転送です。
岩波「世界」5月号の共謀罪特集のうち、海渡双葉さん監修の「共謀罪のある日常」が無料公開になった、という情報の転送です。(下に貼り付け)
それはそれとして:
この「共謀罪特集」は、大垣警察市民監視事件のことを山田秀樹弁護団長が書いていますし、内田博文先生、葛野尋之先生の論文も大変読み応えがありますから、是非買って読んで下さい。
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◆特集1:「共謀罪」のある日常とは
〈歴史の教訓〉
共謀罪と治安維持法――政府は何を蘇らせようとしているか
内田博文(神戸学院大学)
〈シミュレート〉
共謀罪のある日常
編集部
〈「テロ等準備罪」の本質〉
処罰の膨張と捜査権限の拡散・浸透――共謀罪の危険性
葛野尋之(一橋大学)
〈共謀罪の「先取り〉〉
大垣警察市民監視事件にみる共謀罪の現実
山田秀樹(弁護士)
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皆さま
お世話になっております、秘密保護法対策弁護団の海渡双葉です。
共謀罪法案の廃案運動で使えるように、岩波の月刊「世界」5月号の記事「共謀罪のある日常」を監修しました。
関心が薄い人にも分かりやすいようにするため、ライターさんやイラストレーターさんとも協力し、共謀罪のある社会での3つの事例を紹介しました。
解説や参考文献なども入れておきました。
この記事は、「世界」では珍しく、無料公開記事にしてもらうことができました。
下記の岩波のHPで「共謀罪のある日常(『世界』2017年5月号,PDFファイル)」という部分をクリックすればダウンロードできます。
https://www.iwanami.co.jp/news/n18716.html
ぜひ、法案の反対運動で活用いただければと思います。
海渡双葉