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宮古島女性市議への「いじめ」をやめさせ、市議を続けるよう応援します by limitlesslife
March 23, 2017, 1:16 pm
Filed under: 沖縄

    Peace Philosophy Centre


宮古島女性市議への「いじめ」をやめさせ、市議を続けるよう応援します。Bullying against a Miyakojima City Assembly member must be stopped

Posted: 21 Mar 2017 02:08 PM PDT

今、離島の宮古島で起こっていることを知らせたく思います。

宮古島の石嶺香織市議は宮古島への陸自ミサイル部隊配備に反対する市民の民意を代表して、今年1月の補欠選で市議に当選しました。宮古島市では26人の市議会のうち、現在唯一の女性市議です。3月9日、カリフォルニアの海兵隊基地での陸上自衛隊が米国とのが「離島奪還」を想定した合同訓練で実弾射撃訓練をしているのを見て、フェースブックで、陸自が宮古に来たら「婦女暴行が絶対起こる」と書き込みました。それにたいし「炎上」が起こり、石嶺氏が謝罪と撤回を行った後も議会事務局に「辞めさせろ」といったメールや電話が多数来て業務に支障をきたしているとのこと。そして、20人の市議が3月21日辞職勧告決議を出し可決されるという異常事態になっています。(追記:下方、3月21日の石嶺市議による勧告拒否のスピーチを見てください)

私が3月16日「琉球新報」の「論壇」に出した記事を御覧ください。

ここで述べている通り、石嶺氏がいだいた恐怖は、陸自実戦部隊が来るかもしれない離島の一人の母親としての恐怖感が強く出たものでありますが、その恐怖自体は、自衛官による性暴力の頻発に照らし合わせれば根拠のないものではありません。強い表現で気を害した人たちのことを考え謝罪・撤回したのにさらなる攻撃が続き、辞職の重圧までかかるとはあまりにもアンフェアです。これは、自衛隊配備に反対する女性新人市議に対する「いじめ」だと思います。

これは「ニュース女子」問題など、一連の「沖縄ヘイト」の流れの中で捉えられる事件でもあります。石嶺議員のもとには、また宮古島市には、彼女に対する口にはできないような脅迫、誹謗中傷が多数届いています。福岡県行橋市の右翼市議が石嶺氏への制裁的な行動を、全国の右翼議員やネトウヨに対して扇動しています。ほかにも「炎上」を煽っている者たちがいます。

じゅうぶんに報道されていないことだと思いますので、ここでみなさんに支援をお願いする次第です。石嶺氏の支援者は、こう訴えています。

宮古島議員辞職勧告は議会事務局へ多くの「石嶺議員を辞めさせろ」という抗議の電話や約130通のメールが届き、業務が停滞したことから始まっています。電話は業務に支障をきたしますが、メールはプリントアウトされファイルされます。侮辱や汚い言葉では無く、「このようなことで市議が辞めさせられてはならない」と、丁寧な言葉で抗議のメールを全国から送って下さい。
https://www.city.miyakojima.lg.jp/inquiry/request.html

どうかみなさんからも上記のメールフォームを使って、宮古島市に対して、石嶺さんがこのような圧力で辞めさせられてはいけないというメールを早急に送ってください。

参考までに私が送ったメールはこれです:

宮古島市議の石嶺香織氏がFBで問題発言をしたということで誹謗中傷のメールや電話が議会事務局に殺到しているときいています。この人権侵害行為に対し、石嶺氏を守るのではなく市議会議員20人が辞職勧告決議案を出すというのは人権擁護とは反対方向の「いじめ」に近い行為です。「琉球新報」3月16日8面の「論壇」に私の投稿が載りました。ご覧ください。実際に自衛隊による性暴行が全国で頻発する中、石嶺氏の恐怖感は理解できるものであり、その表現の仕方が強すぎたことについて謝罪・撤回しているのだからこれ以上批判するのは行き過ぎであるという要旨で書きました。これについてはその通りだというコメントが多数来ており反論はひとつも来ていません。琉球新報編集部も、報道で伝えきれなかった側面をしっかり書いていると評価しています。市議会も、市議会事務局も、石嶺氏へのいじめ、言葉による暴力行為に対して人権の観点から毅然と対応してください。一議員がネット右翼による誹謗中傷で身の危険や議員としての立場に危機が及ぶようなことになったら、これは宮古島だけの問題ではなく、ネット右翼が騒げば民主主義は壊すことができてしまうという重大な禍根を残す一例となります。市議会と議会事務局が、石嶺氏を誹謗中傷脅迫から守り毅然とした対応をされることを期待します。

追記:3月21日、20人の宮古島市議による辞職勧告は賛成多数により決議されましたが石嶺市議は以下のように堂々たる「拒否宣言」をしました。

私の3月9日と10日のFacebookの投稿文に関して、私はすでに3月12日に謝罪文を出しています。これは私の個人的なFacebook上での発言ですので、Facebookで謝罪し、マスコミにも謝罪文を出しました。以下の文章です。

「3月9日の私のFacebookへの投稿の文章は、事実に基づかない表現でした。お詫びして撤回いたします。申し訳ありませんでした。
今南西諸島には離島奪回作戦を想定した陸上自衛隊の配備が計画されています。
陸上自衛隊の水陸機動団は海兵隊から訓練を受けています。
また、沖縄本島では米軍による事件事故が多発しています。
米軍による事件事故が多発していることへの強い不安と、陸上自衛隊が海兵隊の訓練を受けていることを結びつけ、不適切な表現をしてしまいました。
私の不適切な発言により、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
2017年3月12日
宮古島市議会議員 石嶺かおり」

また、私の発言により議会事務局や当局の業務に支障をきたし、ご迷惑をおかけしたことを加えてお詫びいたします。
今回の件について、議会が辞職勧告決議案を出すということは、不当であると考えます。私は、議会の場でこの発言をしたわけではありません。議会の外で発言し、すでに謝罪・撤回いたしました。また私は、非行・違法行為もしておりません。全ての議員が議会の外で発言したことに対して、謝罪・撤回しても、その発言の是非が辞職勧告の対象になるのでしょうか。宮古島市議会は、これまでそうでしたか。そしてこれからもそのようにするのですか。一人の議員の思想・信条に対し、他の議員が数の力で辞職勧告をするということは、とうてい議会制民主主義とは言えません。

私は7637人の市民が選んでくださった議員であると自覚しています。決して議会が選んだ議員ではありません。

私は、「平和な未来といのちの水を子どもたちに手渡したい ミサイル新基地建設反対」という政策を掲げて、今回、市民の負託を受けました。

平和な未来をつくるため、ミサイル新基地建設を止めるために、これから精一杯頑張りたいと思います。

よって、私石嶺かおりは、辞職勧告を拒否いたします。

「議員が議員を辞職させることはできない」という、議会制民主主義の当たり前の原理を提示した立派な声明であったと思います。

宮古島陸自配備に反対する女性市議発言への行き過ぎた批判はおかしい:「琉球新報」論壇 Excessive criticism against a Miyakojima City Assembly member who opposes GSDF deployment

Posted: 21 Mar 2017 10:28 AM PDT

『琉球新報』3月16日8面オピニオン欄「論壇」に掲載された記事を紹介します。読んでください。

琉球新報社提供
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