サンテレビニュースPORT(2017/1/31) 阪神・淡路大震災22年、震災を知る神戸の消防艇が引退へ

 

永岡です、サンテレビのニュースPORT、阪神・淡路大震災22年企画、この春、老朽化で、神戸市消防局の消防救命艇「たちばな」が勇退、現代の4代目は91年に就航して、阪神・淡路大震災では神戸市長田区の火災現場に出動して、各地から駆けつけた消防車に海水を送り続けたものであり、四半世紀、港町を守り続けたたちばなのことを、乗組員の証言も交えて振り返ります。

この件、神戸新聞に昨年夏に記事がありました。

https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201608/0009427751.shtml

神戸・ポートアイランドの水上消防署、署員は消火活動の機材の手入れに、神戸市消防局は2隻の消防艇を持ち、くすのきとたちばな、3つの放水砲を持ち、救護室も完備した消防救命艇、船長の鈴木さんはこの船でキャリアを培い、師匠のようなもので、最後まで一緒におられることを誇りに思い、機関長の村上さんは最近のエンジンの調子を気遣い、そして引退は寂しく、初代は1936年の木造、神戸港救難所→消防局、最速25ノットを誇り、多くの命を救い、そんなたばなの経験した、22年前の阪神・淡路大震災、消防士令の田村さん、消防の大先輩として立ち合い、その阪神・淡路大震災、95/1/17、田村さんたちは、長田区の大規模火災に消火活動を必死にしても、消火栓、消火設備が壊滅して、それで海水で消火、たちばなに命令が下り、長田港に出動が地震発生の当日の正午に命令が下り、たちばなは西に進路を取り、30分後、長田港に到着、中継ホースをつないで、長田の消防車65台が各地から集結しており、そこにたちばなから、ホース破損のトラブルを超えて、燃え盛る街に38時間水を供給して、田村さん、たちばなから水が来るとして、たちばなから来る水で火災に立ち向かわれて、地元商店街の男性も、消火活動に参加されて、たちばなの活躍で、延焼を免れた地域もあり、たちばなの役割はあまりに大きかったのです。

開港150年の神戸、たちばなを紹介するイベントもあり、市民も、たちばなに感謝して、四半世紀神戸を守ってきたたちばなの功績は、若い消防士と、新たな消防艇たかとりに引き継がれるのです。

震災の教訓で、大口径の消火栓や、耐震性のホースも普及して、たちばなは民間に売却されて、第2の船の人生に行くのです、以上、サンテレビのニュースの内容でした。

 

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