加費 500円
◆新電力ってなあに?(静岡・浜松市)
日時:2017年1月29日(土)14:00~16:00
会場:浜松復興記念館 2階会議室(静岡県浜松市中区佐藤町1-22-22)
主催:浜岡原発はいらない 浜松の会
備考:参加費 無料(カンパ有)
◆電気を選んで社会を変える!どうする?
電力小売自由化時代の選択(静岡・函南町)
日時:2017年2月4日(土)10:00~12:00
会場:函南文化センター 多目的室
主催:原発なくそうミツバチの会
備考:参加費 500円
URL:Coming soon
◆POWER SHIFT! エネルギーデモクラシー宣言 Vol.2
日時:2017年2月17 日(金)19:00~21:30
会場:渋谷LOFT9
主催:パワーシフト・キャンペーン、Be Good Cafe ほか
備考:トークとライブイベントです。
◆サステナブルブランド国際会議2017
日時:2017年3月8日(水)、9日(木)
会場:東京ミッドタウン・ホール
主催:株式会社博展(サステナブル・ブランド国際会議東京 実行委員会)
Sustainable Life Media, Inc.(本社:米国・サンフランシスコ)
備考:9日(木)の17:30-18:30のセッション「RE100は日本で実現できるか」にパワーシフトも参加。
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◆賛同団体募集!
◆カラーちらしあります。ぜひご活用ください。
◆パワーシフトに関する勉強会やセミナーを開催しませんか?
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事務局: info@power-shift.org
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