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- 2017年3月14日

稲田朋美防衛相が森友疑惑に関連して、国会で“大ウソ答弁”をした疑いが強まり、辞任の崖っぷちに追い込まれている。
13日の参院予算委員会で、民進党の小川敏夫氏が、森友学園が2004年に大阪地裁に提訴した民事訴訟の「原告訴訟代理人」に稲田大臣の名前が記載されていると指摘。稲田大臣はこれに「籠池氏の顧問弁護士だったことはない。裁判を行ったこともない」「法律相談をしたというのも虚偽だ」と答弁したが、大阪地裁が作成した第1回口頭弁論の調書には、「出頭した当事者等」として稲田大臣の名前がバッチリ記載されていたことが分かったのだ。
答弁のウソがバレて、14日朝の永田町は上を下への大騒ぎだ。
安倍首相が閣議後、わざわざ稲田大臣を呼び、説明を求めた。稲田大臣は「現在調査中だ」と答えたという。その後の会見で、稲田大臣は「夫の代わりに裁判に出たと推測される」と前日の国会答弁が間違いだったと認めたものの、「私の記憶に基づいた答弁で、虚偽との認識はない」「この問題で責任を取るというものではない」「出廷が確認できれば訂正する」などと開き直った。
この発言に野党側が反発し、14日の参院予算委はいきなり空転。稲田大臣は同委員会理事室に飛び込み、与党側理事への説明に追われた。自民党は同委理事会で「稲田大臣は前日の答弁を撤回する」と説明し、参院予算委は午前中にようやく再開した。
菅官房長官は「稲田氏の個人的な活動に関することであり、政府としてコメントは差し控えたい」と火消しに大わらわだが、野党側は午後の与野党国対委員長会談でも追及する方針。
野党はすでに南スーダンPKOの日報問題で稲田大臣の辞任を要求しており、防衛相辞任は時間の問題とみられている。