Global Ethics


脚本・安部公房「壁あつき部屋」 by limitlesslife
March 29, 2017, 1:24 pm
Filed under: アベノクー, アベノミス

・・・
同じ戦犯釈放運動でも二種類の運動があり、対立があったことも描かれている。一方は
A級戦犯釈放運動のように、「お国のためにやったこと」が戦争犯罪に問われること自
体がおかしいという、日本の戦争を正当化する右翼側からの解放運動。もう一方は(こ
の映画で描かれている限り)、B,C級戦犯側の、日本の戦争行為の不当性を認める一方、
不当にもその責任・罪をすべて背負わされてしまったとして抗議する立場からの釈放運
動である。この運動を典型的に担うのが、横田である。

そして、A級戦犯側からは、皆被害者ではあるものの、自分たちは政治犯であり(つまり
本来の犯罪者ではない)、BC級は刑事犯(本来の犯罪者)であるとの認識が臆面もなくひ
けらかされ、この両者に衝突があったことも描かれる。

本作を見て改めて認識させられるのは、安倍首相に見られるような戦後の「再評価」の
動きというのは、このB,C級戦犯、あるいは最前線で生死をさまよわされた人々の立場
の忘却の上に立つものであるということである。いわばA級戦犯的認識のみで戦争や戦
後の評価を覆い尽くそうということが試図されているという点が最大の問題であろう。

http://yohnishi.at.webry.info/201309/article_11.html

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

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