ネットワーク1・17(2017/2/26) 震災障碍者、進まぬ救済、国に要望へ、牧秀一さんのお話

 

永岡です、災害と防災を考えるネットワーク1・17第1055回、今週もMBSアナウンサーの千葉猛さんと、フリーアナウンサーの野村朋未さんの司会で放送されました。

2/22にニュージーランド地震から6年、東日本大震災の起きた2011年のことであり、リスナーより、先週の車椅子の避難、災害弱者の避難は自分の地域でも話題になり、急な坂など大変で、自治会でリアカーの購入を提案したという声がありました。

先週は災害弱者、今週は震災障碍者のことで、震災が原因で体、心にけがを負った人、阪神・淡路大震災で負傷した方は、重症だけで1万人以上になり(負傷者4万人)、しかし、心身に障害や後遺症を負った人の数は、ほとんど知られず、正確に人数も把握されておらず、番組でも取り上げられておらず、兵庫県と神戸市が2010年に行った調査で、震災障碍者は県内に少なくとも349人いて、災害障害見舞金の要件も厳しく、震災障碍者の支援をするNPO法人よろず相談所(http://npo-yorozu.com/?page_id=889 )の牧秀一さんは、東日本大震災や熊本大地震でも震災障碍者が取り残されているとして、国に救済を求めるもので、牧さんのお話がありました。

牧さん、阪神・淡路での後遺症の残った方は349人と言うのは圧倒的に少なく、これは15年目、兵庫県で32万人の診断書があり、理由欄のみを見てのもので、漏れている人は多く、どのような人がいるのか、大半は建物の下敷きのクラッシュ症候群、頭にぶつかりやられた例もあり、そのおひとり、70代の方、震災時に神戸市東灘区、クラッシュ症候群になり、今も右足にしびれで、歩くのは包帯を6回巻かないとならず、足が痛く、この方、震災障碍者となった状況を、震災でこうなったと言いにくい、助かってよかったと言われて、10年経ってまた震災の話か、行政がやってくれているだろうと言われてつらく、ちゃんとしてもらっているだろうというものであり、牧さん、障碍者となった原因、家も仕事も失い、心もしんどいと言われて、人生が震災で破壊されて、家が損壊だと公的な支援はあり、しかし重度障害、両手か両足を失わないと見舞金は出ず、世帯主に250万、それ以外は半額、阪神・淡路ではもらったのはたったの64人で、たくさんの方がいても、治療費は95年の間のみ免除で、後は自己負担。

国に対策を求めてのもので、95年の年内のみ治療費が出ても、後は自己負担で、お金を持っていない人には大変であり、家も財産も失い障碍者となった人たち、見舞金の審査も厳しく、障害等級の5級まで出してほしく、行政が障碍者とともにあるというメッセージの意味で出してほしく、忘れられた人たちには相談する相手がなく、行政に話を聞いてほしく、行政があなたを忘れていないと言うのは、大きなメッセージになる。

支援制度もあるが、震災障碍者の数もちゃんと把握されず、兵庫県と神戸市が、障害の理由と震災のこと、診断書でわかることがなく、兵庫の349人は圧倒的に少なく、牧さんは2000人いると思われて、その症状などへの対策が必要で、実態把握が必要、これを全国的な問題として、診断書に震災との関係を入れるべきであり、震災障碍者という言葉を、把握して支援することを国も考えてほしい。

阪神・淡路で障害を負っても、支援がない人もあり、70代の女性、車椅子生活で、震災障碍者と支援者の集いで、痛みがひどいと言われて、来たくなかったが、何らかの形で力になりたいというもので、歳をとると痛みが激しく、痛みの薬も効かずと言われて、牧さん、障害等級は1級、しかし349人に入っておらず、診断書の理由が圧迫で、それで震災が理由ではないということで無視されて、そういう扱いもしんどく、国への行政行動も行われて、震災障碍者への支援は必要で、一般の福祉政策で足りないもの、家も仕事も失った人たち、相談に乗ってもらえず、行政に行けば相談に乗ってもらえるというものが、今はない。

話をしたくても、行政は縦割り、しかし障碍者は複合的なものを抱えており、一人の人に言ったら全部やってもらうる仕組みがなく、これは震災障碍者に必要であり、また、中学3年で震災、記憶障害の方もあり、この方も外見は普通で、しかし脳の高機能障害、怒りっぽく、4時間くらいしか持たず、ケガもしていないので、さぼっていると見られてしまい、分かったのが6年目、病名は新しく、分かりにくく、母親は、震災でけがをした人の相談窓口が欲しかったと言われて、震災で負傷して、高次機能障害と、震災後6年して分かったものがあり、亡くなった人だけでなく、ケガした人も行政が気づいてほしいと言われて、兵庫県と神戸市が調査したのは2010年、震災15年で、震災障碍者の方は、全体的なことがわからずバラバラであり、子どもが亡くなり、自らも障碍者の方がいて、片足を失っても負い目があり、15年目でつどいの場に来て、笑っても、おいしいものを食べても子供は喜んでくれると分かり、重い荷物を背負い、それまで孤独死などの死に敏感であったが、このような人たちのことを知ったのは11年目で、コミュニケーションの中で救われるものであるのです。

震災から22年、なぜ国に要望するか、今やらないと、東日本大震災、熊本大地震があり、阪神・淡路の被災者は、自分のことを繰り返してほしくなく、また災害が起こるので、これからの救済が必要で、東日本大震災は震災障碍者は100名程度しか把握されず、東日本大震災では津波で両腕を無くしたなどあり、東日本大震災だと精神的にしんどく、支援者もそうであり、阪神・淡路の被災者のためだけでなく、たくさんの人たちが障害を負っており、障害を負った人たちをことを知るべきであり、国への要望の提出は、6家族9人、厚労省の副大臣に28日に会いに行き、牧さんこれを最後にしてほしいとして行くのです、以上、牧さんのお話でした。

今週の内容、震災で障害の方は把握されず、いなかったのようにされるのは問題で、実態の把握が必要と千葉さんも言われて、これからもこういうところに目を向けたいと締めくくられました。以上、今週のネットワーク1・17でした。

 

 

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