永岡です、野坂昭如さんの火垂るの墓にも出てきた、神戸の御影公会堂(神戸の東灘区の西の端にある、阪神電鉄石屋川駅の北徒歩数分)、その名物食堂の再開のことが取り上げられました。
店主は3代目の鈴木真紀子さん、御影公会堂は1933年に建設されて、太平洋戦争時の神戸大空襲をも生き延びて、阪神・淡路大震災の際には避難所として活躍して(阪神・淡路大震災の直前に取り壊しの計画もあったものの、震災に耐えて、そして神戸のシンボルとして残ったものです)、しかし施設は老朽化して、食堂は洋食が有名であり、鈴木さんは3代目、昨年から公会堂の改装工事であり、鈴木さんの父親が再開を楽しみにして、しかしある日突然おなかが痛いと言い出して意識がなくなり、そのまま亡くなり、それで、鈴木さんはもう食堂を閉めようかと思われた時に、戦前から続く食堂のメニューが出てきて、たくさんのファンに支えられていたことを知り、再開を決意されました。
そして、10日に御影公会堂の改装とともに食堂もオープン、多くのファンの方が、看板メニューのオムライスを目当てに来られて、鈴木さんも、地元に愛された味を守られると言われます。
この件は、朝日新聞の記事もありました。
http://www.asahi.com/articles/ASK453VG7K45PIHB009.html
ジャーナリストの大谷昭宏さんは、神戸はいい町だと言われて、この公会堂の食堂、しばらくはランチのみの営業ですが、関西の食文化、大阪だけでなく、神戸にも様々な文化があり、このような食文化は関西の誇るもので、神戸の人間として、御影公会堂は文化として誇りです。以上、キャストの内容でした。